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アニメとGAMEとマンガな日々
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人類の起源・・・ではなかった ~プロメテウス

3Dは嫌いなので、2Dの字幕で見てきました。

人類の起源に迫ると予告でありましたが、まぁ迫ってるけど主題ではありません。
むしろ、エイリアンの起源というか、彼らがどうやって誕生したかが描かれていました。

リドリー・スコットだから期待しすぎた感はありますが、細かいところでいろいろ妙というか、無理やりなところがけっこうありまして。

たとえば、古代壁画に星の並列が描かれてるのが招待だという解釈がなぜなされてるのかいっさい説明なく、座標も場所も見てる示されてるわけでもないのに現地行っちゃうとか、「なんで?」って部分がかなりあります。

そのために集められた科学者や技術者たちも、何やらチャラくて、彼らの言動があまりにも稚拙なため、事態の展開がそこらのB級ホラーのノリになってしまってたり。

一番残念なのは、それぞれの人物描写がほとんどなされていない上、キャラがどの人も地味なのでインパクトほとんどなく、見ている我々が彼らに感情移入することも、気持ちを添わせることもないまま終わっちゃう点。

主人公の身体から、異形の胎児が摘出されるシーンとか実は衝撃的なはずが、霧タイプの麻酔であっさり開腹手術、その後はホチキス止め、そのまますさまじいアクションで、ランボーだってそこまでやらん!って見ていて思ったほど。
そこにもってきて、その胎児(あるいは寄生体)が4本脚のタコもどきで、デザインの稚拙さに総萎えでした。
もうちょっとなんとかしてほしかった。

無理やりはまだまだ続き、なぜ彼女がそれを腹に抱えることのなったかってあたりも完全B級ホラー展開で、科学者なのに未知の生物に「かわいこちゃ~ん」て手を出しちゃうとか、ここもB級ホラーだし、とにかくそういう部分が本当にたくさんあって、「これ、本当にリドリー・スコットが作ったんかい?」と思うほどでした。

しかし映像はまさにスコット!って感じで、荒涼とした地味で暗い場所が延々と続く中、それを見事に見せてくれるし、明暗のコントラストとかは素晴らしく。
エンジニアと呼ばれるエイリアンたちの遺跡なども、見ごたえあり。

とはいえ、B級SF定番の「歳とった資産家が不老不死求めすぎてわけわかんないことやってる」が物語のキィだったり、エイリアンの元になった生物の生物としての表現がずさんだったり、エンジニアの言動が意味不明だったりで、物語としてはイケてないB級ホラーな感の方が高かったでした。

今回も、アンドロイドと人間の関係がかなり重要になってくるのですが、今回のアンドロイドのディビッドのやることなすこと意味不明で、彼の言動に裏付けを感じることができなかったのですが、他の方の感想で、「もしかしたらデイビッドはエンジニアか、あるいは別の人間の指令を受けていたんじゃないのか?」とあって、それかもなーと思ったりもしてます。

ラストですが、壮大なスケールの悲劇になるかと思いきや、「えええええええええええええええ!!」って展開でびっくり。
自分的には「そりゃねぇべ(失笑)」でした。

エイリアンシリーズのファンなので、視点が厳しいのは前提になってるとは思いますが、感想としては、金かけて時間かけて、有名監督がB級ホラー作品仕上げてみましたって感じがしました。
はっきり言ってしまえば、エイリアンシリーズとしてあったどの作品を超えることもないし、その前日譚としても、まったく別のお話と考えてしまってもいいくらいかと。

とりあえずおすすめすべきは、映像です。
そこは一見の価値あり。







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