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おっさん天国! ~マグニフィセント・セブン

知らない人はいない(と思う)、かの「荒野の七人」のリメイクです。
「荒野の七人」は大元の「七人の侍」同様、依頼をしてくるのは農民、戦うのは盗賊団でしたが、「マグニフィセント・セブン」は、金鉱を狙う実業家が敵、街をのっとろうとする彼と戦う街の人たちが依頼人でした。

南北戦争時、北軍で戦っていたサム・チザムが、夫を殺されたカレンと出会い、街を救ってほしいと頼まれます。
そこからサムが、いっしょに戦う人間を選んでいくわけですが、個人的にはこのあたり、「なぜ、彼らがメンバーになることを承諾したか」って部分が若干薄かったのが残念。
死ぬ前提の苛烈な戦いである切迫感とか、かなり薄い。

とはいえ、集まってくるおっさんたちが、どいつもこいつも曲者で、しかもかなり濃いキャラなので、その勢いに飲まれて、途中からそういう瑣末なこと、どーでもえーわ!になりました。

詐欺師でギャンブラーのファラデー、南北戦争で23人を狙撃で殺した伝説の男”グッドナイト”ロビショー、その朋友ナイフ使いの東洋人ビリー、インディアンハンターの山男ジャック・ホーン、賞金首のメキシコ人ヴァスケス、そして孤高のネイティブアメリカン レッドハーベスト。

全員集まったところから、もう目が離せない状態。
だって!

むさくるしいおっさんたちが、

きゃっきゃっうふふしながら

銃撃戦 ですよ!!!


ファデラーとヴァスケスの掛け合いもすっごくいいし、ロビショーとビリーのいちゃこら具合は素晴らしすぎてもだえるレベル。
ロビショーのふたつ名が、グッドナイトですよ!!
スナイパーで23人、「おやすみ」させちゃった男って、恐れられてる。
ジャック・ホーンに至っては、熊の妖精さんですよ!!!
馬に体当たりして、人間投げ飛ばしますからね!!!

そしてさらにこの映画、敵もおっさん天国!!!
ガトリングガンぶちかますおっさんとか、片目の渋いおっさんで、台詞ないのにすごいインパクトあります。

そして今回、依頼した人たちも、ただ見てるだけじゃない。
カレンなんて、自ら銃とって戦います。
怪我した男、守ろうとして、その前に立つほど。
すばらしい・・・

情に流すシーンが皆無なのも大変よろしい。
何気ないシーンにも、はっとするようなものが内包されてるのも素晴らしいです。

例えば、カレンが撃ったライフルを、サムが何も言わずにとりあげるシーン。
大事な人を奴に殺された者同士しかわからない、言葉のない語らいの一瞬でした。
人々が無残に殺されていくのを、怯えながら見つめていた少年が、7人の男たちが戦うのを見つめ、そして最後、去っていく彼らの後姿を見つめるシーン、まさに、真の漢の背中を見つめて、少年が彼らの意志を継いでいくだろう、未来を予感させる一瞬でした。
トラウマのために、人を撃つことができなくなっていたロビショーが、誰かを守るために引き金を引くことができるようになったのがわかるシーンとか、熊の妖精さんが「お前らと戦えるなら、明日が最後でもいい」みたいなこと言うシーンとか。

クレジットにはいったら、あの「荒野の七人」のテーマ音楽が流れて、うっかり私、泣いちゃいました。
いやもうね。
幼稚園の頃から、西部劇、マカロニウェスタン好きの両親からやまほど映画見せられて育って、某西部劇マニアの書籍に記載されていたそっち系の映画、見ていなかったのは1本だけだったって自分にとって、「荒野の七人」は永遠のヒーローなものですから。

アメリカでは、興行成績悪かったらしいですが、日本ではけっこう話題になっているようで、よかったよかった。
レイトショーで見ましたが、館内、私含めて女性3人だけでした。
ありゃ(笑)

おっさんスキーな皆様。
今からでも遅くはありません。
行くべし。
おっさんスキーには、たまらぬ一作、会心の一作、おいしい一作です。

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