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アニメとGAMEとマンガな日々
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異国に居場所がある ~ニューヨークで考え中



外国で暮らす人のエッセイは多数あれど、「うん、これは」って思えるものはけっこう少ないです。
「外国暮らし、こんなにすごい!」みたいなより、個人的には、「異国で住むことの日常」みたいな方が好き。
やまだないとの「パリの友達」とか、最愛の本だったりしますが、異国だからこそ成立する何か。。。みたいなのを描いた本が好きです。

外国に行くと、とくにひとりで行くと、言葉にはしにくい、絶妙な孤独感を味わうことになります。
そこでは私は知己もない異邦人のまま、異国でたったひとりぽっちでありながら、しかしその場所で、これだけの見知らぬ人の中のひとりとして存在している。。。みたいな不思議な感覚。
ひとりぽっちだけど、人間はひとりじゃないんだなぁ。。。みたいな感じ。

日本で見知らぬどこかにいっても、そういう感覚は、あまり感じることがありません。
文化習慣、言葉がいっしょなのに、むしろ、どんなに共通なものがあっても、絶対的なひとり。。。みたいなものを感じる方が多いです。

ニューヨークは5回ほど訪れています。

タクシー拾おうと思ったらなかなか拾えず、ふと横から出てきためがねかけた男性が、「あなたもタクシー拾うの?もしかして旅行者?雨が降ってきたから、なかなかタクシー拾えないよ。あっちの通りの方がタクシーくるけど、僕を信頼してくれるんだったら、いっしょに行こう」って声かけてきてくれました。
私は笑顔で、「うん、信用しますよ」っていって彼についていき(その間の通りも、人通りはあったので)、彼はそこで止めたタクシーを私に「君が先だから」と譲り、「良い旅をね」と手を振ってくれました。

あとでニューヨーク出身の人に、「ついていくとか、ありえない。しかしそれより、そんないい話は聞いたことがないし、身近で経験した人もいない」と言ってました。

乗ってた地下鉄が途中で回送になっちゃって、おろされた駅で「ここどこ?」ってなってたら、階段のところに腰掛けていた、刺青したでっかいスパニッシュが、「どこいきたいの?調べてやるよ」って言って、もってたiPhoneで経路を調べてくれました。
「何で調べてるの?」と聞いたら、「アプリがあるんだよ、見る?」って言われて、いろいろ見せてもらった。

これもあとで、ニューヨーク出身の人に、「ありえない!!」って言われた。

夜、地下鉄の駅から上がったら、「ここどこ?」ってなりました。
道を教えてもらおうとしていろいろな人に声かけたんだが、ガン無視されてたら、後ろから「道わからなくなっちゃったの?」と声かけられ。
見たら、虹色に染めたモヒカンの、大量にボディピアスしたロック!な青年。
地図広げて、「ホテルどこ?」って聞いたら、とても丁寧に教えてくれました。
思わず、「誰に声かけても知らん顔だったの。どうもありがとう!!あなたは私のエンジェル!!」って言ったら、「僕の格好見てエンジェルって言った人、初めて。君のほうがエンジェルだよ」って笑いながら、途中まで送ってくれました。

友達と夕食行くのに、バーニーズの近くを歩いていたら、中から出てきたカップルが、「今ならここで、ただでお酒飲み放題よ!!勝手にはいっちゃっても全然わからないから、絶対いくべき!」って声かけられてはいってみたら、1階全部開放して何かのパーティやってました。
どっかで見たことあるモデルみたいな人とか、俳優?とか、大量にいました。
私と友人は、ただ酒のみまくって、目の保養して、こっそり出てきた。

ありそうで、なさそうで、ありそうな経験だよなぁって思います。

世界中どこにいっても、変わらないものはたくさんあって、でも、すごく違うものもたくさんある。
それは、見る人によって、いろいろ変化します。

この本みたいな本を読む時は、著者の視点で見たその、変わらないもの、変わるものが何なのか、見てみたいって思います。



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