orb

アニメとGAMEとマンガな日々
MENU

シン・ゴジラ 二度目鑑賞

あちらこちらで感想見て、解説してくれてる人のとかも見て、知識補填かかったので、二度目のシン・ゴジラ、見に行ってきました。
大きなスクリーンでやってるうちに、もう一度見たかった。

知識補填が大きくかかったのは、東京駅周辺のビルと再開発状況、自衛隊組織、内閣府の会議のやり方について、大田区内ゴジラ移動距離と場所について、そして各俳優陣の細かい演技の解説、です。
ネットでいろいろあげてくださってる方々に感謝。
おかげで、シン・ゴジラ鑑賞が、さらに深まり、面白くなりました。

二度目は、何が起こるかわかっているので、驚きや衝撃はありませんが、その分、じっくり見ることができました。
さらに、その人の立場や状況を冷静に見られるので、台詞のひとつひとつに重みが増し、「ああ、この状況でこの台詞だったのか・・・」みたいな部分が増大した。

結果、中盤から号泣状態に。

台詞や俳優陣演技のこまかい部分は、こちらの記事がお勧めです → ここ

大河内総理が攻撃をとりやめた時、あるいは攻撃を指示した時の決断の重さや、総理自身がどれだけの想いでそれを行ったかとか、防災大臣の「自分は部下の報告を信じるだけです」というシーンとか、里美総理代理が頭を下げ続けたシーンとか。
この映画にはヒーローはいなくて、画面に出ていない人たちの努力や尽力があり、人々が全力で立ち向かい、協力しあった姿が描かれているわけで、これは怪獣映画じゃなくて、プロジェクトXなんだよなーって思いました。

中島みゆきの「地上の星」でこの映像まとめられたら、声あげて泣くレベル。

無能な内閣という意見もあちこちで見かけましたが、私はこの映画に描かれている内閣や自衛隊、その他の組織や人々、とんでもなく有能と思いました。
みんな、自分のおかれた立場において発言していますが、他人の意見や考えを、頭ごなしに否定したり、立場の上下で無視したり馬鹿にしたりしていません。
ものすごーく安易なことをいってるように見える大臣もいますが、ああいう時、ああいう意見もでないと、多角的な視野はもてません。
さらに、部下にあたる人たちが上司を支え、上司は部下を信じている姿が、これでもか!ってほどに描かれています。
縦割りの組織の矛盾や馬鹿さ加減が前半、描かれていますが、実はそれがあるからこそ、秩序が保たれ、現場の人たちが責任をむやみにかぶることなく、余計な心配をすることなく、職務にむかえるのも見ていてわかる。
そして、映画の中でも台詞ではっきりと言われていますが、誰かがいなくなっても、次の誰かか必ずその仕事を、意志を引き継いでいくことができる。
自分がいなくなっても託す人間がいるというのが、国としてどれほどに大きな強みかって、この映画は何度も何度も出てきます。

あっちこっちで指摘されていましたが、最近の邦画ではなくてはならないシーンであり、ハリウッドではあって当たり前のシーンでもある、家族愛とか恋人との愛とか、そういう情に訴えるエピソード、この映画にはいっさいがっさりありません。
そこを批判している人も当然いますが、はっきりいって、この映画、そんなものは必要ない。
一瞬だけ、スマホにはいった家族の写真が出てくる人がいますが、そんなのいちいち見せていただかなくても、みな、守りたい人、守るべき人がいるに決まってるわけで、そこを想定、想像できないんだったら、この映画、そりゃ見ても面白くもなんともないよねって思いました。
顔も出てこない、最後のミッションに参加した人たちが、どういう想いで命賭けたかとか、「見せてもらってないからわからなーい」っていうなら、ゴジラに踏まれてしまえ。

この映画、わざわざ見せていないけれど、人は一瞬にして死ぬってのを、何度も何度も表現してきてます。
主人公が手をあわせたあの瓦礫の下に、どれだけの人の命が失われたか。

そして、恐らく見た人の多くが、「おおおおおおおおおおおおおおおおっっっ!!」ってなるのが、

無人在来線爆弾 !!

大事なことだから、もう一回言う。

無人在来線爆弾 !!!

あと5回くらい、劇場で見たいです、マジで。

それから、ゴジラによって、私の実家、自宅、通勤につかってる電車全部やられてて、「ひー、会社だけ残ったー」って思ってたんですが、会社もなくなってました。
ゴジラのゲロ火災(見てない人には、意味がわからないと思う)の真っ只中で、時間的に私、あのゲロ火災の中で死んでると思われ・・・・・
ゴジラに出てきた場所、鎌倉、釜利谷、蒲田、品川、品川神社、武蔵小杉、多摩川、大崎、虎ノ門、赤坂、東京駅と、思いっきり生活圏、通勤圏、知ってる場所でありました。
ゴジラの奴、あのゲロ火災で、東京オフィス街、焼き尽くしたしな・・・。

シン・ゴジラは、怪獣映画じゃないです。
そう思っていくと、「あり?」ってなっちゃうと思う。
あれは、プロジェクトX。
見終わった後、脳内で中島みゆきに「地上の星」を歌わせると、感動ひとしおです。

ちなみに、「物語がない!」と批判されている方々がけっこういらっしゃいましたが、ハリウッドで映画の仕事している友人にそれを話したところ、下記のような名言が返ってまいりました。

「ハリウッド映画で過去、地球侵略を描いた映画に、物語なんてあったことはない」

スポンサーサイト

該当の記事は見つかりませんでした。

Leave a reply






管理者にだけ表示を許可する

Trackbacks

trackbackURL:http://orbyano.blog75.fc2.com/tb.php/4455-16da0527