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アニメとGAMEとマンガな日々
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宮崎駿氏の番組を見た

NHK特集宮崎駿、見ました。

ハウルの城以降は、いわゆるジブリの映画は見ていませんが、宮崎さん引退後、どうしてるのかってのが興味ありまして。
物を創る人には、物理的に引退ってのはないだろうなと思ってることもありまして。

いっしょに仕事するには大変な方だという話は聞いたことがありましたが、なるほどなーでした。
でもそれに嫌悪感とか拒否感がなかったのは、宮崎さんがクリエイターであり、アーティストだと思っているからだと思います。

CGアニメーションの製作に加わった櫻井氏、有名な方だったんですね。
存じ上げませんでした。
あげくに申し訳ない、最初見た時、女性かと思った ←大変失礼。。。

その櫻井さん相手に、宮崎さんは毛虫が卵からかえった瞬間の動作や視線を説明して、何度もダメだしする。
しかし、なかなかそれがうまく形につながらない。
宮崎さんにも櫻井さんにも、疲れといらだちがたまってくる。。。

それみて、創作における感性の部分を形にしていくことの難しさ、みたいなものを感じました。
あれを追求したからこそのジブリのアニメだったのかも。

そして、ネットでも話題になっている、ドワンゴの川上さんが見せたAIが作ったCG。
宮崎さんがそれを見て、激怒するシーンがとても印象的でした。

映画でもゲームでもゾンビ見まくり、ホラー見まくりな私でも、あの動画には嫌悪感隠せませんでした。
川上さんが、「脳がないから、痛みもなく、頭を重要としていない動きです」と言っていましたが、それを聞いて、なるほどAIが作ったものだよなと納得はした。

でも、宮崎さんが声を荒げて「命に対する侮辱だ」と、怒りを露わにしたのは当然と思います。
なぜなら、ジブリの映画、宮崎さんの作品は、それをとても大事にしているから。
そして、ああいう席で、はっきりと なぜ自分はそれを認める気にはならないか をきちんと説明していたことに、とても感銘をうけました。

とはいえ。

私は川口さんが見せたものを、否定する気にはなりません。
あれはあれで、ひとつの形、ひとつの表現です。
ホラーの中には、あれに近いものを出している作品は多数あります。
つまるところ、嫌悪感や恐怖感は、ああいったもの、つまり宮崎さんが言った「命に対する侮辱」につながる発想と創作がベースなわけで、あれをホラー映画で使うのであれば、むしろ”使えるもの”だと思います。

つまるところ、あれはプレゼンの仕方、間違ってましたね、ジブリと宮崎さん相手だとして。

でも、個人的には、将来どうなるかはともかくとしても、AIが作るアニメなんて見たくないなぁって思いました。
ジブリがなぜ、あそこまで魅力的な作品を生み出し、人々の心を掴んでいるかっていうと、まさにあの番組で、宮崎さんがこだわり続けたものがあるからで、それはAIにはない。
初めて世界を見た時の驚きを、生き物ではないものは表現できないと思うし、最後に宮崎さんが別のものによってそれを表現したようなあれも、恐らくAIではできない(というか、しない)でしょう。

ドワンゴの川上さん、あの後あの作品をどうしたか、気になります。
あれを必要とする世界もある。
それがクリエイターの世界だと思うし、表現もあっていいと思います。

でも、人間の尊厳について、宮崎さんが声を荒げてまで言ったこと、それはとても大事なことだと思います。

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Category : TV
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