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アニメとGAMEとマンガな日々
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精霊の守り人 ドラマ 第1回



原作全巻読了済み。
アニメはDVD箱で持ってます。
ドラマを見るにあたり、それと比較するのはやめようと思って見ることにしていました。

まず最初に言えるのは、よくまぁここまでドラマにできたなってそこ。
思っていた以上によく出来ていました。
とくにアクションシーン。
短槍ってのは、上橋さんが考えた武器(だと思う)で、その戦法や型、生み出すのは大変だっただろうと思います。
とても見ごたえある、迫力あるシーンになっていました。

衣装や舞台設定もとてもよく出来ていたと思います。
街中のシーンとか、宮廷の庭、星見の塔とか、雰囲気あるなぁと思いました。

しかし、残念ながら誉められるのはここまで。
他は、「せっかくここまで作ったのに、残念だ」というしかありません。

ひとつは、このドラマに限ったことじゃないんですが、人間の心理描写があんまりにも安易安直すぎて、薄っぺらくなってるという部分。
せっかくバルサの幼少期と交互に物語を展開させているのだから、なぜ彼女がチャグムを助ける気持ちになったのかって部分、あんな軽率な描き方しなくてもえーやん!って思いましたが、もっとすごかったのは、神に近い存在でもあるはずの后が、エロ仕掛けしたところで、ここについては、製作者にロケランぶっぱなしてもいいと思ってます。

そもそも、神なる帝がひじょうに俗物になっていて、全然神なる存在になってない。
挙句に、玉座を血で汚すことを自ら行っていて、これではただの暴君。
なぜ、チャグムが存在を許されないのかって重要な部分に関わる設定、完全無視になってます。

実はこの「精霊の守り人」は、人間の描写、神なる帝とそれをめぐる世界ってのがひじょうに重要なファクターになっていて、その大事な部分、あんなことにしちゃったら、基礎工事手抜きって状態になる。

もうひとつ、絶対にやっちゃいけないこと、このドラマはやっていて、それは台詞で説明しまくってるってそこ。

幼少期のバルサがジグロに、「なんで昔仲間だった人を切ってまで、私を連れて逃げているの?」とか言っちゃって、ここでもワタクシ、製作者にロケランぶっぱなしたくなりました。
台詞で説明するのではなく、それを“見せる”のがドラマだろうが!!!
台詞で説明するので解決するんなら、ドラマにする意味、ねーんだよ!!

誰にでもわかりやすくって作り方が最近のテレビでは当たり前になっていますが、暴言わかってて言っちゃうと、それを理解できる知識や素地がない人用に作ったら、作品の質は確実に落ちます。
映像にする意味は、そういうのをまったくわからない、知らない人たちにも、視覚と世界観でゴリ押しして理解させる力技が必要で、「指輪物語」とか、そういうのをとてもうまくやってる。
咀嚼しすぎたら、もとが何だったかわからないってそこで、魚も肉も、ミキサーにしてペーストにしてまぜて赤ちゃん用にしたら、もとはなんだったのかわからない。。。ってのと同じ。

ただこのドラマ、子供向けに作られたと考えたら、けっこうよいのではないかと。
子供って、高校生とかじゃないです。
あくまでも、幼稚園から小学生くらいまで。
日本が誇るファンタジー小説なので、ぜひともこれを機会に原作を読んで欲しい。

最後にはっきり言いたいのは、あの鳥のだめさ加減が、このドラマのすべてを語ってるような気もしていて、先が実はとても怖い(笑)














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Category : TV
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