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アニメとGAMEとマンガな日々
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穢れが祓われる ~ユーリ!!! on ice

その日、私のソウルジェムは、真っ黒になってしまいました。

単純作業のお手伝い、くだんのマウンティング女史のお手伝いにはいったのですが、三笠宮様薨去な話になったので、そっちの話になるかと思ったら。。。

そちらの向きのやんごとなき方の、過去の男遍歴とか不倫遍歴とか並べだし。
相手の男性陣の詳細とその後についても語りまくり。
さらには、「XXX(有名某大企業)で重役だった私の祖父が、その人の両親を知っててね!すっごい性格悪い夫婦って言ってて」って、延々とご夫妻の悪口。

いやもうね、そういう話、聞きたくないから。
そもそも、彼女は嘘がとっても多いし、その話だってどこまで本当かわからない。
本当でもいいけど、別にそんな個人的なこと、知りたいとは思わないし、そういう話は嫌い。
なんでこの人、なんでもかんでも知ったかぶりして、しかも全部、腹黒エロが帰結点になるの?

・・・というわけで、黒くなってしまったソウルジェムを抱えてふらふらで席に戻り。。。
半べそで友達にメールしたら、返って来たその言葉。

「ユーリを見るんだ!!
 ユーリを見て、浄化するんだ!!!」


ってことで、ユーリ!!! on ice ね!!!

腐った女子の心を撃ちぬくようなシーンはたくさんあるんだけれど、そうじゃない視点をがっつり確保したままなので、そちらに流れることもなく、いたってまっとうにフィギュアに向かう人々を描いているという形を崩していないのがすごい。

最近のアニメとかマンガ、「こうすればウケるだろ?」「ほら、食いついてくるだろ?」みたいな定番と定型であふれかえっていて、それを当然とし、それがないと批判批難する人もでてきてるくらいなんだけど、私はそういうのがものすごく苦手で、最近アニメを見る数が激減していたのは、そのせいでした。

ユーリ!!はとっても定型定番な王道展開なんだけど、そういう「ほら、お前らこれ、好きだろ?」的な、「これやっておけばいいんだよ」なものがなくて、キャラもかなり強烈ではあるけれど、きちんとそれぞれが”人間”として描かれているので、うわっついた感じなく、その人の言動や考えがきちんと伝わってきます。

すごいなと今回思ったのは、23歳のユーリが競技選手人生の短さを実感する年齢にあること、ユリオが容姿を武器に出来る年齢がすでに限界にあることをそれぞれ自覚していて、リミテッドのある時間の中で、どれだけ高みへと駆け上がれるかをそれぞれ考えている部分。

そして、ライバル同士、それぞれの選手同士が、むやみやたらに敵設定になるのではなく、お互いに切磋琢磨していく、ともに高みを目指す相手として描かれていて、とてもよいなぁと思いました。
さらなる高みを目指すには、その切磋琢磨はとても大事で、いづこかで言われていたことですが、さらに強く、さらに上へと目指すために必要なのは、最高にして最大のライバルの存在だっていう言葉もあります。
それがこのアニメでは、さりげなく、きちんと描かれている。

あと、主人公のユーリはヘタれなんだけど、すでにすっかり定型化されたへたれキャラじゃないのもいい。
主人公といえば、誰かに守ってもらえるのが当たり前、助けてもらえる立場なのも当たり前、愛されて当たり前!ちらりと努力しただけで世界のトップに立つのが当たり前!みたいな風潮で、へたれなのにやたらとえらそーでドヤ顔ってのも多い。
このアニメは、そういう部分も、さらりと”普通の男子”的に描写していて率直だし、特別扱いになっていないのが個人的に好きです。

フィギュアのシーンもとても好き。
音楽もいい。
それぞれのキャラも、とても良い。

そして今回、ユーリとユリオのフィギュアシーンに、ぽーっと涙をこぼして見入った私でありました。

ソウルジェムの穢れは、すっかり祓われた。。。

ありがとう、ユーリ。
ありがとう、萌え。

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