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ホラーだけど哀しい ~MAMA



「パシフィックリム」の監督、デルトロがプロデュースしたホラー映画です。

実はデルトロ、ホラー映画を何本も監督しています。
っていうか、そっちがメインだったと言ってもいい。
「永遠の子供たち」「ダークフェアリー」「パンズラビリンス」などで、今回見た「MAMA」も含めて、全部、母と子供の物語です。

「MAMA」は、実はYou Tubeで公開された短編映画の版権をデルトロが買って作られたっていわくもの。
この動画が相当怖い。
ホラー映画で怖いと思ったことがない私でも、一瞬ひるんだくらい怖いです。

これ ↓



何かの事情があって、共同経営者と妻を射殺した男が、5歳と1歳の娘を連れだし、山奥の小屋で無理心中しようとしたところから、物語は始まります。
とーさん、娘殺す直前に、何者かによって殺されてしまう。
5年後、そのとーさんの弟が、小屋で獣のようになって生き残っていた姪ふたりを見つけ出し、いっしょに暮らすことになります。
なぜ、ふたりは5年も生き延びることが出来たのか。
ふたりが‘ママ’と呼ぶものは何なのか。

デルトロのこのテのホラーは、怖いというより哀しいです。
そして、けっこう後味悪い。
先に造られた3作品も、ラストで「えええええ。。。。(- - )」みたいな終わり方で、ハッピーエンドのかけらもありません。
さらに、クリーチャーの造形がけっこうえぐいので(個人的には好きですが)、見る人によってはかなり怖い。
挙句に、子供に容赦ない。
「永遠の子供たち」では、実子を間接的にでも殺してしまった母は、幽霊となってさまよっている子供たちのために、自身も生きたままその世界で彼らの母代りとなって存在することを選び、「ダークフェアリー」では、主人公は懐かない義理の娘を助けるために、自身が魔物化してしまう。
「パンズラビリンス」は、生まれたばかりの弟を助けるために、幼い姉が命を差し出す。
終わった後、どうしてくれよう。。。って気分になります。

なので、ホラーとしての怖さより、別のダメージ受ける可能性大。
今回もラスト、「なんですと」です。

個人的には、幽霊だろうがモンスターだろうが、5年も自分たちを慈しみ育ててくれたものに、子供は当然、無償の愛を注ぐわけで、この映画の最後の選択がわかれるのは、そこで人間としての自我と社会性がどこまで育ったかって部分ではないかと思います。

この映画、ホラーとしてもかなり出来のよい映画と思いますが、なぜか日本では劇場公開されないままDVD化。
とりあえず、(たぶん)そんなに怖くないし、とても面白い映画になっているので、見るのはお勧めです。

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