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芸能人タレント吹替えの功罪

先日友人が映画館で、恐らくシニアではいったらしいご夫婦が、「あれはない」とふたりで嘆きまくってる場面に遭遇したそうです。

ふたりは「Life!」の吹替え版を見たらしく、

「大阪弁はない」
「下手なわけじゃないけど、あれはない」
「上手い人もいるし、否定はしないけど、映画がだいなしだった」
「こんなことなら、最初から字幕見ればよかった」

…とさんざんだったらしい。

友人はまだ「Life!」見ていなかったのですが、すでに見た私は、「確かにあの映画を大阪弁でやられたら、すべてだいなし、総崩れだな」と思いました。

最近はもう、映画館上映も吹替え版があって当たり前、時には吹替え版の上映しかないってのも増えています。
実際、吹替え版の方が動員数も多いそうです。

お年寄りや子供には、確かに吹替え版のほうが見やすいと思います。
普通でも、日本語しゃべってくれる方が見るのは楽なのは当然。

でも私は基本、吹替え版は見ません。
英語わかるからとかそんな理由ではなく(だいたい全部なんてわからんw)、映画そのものの雰囲気や俳優の演技が吹替えだと変わってきてしまう部分があるからです。

とくに最近は意味不明に、やたら俳優とかタレント、お笑いの人と登用する。

たまに違和感なく吹替えしている方もいらっしゃいますが、多くは、なんか棒読みみたいになってる人が多い。
演技派と呼ばれる人でも、それは同じです。

それを声フェチ、声優追っかけのソムリエに言ったら、「俳優の演技と声優の演技は違うんだよ」と教えてくれました。

俳優は、まとう空気感、表情や目線、微妙な仕草で演技を見せることが出来るが、声優はそれを声だけでやらなければならない。
よって、普通だったら過剰に感じるような演技を声だけでする感じになる。
声だけで感情や雰囲気を伝える。。。みたいな部分が、吹替えにはとても大事なんだよと言われ、なるほど!と思いました。

もうひとつは、声優さんにも最近“色”みたいなのはかなりでてきてはいますが、基本、その人個人のキャラ立てはありません。
かの山寺宏一さんは、カウボーイビバップやハーロックで渋いヒーローを演じているかと思えば、ディズニーでロバやってたりしてます。
それでも違和感ありません。

けれど、俳優やタレント起用の場合は違います。
明らかに、彼らのキャラを全面に出してしまうし、でてしまいがち。
そうなったら、映画の中の人間の色そのものは薄まってしまうし、下手をすると違うイメージになってしまう。

さらに、声に厳しいソムリエは、「俳優とかタレントは、滑舌が悪い」と言っていました。
言われてみれば、確かにそれあるなと思いました。
聞きにくい人、けっこう多い。

一般の人に見てもらうためのプロモーションの一環として、俳優やタレント、お笑い芸人を起用するってが一般的になってるみたいですが、映画そのものを大事に思うのなら、ちゃんとした声優さんを起用してもらいたいと、本当に思います。

せっかくの映画が、すべて台無し!ってなるケース、本当に多い。

別に、芸能人起用しなくても、日本語吹替えがいいって人は、声優でも普通に見にいくと思うんですよね。



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