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ホラーではなくパニックSF映画~World War Z



噛まれた人は10秒でゾンビ化。
どこからともなく発生したゾンビ化現象により、人類はあっという間に滅亡の危機にさらされます。

すごく楽しみにしていた映画ですが、見てみたら、ちょっとなんか若干「違うな」という印象でした。
ゾンビ映画じゃなくて、これはパニックSF映画な感じ。

とにかくこのゾンビが、すごい勢いで走ってくるし、すごい勢いで襲ってくるわけで、そのあたりは「48時間」を彷彿とさせる感じでしたが、スケールはこちらの方が大きい。

大きいんだが、なんか全体としてちんまりした感じになっちゃうのは、ハリウッド映画にあちがちな失敗をしているからだろうなと思いました。

人類存亡の時に、ブラッド・ピット演じる主人公の選択が、あくまでも家族中心。
あの状況でそういう事言うなら、「死ぬなら、家族といっしょに死ぬ事を選ぶ」くらいの覚悟で言ってもらいたいんだが、そんな感じもない。
主人公の視点が家族固定なので、映画のスケールは大きいのに、印象はちんまり。

あれだけゾンビが席捲してる中で、安易に海外路線の飛行機飛ばしてる所とか、その飛行機内でゾンビ発生して、さあ、どうする!!って対処とか、普通にありえなさすぎてちょっと萎え。

予告にもあった冒頭のシーンの切迫感が、なぜか維持されていない。
あれだけ大量に発生しているゾンビが、一部の地域には存在していないという不思議さの説明がないので、全体的にご都合主義的な感じが残る。

オチは、「宇宙戦争」と同じだったってので、この映画はホラー映画ではなく、パニックSF映画だったってのがわかる。
むしろそっちのほうがオチかと。

伏線かと思った部分が全然伏線じゃなかったってのも、けっこうありました。

長女が喘息持ちで、それが何かにつながるのかと思ったら、とくになし。
喘息の薬探していた時、意味深長な登場した若い男、何かあるのかと思ったら、とくになし。
同行することになった男の子の存在も、その後、とくに何かがあるわけでもなし。

そういうのがこの映画、けっこうある。

一番見ていてびっくりしすぎてシラけたのは、ごっつい携帯電話(衛星電話?)を主人公と妻で持ってて連絡を取り合うんだが、危険区域進入で何してるかわからない夫の所に、妻ががんがん電話鳴らしてる状態の部分。
当然、それがありえない事態を招くんだが、こういう無神経な展開は、ホラーファンとかにとっては萎え部分になります。

スケールすごく大きい映画なはずなんだが、なぜか、本当にちんまり感が残るのは、なぜなんだろうかと疑問。

正直なところ、これ以上ないってくらい血湧き肉踊った「パシフィックリム」見た後なので、辛口になってるのもあるとは思いますが。

ゾンビなんだけど、ちっともゾンビ映画じゃないのは確か。
なので、そっち系で期待して見にいくと、肩すかし食うかもしれません。
そういう怖さは全然ないです。

原作も読んでますが、私は原作の方が好きかなー。

そしたら、この本、同じ作者でした。



数年前、アメリカの書店で見かけて、「こ これはっっっ!!」って速攻買った本なんですが、同じ作者と気がついていませんでした。

作者、ゾンビ好きなんですねって思った(笑)


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