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本当にあなたを大事に想ってくれるのは。。。 ~メイジーの瞳


原題は、「メイジーは何を知ったか」。

大人気のロックシンガーな母と多忙な美術商の父が離婚することになり、6歳のメイジーはふたりの間をいったりきたりする生活が始まります。

メイジーのベビーシッターのマーゴと電撃的に結婚した父は、メイジーの世話をマーゴにまかせたまま、どっかに海外出張行ってしまって常時不在。
新婚旅行を延期して、メイジーを引き取る日に来ず、メイジーはひとりで父親の迎えを待っていたりします。

それにあてつけるように、若いバーテンダーと再婚した母も、父と同じく、自分の都合でメイジーを放置、夜中に彼女をレストランにひとり置き去りにするという事までします。

そのメイジーを愛し、大事にし、彼女のために色々考えて世話をしてくれるのは、父親の再婚相手のマーゴと、母親の再婚相手のリンカーンでした。

冒頭、メイジーの友達のゾーイが、メイジーの家にお泊りに来るエピソードがあります。
メイジーたちを放置して、仲間集めてパーティやってるメイジーの母とその場の異様な雰囲気に、ゾーイは泣き出し、結局ゾーイは迎えにきた父親に連れられて帰っていきます。
彼女がごくごく普通の暖かい家庭で育っている女の子というのがわかるシーン。

ゾーイは韓国人で、アメリカ人の両親の養女です。

この映画は、実の両親に大事にされなかった子供たちを通して、本当にあなたを大事に思ってくれている人は誰?という問いかけをしてきていました。

メイジーの両親が、メイジーを愛していなかったというわけではありません。
彼らは彼らで、彼女を愛していたし、大事にしようとしていました。
でもそれは至って自分勝手で、一方的で、自分のためにしていることでしかなかった。

ものすごく淡々とした映画なのですが、泣けて泣けてしょうがなかったのは、両親の都合で放置、置き去りにされるメイジーをケアする大人が、そこ、ここにいたという所。
マンションのセキュリティや、レストランのスタッフ、学校の先生などなど。
マーゴやリンカーンは、メイジーの母や父が彼らにしたひどい仕打ちに怒っていても、メイジーをそれに巻き込まないようにし、メイジーのために行動し、世話をしてくれた。

あくまでも視点は6歳の女の子なので、余計な説明もエモーショナルな演出もなく、淡々と描かれている映画ですが、ひじょうによく出来た脚本で、「ああ。。。そうか」とはっとさせられるようなシーンが多々ありました。

たった6歳のメイジーが最後に初めて自分で選ぶものが何なのか、それはどういう意味を持つものなのか、そこも淡々としていますが、心にしみる結末でした。

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