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アニメとGAMEとマンガな日々
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40年ぶりの新作 ~ポーの一族



40年ぶりの新作だそうです。
昨年から今年にかけて連載されいていたものが、1冊にまとまって単行本として出ました。

実は、私が生まれて初めて自分で買ったマンガの単行本が、「ポーの一族」です。
9歳の時に買ったのですが、当時中学生だった親戚のおねーさんが「これを買え」としきりに薦めてきた結果。
女の子マンガの雑誌は読んでいましたが、なぜかどらえもんとか、そういう子供向けの漫画はほとんど読んだことがなく、いきなり買った単行本が「ポーの一族」って、自分で考えても「ないわー」と思います。

9歳の女の子には、衝撃的な作品でありました。
これに双璧を成すのは、14歳の時に読んだ永井豪の「デビルマン」かと。

知らない人はいないとは思いますが「ポーの一族」、14歳でパンバネラと呼ばれる吸血鬼の一族のひとりとなったエドガーは、庇護者だったポーツネル男爵夫妻、最愛の妹メリーベルが消滅してしまった後、仲間にしたアランとともに、時を越えて生きていく・・・という物語。
バンパネラ=吸血鬼なのですが、血なまぐさい物語ではなく、エドガーとアラン、彼らに関わった人達の淡々とした物語で、いわゆるゴシックロマンな香り満載のマンガです。

自分が15歳になった時、「ああ、エドガーの歳を越えてしまった・・・」と思った私。
それは、「リデル、森の中」で、エドガーとアランに育てられた少女の気持ちと思いっきりシンクロしていましたし、ロンドンにいった時、「ここがエドガーの生きる街なんだ」と思ったこともありました。

単行本5冊で完結していた物語、最後は、思わぬ事故でアランが消えてしまい、また、エドガーがひとりになるところで終わっていました。
今読んでも遜色ない、とても40年も前に描かれたものとは思えない素晴らしいマンガです。

その新作、どんな物語かと思ったら、第二次大戦の頃のイギリスでのお話でした。
そして、驚くことに、新作は、過去、ほとんど描かれることのなかったポーの一族が暮らすというポーの村の人々、そして過去いっさい描かれていない、別のバンパネラの一族が登場しています。
そしてなんと、この物語初、悪役も登場。
それまで描かれていた、エドガーとアランふたりの旅の日々が、いっきに壮大なスケールのヒストリカルゴシックロマンになっていました。

なんとなく、新しい「ポーの一族」の物語が始まるんじゃないかと思ったら、来年また、連載が始まるそうです。
いやぁ、長生きしていると、いいことってあるんですね(しみじみ)。

しかし40年ってすごい。
「ポーの一族」描いたとき、萩尾先生って20歳そこそこだったってことで、その才能たるや、すごすぎて言葉もありません。

「春の夢」、読んだ後、しばらく ぼーっとしてしまいました。
もう一度、「ポーの一族」を最初から全部読み直さなければと思いました。


拍手コメントのお返事:

07/05 (水) , 1:43の方

「オクジャ」、メルヘン要素かけらもありませんでした(笑)
同じ監督の映画がどれもかなりシビアなので、まぁそうだよねーって感じでした(笑)
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