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アニメとGAMEとマンガな日々
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緊迫の時間 ~キャプテンフィリップス



これまた、実話に基づいた映画です。
最近こういうの、多いな。

ソマリアへの救援物資を積んだコンテナ船が、ソマリア海賊に襲われハイジャック、その後キャプテンを人質に逃亡した海賊たちを、アメリカ海軍とシールズが救出に向かう。。。というのが物語です。

物語。。。とはいえ、筋書きがあるわけではなく、海賊の襲撃からキャプテン救出までの状況が描かれているだけで、ある意味淡々と、ある意味緊迫した状態がずーっと続きます。

すごく驚いたのは、海賊が頻繁に出没する海域でも、丸腰で船が運航されているところ。

海賊襲撃の最初の連絡、なぜかアメリカ海軍には連絡つかず、イギリス海軍に連絡したら、「漁船でしょ?」で終わり。
これ、本当にそうだったら、「アホですか、何やってんですか」です。
しかも、船の内部にも、まぁ当然ですが、武器はない。

相手が銃器持ってて、それでどうやって立ち向かうんだよ!って本当に思いました。

それに加えて、キャプテンが人質に取られた、その“間”みたいなのも、個人的にはひじょうにひっかかった。
悠長にかまえてないで、さっさと救命艇から出ていれば、隙をつかれて人質に取られるようなこともなかったんじゃないのか?

見所は、海軍とシールズのキャプテン救出作戦ですが、終了後、シールズが何事もなかったようにさらっと撤収するあたり、かなりリアルな感じがしました。

キャプテンが主犯の男に、「3万ドルで納得していればこんなことにならなかったのに。お前は欲をかきすぎたんだ」と言うと、男が「アメリカならそれでいいが、ソマリアは違う」みたいな事を返していました。

男たちがどういう事情で海賊行為を行っていたのかは、冒頭で描かれていて、彼らにも選択肢はなかったのだというのがわかります。

ただ、本当なら漁師として生きていたはずの男が海賊をやるしかない状況にあったという部分、彼の心理的な部分の描写はまったくないので、そのあたりの彼の葛藤は希薄。

救出までの緊迫感と、トム・ハンクスの演技はすごいものがありましたが、映画としてみて、心に残る、あるいは感動を呼ぶ。。。という種類のものではありませんでした。
というか、私はなかったです。

あちらこちらの海域で、海賊は実際出没しているという話は聞いています。
今でも、そこを通る船が、この映画のように、「襲われてもなすすべはない」のだったら、正直恐ろしい。


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