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アニメとGAMEとマンガな日々
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団塊世代のファンタジー~色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年



会社のおじちゃまが、「読むか?」って貸してくれて読みました。

村上作品はだいたい読んでいますが、私はハルキストではないし、とくにファンというわけでもありません。
なので、新刊でたーー!!って熱狂的な様子に「はぁ?」って感じでしたが。

「ノルウェイの森」を読んだ時、やたら人が死んでるし、主人公はゆらゆらふらふらしてるし、美人で清楚なメンヘラ女子が物語を掌握してるし、主人公は自覚ないままかなりモテてセックスしまくってるし、「どこをどう感動していいのか、わからないよ!!」って感想でした。

今回の多崎つくるも、まったく同じ感想だった。。。

「ノルウェイの森」読んだ時より、自分が歳とったせいか、4人しか友人いないとか、その4人から絶交言い渡されてその後「失うのが怖くて、真剣に人と関われない」ってなってるとか、好きな女の電話も取らないで様子見てるとか、「なんだ、この質面倒くさい男はっっっ!!」ってなりました。

人生、そんなことで「怖い」とか言ってたら、何もできねーだろ!!と蹴り飛ばしたくなった私には、村上作品の永遠の少年な中年男は理解できません。

つくるが人生変えさせられる原因になったメンヘラ女性も、「村上さんはこういう女、好きだよなぁ」って思いました。

彼女たちは美しく、清楚で、誰からも愛され、でもそれを自分が受け入れきれずオーバーフローになって、しかも繊細なので現実に対応できなくて、最後に壊れてしまって、でもセックスはするし、主人公の男の人生縛るんだよな。

もう、お前らふたりで好きにやってろよ。

・・・と思っちゃった。

村上作品に出てくる人たち、なんかやっぱろ70年代とかな人たちで、ジャズとかビートルズとか聴いて、喫茶店(カフェじゃない)で薀蓄たれてるっぽいって感じします。

古いという意味ではなく、そういうのに普遍のノスタルジーと幻想を持つ世代と人々がいるんだなって、あらためて思いました。

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