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幸せのありかは ~乙嫁物語 新刊



今回は、前半は双子の婚礼、後半はアミルとカルルクの話に戻ります。
番外編で、おばーちゃまの雄姿が見れるというおまけつき。

時代的にも文化風習的にも、女性にとってはとても閉鎖的な世界であることには間違いないのですが、これを読んでいると、だからといってそれが女性としての生き方にネガティブさを感じることはありません。

もちろん、これはマンガであって、現実にはもっともっと厳しい部分もあるとは思いますが、恋愛を経験しないまま、若くして幼馴染と結婚するとか、親が決めた相手と人生をともにするとか、大勢の家族とともに生きるとか、今の時代ではほとんど見ることのなくなった慣習にも、良い部分がたくさんあるんだという事を感じます。

欧米的な考えや慣習が一般的になってしまっていますが、今でも、そういう慣習は世界のあちこちに残っています。

親の考えと占星術で選ばれた相手と見合いをして結婚したインド人の女性は、世界的に有名な企業の重役になった夫とともに、スーパーリッチになったし、アラブ人の女性は厳しい戒律のもとで生きていながら、男性から大事にされリスペクトされていることを逆に理解していて、「女性として最高の対応を受けて生きていると思う」と言っていました。

もちろん良い面ばかりじゃないとは思いますが、我々が知っている、解放されて自由な生き方をする!というのがすべからく、女性としての幸せを呼び込んでいるわけではないのだなぁと、彼女たちの話を聞いて思ったりもしましたが、乙嫁物語を読んでいると、自由であることで、かえって自分の足元や身近にある幸せを見失っているということもあるんだろうなと思います。

双子の結婚には、恋はありません。

学校で一番モテる男子でもないし、愛に模索する魅力あふれる女の子でもない。
誰もがうらやむ萌え展開もないし、運命に結ばれた絶対無二の相手だったとかって話もありません。

でも、家族や近所の人たちに祝福され、互いによく知る相手と結婚式を迎え、新しい舟で漁をする彼らは、とてもとても幸せに見えます。

色々なものにあふれかえった状態の中で、私たちはそういう、シンプルで、身近で、とても大事なものを見失っているんだろうなと、乙嫁物語を読んで感じました。

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