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アニメとGAMEとマンガな日々
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遠い異国の片隅でオタクな少年は夢を紡いだ ~パシフィックリム



パシリム、デルトロ監督のコメンタリーを全部聞きました。

私は実は、アニメより特撮からはいったオタクなのではっきり言えますが、なんでメキシコ人がそんな事まで知ってるんだよ!!っていうのが、とにかく最初の印象でした。
特撮好きって言ってる日本人ですら、ここまで知ってる人はそうはいないでしょう。

しかも、アメリカじゃなくてメキシコ。

彼が少年時代をすごしたであろう60年代、70年代って、日本はがっつりアメリカに向いていた頃だし、実際アメリカの文化が世界中に席捲していた時代と思います。
映画もテレビも、アメリカがすごかった時代。
スーパーマンやスタートレック、その他色々なSFものが全盛の頃>スペース1999とか宇宙空母ギャラクティカとか600万ドルの男とかワンダーウーマンとか

それをよそに、日本の特撮をひたむきに見続け、円谷英二や成田亨、渡辺明、本多猪四郎に魅力され、愛を捧げた少年がいたわけです。

でもさ。

そんな男の子、しかもきっとたぶんちょっと小太りな感じだったろう少年が、どこの国だよそれ?って所からやってきた怪獣とかにいれあげて、しかも本国日本でもそこまで知ってる奴ぁいねーよ!くらいの知識と造詣だったりしたら、そりゃもう一般子供社会からは確実に離反していたと思います。

だってそんな子だったら、いつの時代でも、日本の小学生社会でだって離反するよ → その中のひとりが私

目をキラキラさせて、バルタン星人の魅力について語る少年。。。って、日本の小学校のクラスでも普通に異端。
それがメキシコでやってたって。。。どんだけだったんだろうか、デルトロ少年。。。

ウルトラマンも仮面ライダーも、その他の特撮も、我々は実は小さいころからずっと見ていて、当たり前のようにあったわけですが、残念ながら、今の時代の特撮は、代表されるウルトラマンや仮面ライダーを見ればわかるように、すっかり変貌してしまいました。

もう、私たちが幼い頃にあこがれ、恐怖し、夢中になったものとはまったく違うものになってしまった。

先人たちが生み出した素晴らしいヒーロー、素晴らしい怪獣たちの存在は、私たちの望郷の心の中にしか存在しなくなっていたわけですが。

そこに来たわけですよ、パシリムが。

日本には、その遺伝子を継ぐ正当な後継者は、残念ながらいませんでした。

注:反論は山のようにあると思いますが、これについては断言できます。いません。個人個人では確実に継承者はいますし、その才を発揮している人もたくさんいらっしゃいますが、作品としては現時点では作られていないと断言できます。

遠い海の向こうのメキシコで、怪獣を愛し、特撮を愛し、ヒーローを愛した少年はその後もその夢を紡ぎ続け、そして映画監督となり、ついに、その夢の結晶となるべく作品を作り上げた。

パシフィックリムを最初見た時、声をあげて泣きたくなりました。

泣く映画じゃありません。
泣く映画じゃないが、もう、あっちもこっちもそっちもどっちも、見れば見ただけ、号泣ものだった。

それだけこの映画は、同じ遺伝子を持つ者にとって、言葉に尽くせないほどの作品です。

そして今回、デルトロ監督の解説聞いて、一番びっくりしたところ。

チェルノには脱出ポットがない!!

尽きるならばチェルノと共に!という気持ちの表れなんだそうです。

聞いて、身体震えて涙でました。

何度でも言うよ。

ありがとう!!デル・トロ監督!!


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