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アニメとGAMEとマンガな日々
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残念だった ~ミュージアム


予告見て、期待していたので、公開早々に見に行きました。
感想、ひとことで言えば「残念だった」で、気持ち的には「早送りしたかった」です。
恐らく、ブラット・ピット主演の「セブン」を意識したつくり(というか、おおむねベースはまんま)なのですが、「セブン」と違うのは、「ミュージアム」の犯人は、けっこういろいろ自己主張してるところ。
殺人現場は、わりときちんと見せてくれてますが、残虐な描写はあまりありません。
映像は、雨のシーンが多いせいか、トーンは暗く、個人的にはこの部分はとてもいい感じに思えました。

面白くなる素材はたくさんあったと思います。
見てる途中で、「イケるか?」と期待させる部分もけっこうありましたが、最終的にはどれも「早送りしたい」になってしまって残念。
ここから、ネタバレとツッコミにはいりますので、これから見る予定の方は要注意です。



天気が悪い日が犯行の日という設定は面白いんですが、それがわかった瞬間、「犯行が見つかった日が雨な意味あるか?」と思ってしまった私。。。
さらに、お日様が出てる時には行われない犯罪なら、夜でもいいはずなんだけど、映画の中でその部分に関する台詞がないので、見てる側は犯行は雨の日って情報のみになるわけで。
でもさー、いくら日本でも、そうしょっちゅう雨降ってないよなー。

それから、次々起こる殺人事件が、内容のわりに早い。
あそこまで綿密に調べるにはかなりの時間が必要で、犯人はとりあえず全部準備してからまとめて犯行に及んだのかな?と。
どうやらそれまでも多数の猟奇殺人を犯していたようなことを言ってたし、写真も並べていたようだけれど、そこは放置プレイ。

いろいろ創意工夫された猟奇殺人なんだけど、冷静に考えるといろいろツッコめてしまう。。。
飢えた犬に食わせた → ドーベルマン使ってるくらいだから、それなりのところで入手しただろうに、入手経路でわかんねーの?
凍死 → いくら寒くても、水ぶっかけないとああいう死に方はしないのでは?と同時、あの倉庫、普段使ってないのか?(そういう説明はない)
縦まっぷたつ → 人間をきれいに縦割りにするには、相当の器具とか技術が必要だと思うんですが、どうやった?

気持ち悪さな部分はOKなんですが、その”どうやった?”部分も重要だと思うんですよ、猟奇殺人には。

そして、主人公とその妻子を殺すにあたり。
今までは殺人はアート!!って言ってて、いわゆる造形美術やってた犯人が、いきなり情に訴えた小説を作ろうとしていて、ものすごい違和感が・・・。
そこまでは、殺害方法と遺体でもってアート!って言ってた人が、いきなり、物語形式にお涙頂戴展開形式言い出して、「いや、お前、違うだろ?」ってなってしまいました。

「お前は生きたまま、妻子の心を殺した」って言ってたけど、いやぁ・・・・・・・仕事ばっかりで帰宅しない、いろいろ大変だったことも無関心だったとはいえ、それで”心を殺す”とか言われてもなぁ・・・・とか、そこで、ざっくりシラけたわたくし。
そこから突然情動展開にかわり、主人公の刑事が暴走を始め、「俺が助けてやる」でルール無視、他人巻き込み、泣き喚き・・・・すみません、この展開、アニメでも死ぬほど嫌いなんですが、アニメだと女の子キャラがやるのを、この映画では成人男子がやるので、本気で帰りたい・・・って思ってしまったのでした。

妻子の肉を食わせたとみせかけて、実は生きてましたー!で、「あーそーすか、だと思ってましたー(棒)」になり、主人公に妻子を殺させようとするシーンで、「もうアートじゃねーですよねー(棒)」になり、さらに男女3人と子供ひとりがひたすら叫ぶだけのシーンがとにかく本当にやたらと長く、「いい加減にしなさい(怒)」になったという・・・そして、もっとも早送りしたかったのがそのシーンでした、ちゃんちゃん♪
そしてラスト、凶器ももってない犯人に、大量の警察官がいっせいに銃を向け・・・・・「そこまでやる必要あんの?」で、完全にシラけきった。

・・・・・だがしかし!!!
そこで終わらないのがこの映画!!!

延々続くんです。
平和な日常取り戻すってやつが、ホームドラマ展開で。
そしてラスト、主人公の息子が、犯人と同じ、日光アレルギーらしいぞってシーンで終わる。
すみません、腐ったソウルの私、それ見て、「え?子供って、犯人の子供だったとかいうオチ?」って思っちゃった。

重度の日光アレルギーで、お日様にあたっただけで爛れて呼吸困難に陥ってしまう犯人、「それを引き起こしてるのは、あなたが心に抱える闇のせい」とか医者に言わせてるので、つまりそれ、主人公の息子が心に闇を抱えてしまったよってにおわせたのか?とか思いましたが・・・・

いや、ねーよ、それ。
日光アレルギーとか、ふつーにあるし、アトピーかもしれねーじゃん。

日常取り戻すってあたりで、フリーライターが妻子に「無実の人を死刑にした気持ちはどうですか?」とか言ってくるんですが、そこ普通「猟奇殺人犯に拉致監禁されていたことについて、お話お聞かせ願えますか?」でしょ?

ってことで、予告で期待していたものが、きれいさっぱり消失して終わっただけの映画になってしまいました。
もったいねー。
犯人が主人公とその妻子にターゲット絞ったあたりから、がっくんと音をたててお涙頂戴したいの懇願な、無駄にやたらと長いシーンの連続になるので、個人的には後半、苦痛でした。
最後までいたのは、どうやって決着つけるのかってのを見たかったから。

ほっぺの肉だけでは、3キロにならないと思うので、あと、どのあたりの肉削ったのかなと、今さら考えていたりします。

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