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本当の兵士達が演じる“戦争” ~ネイビーシールズ

現役の特殊部隊隊員が出演したという「ネイビーシールズ」見てきました。

実際には“出演した”って生半可な状態ではなく、登場するメインの兵士全員、現役の特殊部隊隊員というすごい映画でした。

東欧出身の資産家とテロリストが、世界を覆すテロを計画。
それを阻止しようとするシールズと米軍の活躍を描いた映画です。

この映画、いわゆる戦争映画を期待して見に行くと、興ざめするかもしれません。

物語はありますが、戦闘シーンも含めて盛り上がるとか、目を見張るような展開や山場とか、そういうのはあまりありませんし、派手な演出もありません。
しかも、兵士たちもいたって冷静で、表情が変わることもないし、感情的になることもいっさいがっさいなし。
しかし、それがむしろものすごいリアルさを見ている我々に伝える形になっています。

すべての計画も緻密で、ミッションそのものも迅速に行われます。
地味ながらもその状況をみて、「ああ、これが現場に近いんだろうな」と感じました。
ミッション中、すべからく“静か”なのがとにかくすごかったでした。

CIA工作員のメキシコ人医師の女性が拉致され、拷問を受けるのを救出するのが最初のミッション。
そこで発覚した、アメリカ大都市各地に配置されようとしている自爆テロを阻止するのが次のミッションです。

個人的にものすごく興味ひいたのは、シニアと呼ばれる上級兵士が尋問するシーン。
拉致した資産家を背広姿で尋問するのですが、彼の尋問の仕方がすごくて、見ていて「うあーーーー(大汗)」になりました。
ただ会話をしてるだけなのですが、その中にある、尋問戦略みたいなのがとにかくすごい。

海兵隊員やシールズの人たちは、とにかく過酷な現場に長期的につくことが多いので、離婚率がハンパないと聞きました。
明日も知れない命懸けの仕事に、妻が心身疲弊しちゃうってのが多いのだそうです。

最近だと、フセインやビン・ラディン関係で注目されている米軍、シールズですが、我々が知らないところでテロや大量破壊・殺人などの計画は実際あって、それを未然に防ぐために働いている人たちはたくさんいると思います。
何が正義かというのは、残念ながら、国や宗教や政治や人によって全然違うので、一概にその正しさを語ることは無理だとは思いますが。

しかし、テロや無差別殺人は決して許されるものではない。

この映画でも、テロに出資する資産家は大量殺人と関係なく優雅に暮らし、テロを計画する狂信的な人物は、フィリピン人の寡婦に「死んだ夫に会えるぞ」と自爆テロを促します。
自爆テロをするその寡婦は、何も言わず、踏み込んだシールズの兵士たちを見つめて、ただ涙をこぼしてスイッチを押す。

この映画は、テロと戦う多くの人々に捧げられています。

冒頭、読まれる手紙が、誰から誰へ宛てられて書かれたものか、最後にわかります。

それを知った時、胸を衝かれました。



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2012.07.03 15:48