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アニメとGAMEとマンガな日々

ゾンビ映画だけど ~新感染ファイナルエクスプレス  



ホラー映画ファンの間で、昨年ものすごく話題になっていたゾンビ映画です。
映画館で見れなかったので配信待っていたら、PS4で開始、さっそく見ました。

離婚目前のファンドマネージャー、幼い娘を釜山にいる妻のところへ連れていくために、高速列車に乗ります。
しかしその時すでに、原因不明で大量のゾンビが発生、発車直前に列車に逃げ込んだ女性は、すでに感染していました。

密室でゾンビ大量発生って、聞いただけで「ぎゃー!!!」な設定。
主人公は、至って自分だけよければいいって人間で、平気で他の人を犠牲にしようとするし、見捨てようとします。
それを、幼い娘が泣きながら指摘する。
妊娠中の女性を見捨てた主人公、娘の危機を救ったのは、その女性の夫でした。
そして、その女性は、自分の身を顧みずに娘の手を引いて逃げていく。
主人公は少しづつ、自分を変えていく。

妊娠中の女性の夫が、とにかくすごい人でして。
なんかちょっと柄悪い感じですが、正義感あふれる漢気のある人で、しかも力自慢。
奥さんの尻の下に敷かれつつ、とても良いご夫婦なのがわかる。
吹替は、夫が小山力也、妻を坂本真綾がやってます。

列車は、職務に忠実な運転士によって、釜山に向かうことになります。
爆走する列車の中で繰り広げられる人間ドラマ。
とにかくすごい。
時間にすれば数時間、これだけのドラマ、よく描けたよな・・・くらいすごい。
そしてその中で、乗客は次々と、ゾンビになっていってしまいます。

先日、ハリウッドで映画の仕事をしている友人と話したのですが。
自己犠牲を理解するのは、日本人だったという彼女。
誰かのために命を投げ出す、犠牲となるってのは、欧米の映画ではあまり描かれることはないと言ってました。
「ポセイドンアドベンチャー」はラスト、牧師が自分の身をなげうって生存者を救いますし、「ロスアンジェルス決戦」では、メキシコ系のお父さんが子供たちを守って戦い、死んでいきましたが、確かに、見知らぬ誰かのために自分の命をささげるというのは、あまり見かけないなと思っていたところ。
バットマンも最後は自分の身を犠牲にしたけど、あれは正義のヒーローだったしな。

この映画、その自己犠牲が描かれた映画でした。
自分の身の危険を顧みず、誰かのために自分の命を捨てる・・・そういうシーンが山ほどあります。
見ていて、そうか、韓国人にとっても、こういうのは普通にあることなんだ・・・と思って、こういう意識はアジア人にはあるものなんじゃないかと思ったりしました。
ちなみに友人いはく、最近はハリウッドでもそういう人やシーンを映画や物語、ドラマにいれてくることが増えたんだそうです。

個人的に、タメな過剰演出とか苦手なんですが、この映画、ところどころにそういうタメがあって、見ながら「だーかーらー!さっさと逃げろっちゅーに!」と叫んでしまうということが何度か。
ひとり、自分が生き延びるために、人を踏み台にするクソがおりまして、そのクソっぷりがあまりに見事で、最後の最後までクソを貫いていて、むしろ爽やかなほどです。
あいつのために死んだ人、どんだけいるんだよ。

「ワールドウォーZ」あたりから(その前に28日後という映画もあったが)、全力疾走ゾンビが定番化していて、今や、ロメロのゾンビはむしろ安全・・・くらいな感じですが。
この映画のゾンビも全力疾走ゾンビで、見事な襲撃ぶりを見せてくれます。
ふつーにこえーわ。
ラスト近くなんて、もう「逃げて―!!!走ってー!!!」って、それしか言えなくなります。

誰が生き残るかは、ぜひとも見てほしいです。
高評価納得の、素晴らしいゾンビ映画です。
個人的には、あの漢気のあるおっさんを出したところが、この映画を光らされたなと思ってます。
いやもうそれくらい、すごいから、あの人。
ちなみに、怖いというより、泣く映画です。
ガチ泣きになりそうなシーンが山ほどありますが、なんとそのシーンは演出ベタじゃない。

個人的には、ゾンビ映画見すぎてスキルがあがりすぎ、「いや、そこは扉しめておけ」とか「そこでやっぱりそうしちゃう?」とか、「そっち行っちゃいかんがな」とかツッコミしすぎて、感動しそこないました。
くっそ。



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Posted on 2018/01/31 Wed. 10:12 [edit]

category: 映画

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