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アニメとGAMEとマンガな日々
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新刊きました。
あのお父さんとのバトルその後、どうなるかと思いましたが、とりあえず決着ついた感じ。
最初に、壮絶なひなちゃんいじめの女の子、次はお父さんって、悪意のシャワー連続技でちょっと疲れたヨ。

いじめの女の子もお父さんも、「自分は何も悪くない」「自分にいいこと、やりたいことは世界を統べるルール」って世界で生きてる人で、彼らの世界には、反省とか自分を客観的に見るとか、そんなものは存在しておらず。

お父さんのやり方は、情に訴えて相手に罪悪感を持たせて事態を自分に有利に運ぶやり方ですが、これはけっこうよく使われてる。
人間誰しも悪者にはなりたくないわけで、とくに良心的な人、真面目な人は、このやり方には対抗できません。
自分が捨てた前妻の娘たちの前に、今妻の娘連れてきて、「母親が病気で構ってもらえない不憫な子だ。面倒みてやってもらえないか」とか、「いやいや、父親のお前が面倒みればいいでしょ?」ってそこなんですけどもね。
詭弁使う人には、「お前のごたくなんぞ、知ったことか」というしかないです。

世の中には彼らみたいな人間はたくさんいて、たいていは零ちゃんみたいな人間はいなくて、自分を守るのは自分しかいないって現実があります。
巻末、零ちゃんが、あかりさんを守ってくれる、サポートして共に生きてくれる誰かが必要だ!って動き出す話で終わっていますが、「それはあかりさん自身が考えなければならないことで、あかりさん自身が決断しなければならないことなんだよ」と、私は零ちゃんに言いたい。
父親があんなんで、彼に食い尽くされるようにして早死した母親の代わり生きることを選んだあかりさん、本当にしなければならなかったのは、お母さんの代用になることではなく、お母さんになりかわって、家族をしっかりと守れる強さと力を持つことだったんじゃないかと思うんだけど、あかりさんはたぶん、そうなるには優しすぎたのでしょう。

誰かに守ってもらって形成された世界は、とても脆い。
零ちゃんがどんなに力をつけて、お金を稼いでも、三姉妹の世界を完全に守ることなんて出来ない。
守るだけでは幸せは維持できないし、それが幸せにつながらない場合もある。
このマンガが、そこをちゃんと描いてくれるとうれしいんだけどもな。

ちなみに前の感想の時も書いたけれど、あのお父さんには法的権利はいっさいありません。
おじーちゃんがまだ健在で、娘にあたる叔母さんがいるので、第一相続人はおばさんになり、長く同居している成人したあかりさんが次点に来るのではないかと。

お父さんが連れていた娘が、ももちゃんより年上だったってのがすごい。
つまり、他の女に子供産ませててなお、妻との間にも子供できたってことで。
それでも彼のことが好き!って、そのまま死んでいった三姉妹のお母さんも罪が重いなと、私はちょい思ってます。



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