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アニメとGAMEとマンガな日々

アカデミー賞おめでとう!~シェイプオブウォーター  

アカデミー賞受賞、おめでとう!デル・トロ監督!!

ってことで、受賞日前日に「シェイプ・オブ・ウォーター」見てきました。
捨て子だった口のきけない女性と、アマゾンの奥地で捕らえられた半魚人の恋愛物語です。

デル・トロがどういう作品を作っているか、わかっている人にはいまさらですけど、はっきりいって、いわゆる一般人にはまったく訴求しないお話であることには間違いありません。
イケメンとのキュンキュン(この単語、死ぬほど嫌い)な恋愛が大好きとか、あるいはゲイの恋愛気持ち悪いとか言ったり、自分と違う誰かを嘲笑したり貶めたりする人はとくに、まったくもって、絶対に「シェイブ・オブ・ウォーター」は好きじゃないと思うので、見なくていいです。
見て、文句やクソたれるだけになると思うので、ほんとに見ないでください。

まずこの映画、デル・トロの映画らしく、夜の映画です。
昼のシーンはほとんどないし、あっても、悪役な人達の方にしかでてきません。
主人公たちは、深夜、秘密の研究施設で働く人々です。
そして、メインキャラクターはすべて、どこにも所属できない、どのコミュニティにもはいれない人達です。
主人公は、口がきけません。
そして、孤独な人です。
彼女が親しくするのはたったふたり。
同じ掃除婦の黒人の女性と、主人公の隣の部屋に住む、老いたゲイのイラストレーター。
黒人女性は、働かない夫と暮らし、仕事中もずっと夫の愚痴をもらしていますが、心優しい暖かい人でもあります。
老いたゲイのイラストレーターは、勤めていた会社をクビになり、売れない絵を描く日々。

そんな彼らが寄り添うようにすごす日々の中に、突然現れるのが半魚人の男。
故郷から遠く離され、暴力に晒され、鎖に繋がれています。

主人公はもともと、言葉によるコミュニケーションを必要としていません。
彼らに、いわゆる一般社会とはまったく関わることもないまま、生きています。
そうやって生きてきた彼女にとって、言語や形や種の違いは、何の障壁にもなりません。

彼女と”彼”の交流と恋は、普通の人間が当然とするものを、いっさい必要としていません。
そして、彼女と関わるふたりの人達も、それを理解し尊重します。
彼らの中で、そんなのは違う、そんなのは普通じゃない、それはありえない、という概念は存在しない。

ずっとデル・トロ監督の映画を見てきた身としては、びっくりするくらい、この映画はハッピーエンドでした。
監督、昔あった半魚人の映画で、人間に恋した半魚人が最後に殺されてしまうのを子供の頃見て、それを成就させてあげたいって作ったのが、この「シェイプ・オブ・ウォーター」だったって言ってて、うわーってなりました。
それってもう、壮大なスケールの同人じゃないか!!!
さすが!!我らのデル・トロ!!!
半魚人が、これ以上ないってくらい半魚人なのも、とってもよかったでしたが、その分、さすがデル・トロで、モンスターには手抜かりない描写もあるので、ふつーの人にはきついかもしれません。

ファンとしては、監督の受賞のスピーチにも泣きました。
みなさん。
モンスター映画が、アカデミー作品賞と監督賞、受賞したんですよ。

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Posted on 2018/03/11 Sun. 08:48 [edit]

category: 映画

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