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光のお父さん、書籍化



お父さんは、齢60を超える 光の戦士だ・・・

この文言から始まる、マイディーさんとお父さんのエオルゼアでの旅が、ついに1冊の本になりました。
おめでとう!!
おめでとう!!
ぱちぱちぱち!!!
書籍化には、なんかいろいろ大変なことがあったみたいですが、とにかく本になってよかったです。

本は、ブログ愛読者からすると、かなりの改変を感じる内容になっています。
ブログに書かれている細かい部分や、ジョビのメンバーのこと、それぞれのミッションは、本ではがっさり削除されています。
さらには、マイディーさんの独特な笑いのセンスみたいな部分も、かなり薄まってる。
これはもう媒体の違いと、対象となる読者の違いで変えざるを得ない部分と思います。
ブログは今もちゃんと現存しているので、本読んで面白い!ってなった人は、さらなる詳細をそっちで読めばいいかと。

この話が書籍化されたこと、ドラマ化されることについては、個人的に、歴史変えるくらいの意義を感じています。
なぜなら、オンラインゲームをやる人以外は知らなかった、新しいコミュニケーションと人間関係を、大々的に一般市民(一般人じゃない)に知らしめることになるからです。

マイディーさんとお父さんは、リアルでは親子で、そこにある人間関係の基礎は”親子”です。
血縁ってのは特別で固定された人間関係だから、生きている限り変えようがないのが今までのあり方でした。

しかし、オンラインゲームの中でのふたりは、同じゲームをするプレイヤーという基礎の上にある、共に戦う同志であり友です。
ブログでも書籍でも、マイディーさんは何度も何度も書いていますが、オンラインの世界での友人たちがリアルでどういう人間か、何をして、どういう生活をしているのかなんてわかりませんし、もちろん、本当の顔も知らない。
その世界に馴染みのない人には、それは異様にも感じるだろうし、おかしいんじゃねーの?とまで言う人もいます。

しかしこれ、実はリアルでもたとえられることです。
自分がいきなり、異国に行ったとします。
空港に降りたあなたは、何もわからない、誰も知らない。
そして、今、そこにいるあなたは、そこの人にとって、”アジア系の旅行者”という存在になります。
あなたに関わる人も、その国にいる人であることは確かでも、どこの誰かも、何をしている人かも基本わからない。
例えば、美術館に行こうとして、いろいろな人に道と尋ねる。
とある人が、「自分もそこに行くので、いっしょに行きましょう」と言ってくれる、そして会話が始まる。

オンラインゲームの世界は、これに近いと思います。

私は外資系企業で働いて長いのですが、社員同士のプライベートなことはお互いにほとんど知りません。
どこに住んでいるのか、どこ出身か、既婚か未婚か、どこの大学を出たのか、何が趣味か、たいていはお互い知りません。
会社という場所にいる以上、基本設定は、”営業の鈴木さん” ”アナリストのブラッドさん” ”秘書の川原さん”とかで十分です。
何かのきっかけで、個人的な話が出ることがありますが、それで”同じ会社で働く人”という基本設定が変わることはありません。

これ、オンラインの世界と同じです。

例えば、スナイパーのTさん、芋プレイが上手いKさん、キルレ高いOさんとか。
FFの世界だったら、ヒーラーのTさん、モンクのKさん、タンクのOさんってなる。
私がやっているオンラインのゲームは、基本、リアル会話になるので、本人の声やしゃべり方などもわかるし、時々プライベートな話とかも出ますが、マイディーさんのやってるFFはチャットメインのようなので、そういうプライベートな部分は出にくいかと。

オンラインでの友達って何?気持ち悪い、どこの誰かもわからないじゃないの。。。という人は、今もたくさんいます。
いますが、リアルの友達とオンラインの友達の違いは、顔を知ってるか知らないか程度の違いで、それに何か問題がありますか?と、私は言いたい。
オンラインでは本当のことを言わないで、うその自分でやってるかもしれないじゃない!という意見に対しても、リアルでもそういう人はたくさんいるよね?としか言いようがない。
逆に、オンラインで、リアルな自分と違うキャラを作っている人もいますが、その世界でのその人が”そのキャラ”ならば、それはその人にとってのリアルのひとつであると思います。
じょびのきりんちゃんとか、もしかしたら、三十のおっさんかもしれない>きりんさん、ごめん
でも、その何が問題があるのか?
全然ない。
FFの世界の中でのきりんちゃんは、あのきりんちゃんなのですから。

いろいろな国の人と仕事してきて、わかったことがあります。
ここで嫌な人は、世界のどこでも嫌な人だし、あっちで良い人といわれる人は、世界中どこでも良い人です。
人間の本質は絶対値で変わらない。
オンラインでも同じです。
経歴や出自、職業がわからない分、本質で見るしかないわけで、その部分は露出しやすくなると思います。

「光のお父さん」は、そういうものを、ゲームやバーチャルワールドに縁のない人にも、楽しくわかりやすく見せてくる名著と思いました。
お父さんと息子が、ゲームの世界では、頼りになる先輩でありリーダーの人と、みんなに助けてもらいながら成長していく初心者になるんですよ。
しかも、逆転の立場で。
そして、他のフレンドたちとともに、協力して戦い、ミッションをクリアしていく。

すごい。
21世紀の新しい人間関係の形! 

この話には、もうひとつ、大きな意味があります。
お父さんが、60歳を超えているということ。

年齢で無理、出来ないなんてことはない。
年齢に関係なく、挑戦することができる。
年齢にこだわりをもたずに、いろいろな人たちと交流することができる。

それを証明した本でもあります。

マイディーさんのお父さんの人間性のおおらかさ、楽しさが際立つのもそこ。
面倒くさい、えらそーなおっさんだったら、こういうことにはならなかったでしょう。

とにかく、私にとっては奇跡の1冊。
ドラマも、超楽しみです。

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