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アニメとGAMEとマンガな日々

恐ろしいより悲しい ~ザ・ホーンティング・オブ・ヒルハウス  



ありがとう、ネットフリックスシリーズ、全10話のホラードラマです。

家に住みながら修繕改築し、その家を売るという仕事をしている夫婦と5人の子供が、古い洋館に越してきます。
おかしな事が 不可思議な事が起きる中、ある夜、突然父親に深夜起こされた子供たちは、着の身着のままで屋敷を離れます。
母親を連れ戻しにいった父親が早朝戻ると、彼は血まみれでした。

現在と過去が、いったりきたりします。
それぞれがピース(欠片)になっていて、それが少しづつつながっていく。
何がどことどうつながっているのかは、最後まで見ないとわかりません。
幽霊だと思っていたものがそうではなく、実際にいると思っていた人が実は幽霊だったり。
少しづつ、幽霊屋敷に呑み込まれていく家族の様子が、悲しく美しい狂気の中で描かれていきます。

このドラマ、すごい恐ろしいのは、物語とまったく関係ないところに幽霊がいること。
もうね、ウォーリーを探せ!だから。
本当に、え?マジ?ここに?みたいなところにいます。
さらっと出てくるので、本当に普通に見ていたら気がつきません。
私は途中で、「あ???」ってなり、一瞬目の錯覚かと思ったのですが、ネットで調べたらネタバレサイトがきちんと作られていて、私がみたものもそこにあり、なんと!!!になりました。
これ、怖がりの人がみたら、物理的に夜、眠れなくなると思います。
もしかしている???みたいな感覚になる。

物理的に怖がらせるシーンは少ないのですが、家族がだんだんおかしくなっていく様子は怖いです。
最終的には、いちばん大物だった幽霊数人の正体がちゃんとわかりますが、ひとり、真実を知って驚愕の人がいます。
それを知って、泣いちゃった人もいたみたい。

相手は一種の悪霊の集合体を抱えた悪意的な家なので、心の弱さや恐怖につけこんできます。
そういうのを信じていない長男長女も、結果的には影響は受けていて闇を抱えている。
明らかな異常や違和感を、定番的に両親は否定、怖かったから見ちゃったんだよね、そう思えたんだよねって処理をします。
結果的に、重要なサインをそうやってスルーしたことで、悲劇につながるわけですが。
家族全員、あんなに幽霊みて、音聞いたり、襲われたりしてるのに、見なかったことにしていて、でもそれをはねのけてるわけでもない。
いろいろ知ってしまったお父さんは、家族を守るとかいって真実を隠したことで、結果的には子供たちをダークサイドにおっことしてるし。
隅から隅まで、そりゃいかんだろう。
残念ながら、犠牲になってしまう人もいて、中には、直接関係なかったのに、なまじその家族とかかわりもったために死んじゃったなんて不運な人もいます。

最近、神道関係でガチにそちらの仕事をされている方の話を聞く機会がありました。
実のところ、世の中にあふれかえってる恐ろしい幽霊とかに遭遇するようなことは、普通はない様子です。
なんか幽霊とか、普通に渋谷とか歩いていて、見えてしまったとしても、よくわかんないらしい。
その人ははっきりとわかるので、「あれ?私のこと、みえてんの?」と、声かけてきた女子高生の幽霊とかいたそうです。
この話、かなりリアルでした。

私自身、幽霊は何度か見てしまい、恐怖のどん底に落ちたこともありますが、大人になって冷静に考えてみて、「いやいや、普通は見えないものなんだから、見える必要ないよね。見える意味も意義もないよね」って考えになって以後、みなくなりました。
知り合いで、子供が幽霊見る、うちの子供には特殊な力がある と自慢していた人がいますが(実際本当に自慢していた)、周囲が子供のことを心配し、「そういうのを親がしっかり否定していかないと、現実世界とそっちの世界の区別がつかなくなって、狂気の橋を渡ることになるよ」と進言したところ、お母さんがそのやばさに気がついて、そういうことを言わなくなったということもありました。

見てしまった、見てしまうってのは、つまるところ、自分がやばい状態であるってことだと思います。
つまり、あちら側から伸ばされた手を、知らずにとってしまって、やばい橋を渡りかけている。
このドラマ、真っ先に知らずに、その橋をわたって向こう側に引き込まれてしまった人が家族を助けますが、まぁ、普通はそんな助けはない。
悪いものは、よい言葉を連ねて近寄ってきて誘惑するというのは、とっても西洋的な幽霊の描き方だと思いました。
日本だったら、容赦なく説明なしで、恐怖のどん底にたたきおとすから(笑)

結末には賛否両論あるそうですが、私はこれでいいんじゃないかなって思いました。
生きている人は、死んだ人を思い出にして、それから先を笑顔で生きていけばいいと思います。

私は怖いと思うことなく、夜も平気で見ていましたが、あっちこっちに感想見ていると、かなり怖かったって人も多いので、覚悟してみたほうがいいかもしれません。
良作、素晴らしいドラマなので、そこんとこはお勧めです。
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Posted on 2018/10/30 Tue. 11:39 [edit]

category: 映画

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