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アニメとGAMEとマンガな日々
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見かた、捉え方の違い

友人で、年間に見る映画の本数が600本越える人がいます。
休みの日には、レンタルしたDVDを何本も見るので、その数ですが、ほぼ毎日、劇場に足を運んでいます。

ところが、私と彼女の映画の感想がかみ合ったことはほとんどありません。

妻の死を巡って、人間の持つ多面性を描き、本当の優しさや心は何なのかを追求した「ファミリーツリー」は、彼女は「ただの不倫な身内の話で、面白くもなんともない」と言ったし、日本人独特の美しさは精神を描いた「終戦のエンペラー」は、「きれいでもなんでもない男女の恋愛、延々と見せられて、天皇が全然でてこなくてつまらない」と酷評。

私は、人間の心理の深い部分や、心を揺り動かされるような物語が好きですが、彼女はあくまでも、好きな俳優が出てるかどうか、目の保養になるかどうかが重要点です。
なので、物語の描く細かい心理描写とかどうでもよいし、例えば好きな俳優が見事にかっこよければ、「素晴らしい映画!!」という絶賛になります。

人にはそれぞれ、見かたも捉え方も違うので、彼女みたいな映画の見方もあるよなぁと、話聞きながら思ったりしますが、残念ながら、物語が複雑な、人間描写が深い映画についての感想のやり取りは当然ながら、出来ません。

そんな彼女なので、有名俳優が出てこない「パシフィックリム」には、まったく興味持ってません(笑)

腐女子濃度が高い人で、その視点固定の人と話すと、男はすべて男を愛する生き物で、生きとし生ける男はすべてホモって目線でものを見るので、私にとっては、わけわかんない事になります(笑)

ただ問題なのは、ホモ要素欠片もない物語でも、そういう人のフィルターを通すとすべてホモになってしまって、本来その物語にあるべき要素が全部、ホモ状態に都合よく変換されてしまうので、全然別の物語になっちゃう。

本人たちにはなっちゃってもいい、っていうか、それしかないんだろうけれど、腐視点ない私には相当に厳しく、さらに、いきなりそこで「だから、そこはXXが●●を愛してる証拠よね!!」って言われても、ぽかーん。。。になるしかない。

もちろん、同意はしかねる(笑)

そういうを面白く、楽しく聞けるところまではOKなのですが、それぞれが感じた感動や印象に泥塗られてしまう形になることもたまにあります。

すべて、マンガやアニメ基点にしか語らない人と、美術や映画を見にいってはいけないと、真剣にさとったことがありますが、全部アニメとマンガに変換、還元されて語られる中で、美術館とか映画とか、鑑賞するのは無理です。

パシフィックリムの感想にも書きましたが、その視点固定で見るのもひとつの楽しみ方ではあると思いますが、すすべてをそれにしていたら、本来あるその作品のよさはまったくわからないわけで。

まぁ、そんなの個人の自由でしょって言われれば、そうなんですけどね(笑)

冒頭で書いた映画好きな友人ですが、すごいなーと思うのは、面白くもなんともない映画でも、好きな俳優が出ていれば見るってところです。
「面白くなかった」って感想でも、「彼が出演してる、今年公開の映画はこれでひとつOK」って思うそうで、全部1冊のノートに記録とっているそうです。

ちなみに、評価高かった「アルゴ」についての彼女の感想は、「なんか冴えない俳優ばっかりで時間の無駄だったと思ってテロップ見たら、意外なところに有名俳優出ていてびっくりした」でした(笑)

ある意味、自分とはまったく違う視点で見てるので、話聞いてると面白いです。

一番面白かったのは、「ブロークバックマウンテン」で、「せっかくいい男俳優がふたりもでてるのに、ちっともかっこよく描かれていないし、物語もダサいし、きれいでもなんでもない女ばっかり出てきて、面白くもなんともない映画だったわよ!」って言ってて、「ゲイ映画って、全然ゲイ映画じゃないじゃない!!かっこよくないもの!」と言ってて、映画だいなしって思わず笑ってしまいました。

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