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さわやかにノスタルジー ~あの頃君を追いかけた



更新、ちょっと間があいてしまいました。

前評判高く、日本公開が待たれていた台湾映画です。

16歳から大学時代までの数年間の、5人の男子と2人の女子の青春期を、コートンとチアイーの関わりを中心に描いた物語。
原作は小説で、作者の自伝的な物語だそうです。

至ってバカな普通の男子高校生なコートンと仲間たち、そして、彼らがあこがれるかわいい優等生のチアイーと、彼女の親友の日々は、初々しくて、瑞々しくて、すがすがしいです。

コートンのバカ度数はマックスで、でも、私の大好きな「ウォーターボーイズ」や「69」を彷彿とさせる感じ。
世の中の男の子は、本当にこうなんだろうか(笑)

ちょっとしたきっかけで、勉強にまったく興味ないコートンとチアイーが互いの存在を意識するようになり、かけがえのない相手になっていく過程は、なんともいえない暖かい気持ちにさせられます。

この映画のすごい所は、生々しいものはいっさいなく、情に流されるような展開も描写もまったく存在しないこと。


日本やハリウッドの映画には当たり前にある、キスシーンもセックスシーンもありません。
手すら、つなぐのを躊躇してます。
ちなみにこれ、1994年からの話ですから、昔というほどの時代差はありません。
なのに、そういう性的なものはいっさいがっさいなし。

世界の中心で愛を叫ぶようなこともないし、「やっぱりお前しかいないんだ!」と抱きしめるとか、そういうのもないし、長く離れてしまった好きだった人と運命の再会をして花火を背景に愛を誓い合うとか、そんなもんもない。

けれどこれは、かけがえのない相手との、かけがえのない恋の、かけがえのない時間の物語です。

生々しいものも、お涙ちょうだいなシーンもいっさいないですが、だからこそ、ふたりの想いや気持ちが率直に伝わってきて、日本やハリウッド映画が忘れてしまったものを浮き彫りにしていました。

だからこそ、見た後の感動、すがすがしい気持ちが半端なくすごいです。

人との関わりって、何かの一瞬ですべてがかわってしまう。
コートンとチアイーの関わりは、橋の上でふたりがお互いの気持ちを確かめあおうとした時が、それだったんだろうなと思いました。
その時にはわからないけど、“あの時”ってのは必ずあるんだろうなぁ。
その“IF”を、みんな心に留めて、思い出にしていくんだろうと思います。

ラスト、素晴らしいです。
最後までコートンはバカで、だからこそ、チアイーは彼のことを好きでいられるんだろうと思った。。。

この映画の一番すごいところは、コートンとチアイーがつきあってもいないって事。
なのにこの映画は、素晴らしい恋愛映画です。

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