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アニメとGAMEとマンガな日々
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繫ぐ未来 失われる未来 ~時砂の王

旅行に持っていった本の中の1冊です。
ハリウッドで実写映画化の話が出てるというニュースを見て、興味わいて読みました。

ここのところ、日本のSF小説からはすっかり遠ざかっていたのですが、これ、面白かったです。

人類抹消を目的とする未知の敵に挑む“メッセンジャー”、そのひとりである“O”が時間を遡った先で共に戦うこととなった卑弥呼との関わりを描いた物語です。

SF読みな人にとっては、設定も展開もSF的には甘いというふうに思える部分もあるかと思いますが、物語としてはすごく面白いと言える本と思いました。
ジュブナイルと言ってもいいかもしれないほどにわかりやすく、読みやすいですが、内容としては子供向けとは言いがたい心理描写もあって、個人的には読み応えありました。

最初っから悲劇展開で、ある程度先が読めてしまう部分もありますが、キィはOとの出会いによって卑弥呼がどのような未来の礎となるのかってところです。

私は「守ってもらって当たり前」な女性キャラはまったくもって好きじゃないので、この本にある卑弥呼にはとても魅力を感じました。
男女の関係を持ちながら、卑弥呼とOにいわゆる恋愛感情みたいなものがないというのも、ひじょうに興味深かったです。
彼女自身が実際に戦闘に出るということはありませんが、陣頭指揮をとり、人々を鼓舞して危険を顧みずに敵に立ち向かう卑弥呼の姿は美しいです。
そういうのを描いた小説を男性が書いてるってところが、ちょっと悔しい(笑)

薄い本なので、すぐに読めました。
旅先で読んだ本はたいてい現地に置いてきてしまうのですが、これはちょっとじっくり何度も読み直したいと思い、持ち帰りました。

実写化されたら、そこはハリウッドなので卑弥呼とかじゃなくなっちゃうだろうし、もっと恋愛エロエロメロメロになるのは明白なんですが。

その前に、日本でアニメ化してくれよと、ちょっと思ったです。


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2012.06.27 00:27