![]() | 怪 ~ayakashi~ 化猫 (初回限定生産) 橋本敬史、櫻井孝宏 他 (2006/07/07) 角川エンタテインメント |
ヤラれました……クソ泣いた。
昔、女郎屋だった宿に泊まった妊婦があてがわれた部屋は、いわゆる堕胎部屋だったという話しですが。
座敷童子は、その時死んだ、たくさんの胎児・新生児たちでした。
前編見て、そうだろうとは思っていましたが、それをどう描写するかってところ、すごく楽しみにしていまして。
いやー…こうくるとは思ってもみませんでした。
いい意味で、思いっきりヤラれましたです。
わかりやすい描写や説明台詞はいっさいなし。
なので、見ている人がそれをどう捉え、どう解釈するかは、個人によって違いが出てくると思いました。
象徴的なシーンの連続なので、置いてきぼりになる人もいるかもしれませんが、だからこそ残る強烈なインパクトがあります。
いやぁ…あの不気味かわいい童子の姿が、かなりツボでした。
それが、うれしそうに目を細めて母体にすがる仕草とか、震えてしがみつく姿とか。
手をつないだ母親を、幸せそうに見上げる様子とか。
一応女の身としては、強烈に揺さぶられました。
本気でヤバかったです。
話しとして、中絶堕胎を非難批判したものではなく、女郎屋という場所で、やむをえない状態で結果として出来てしまった子供の悲惨な運命というものが描かれています。
「この人がいい。すごく優しそう」…といって、赤い腹帯でつながれる童子と男女の描写に、ちょっとソソケたちました。
すごいよ、こりゃ。
最後に、彼らが薬売りによって成敗される(祓われる?)シーンが具体的に描かれなかったのは、この話しにおいてはよかったと思います。
最後の瞬間、童子たちがふっと笑うシーンも、本気でヤバかったでした。
はっきりいって、長く語り継がれる、ずっと心に残る作品のひとつになると思うので、未見の人はだまされたと思って見てほしいです。
ただし、夜中、リアルで見るとかなり怖いかもしれないので(ホラーではないですが)、普通の時間に見るのがいいと思います。
録画してありますが、DVDは必ず買います。
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