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本当の戦争の話をしよう ~ブラックホークダウン

熱狂的なファンが多いと聞いてました。
「見た」と言ったら、コールフレが数人食いついてきて、10回以上見たとかいう人もいて、男性向けの映画なんだなとあらためて知った感じ。
ちなみにコールには、この映画の舞台になっているバカラという街のマップがあります。

実話に基づいている映画で、ある意味、失敗した作戦をとりあげています。

前にも何度か書いていますが、私はベトナム戦争にとても興味があり、色々資料や本を読んだり、写真集や資料集が家にどっさりあったりします。
そこから見るとこの映画、「アメリカは全然かわってない、学んでない」という感じがしました。

シロウト意見承知で言うなら、なぜあの作戦があれでさっさと成功して終わると思ったのか、意味不明。
負傷者も犠牲者も全部回収って、それで大量の犠牲をうんでるのに、すべてにわけわかんない指令が飛んでいるし、そもそも市街戦になってそこでヘリをのんびり定位置、低空域においていけばロケランの餌食になるのは明白。
シロウトの私にわかることが、なんでプロがわからないんだ?というところ、疑問。

作戦指示も、本部→ヘリ→現場ってやってて、そりゃもう「現状がわかるわけねぇだろ!!」って感じだし。

アメリカ軍が介入する時、ほとんどの場合、その国の人々はアメリカの侵略を捉えるような気がします。
実のところ、アメリカ軍は「そこの市民を救う」ってなお題目ではいってくるわけですが、彼ら個人が実際そのつもりでも、政治的な見方をすれば、制圧されればされた国の人にとっては侵略になっちゃうわけで。

イランやイラク、アフガニスタンその他に実際派遣されたアメリカ兵士を何人も知っていますが。
アラブとかアフリカとか、アメリカ人とわかったら八つ裂き、死体もくそみそにされるという国も実際あるそうで、戦地にいった人たちはあまり現場のことを語りたがりません。

映画は説明もなし、会話らしい会話もほとんどなく、登場人物がどんな人かとかも見てる我々が判別つくまでにも描写してません。
ひたすら、戦争のシーンが続きます。
下半身吹き飛ばされた人、身体に破片が貫通した人、爆弾で吹っ飛んだ人の肉片などなど、かなりリアルに見せてきます。

ミッションとしては、目的を達したので成功ですが、予定をはるかに超えた時間と犠牲者をうんで、結果としてアメリカはソマリアから撤退したことを考えれば、この戦争は失敗という見方もできると思います。

なんというか、男性陣がこれに無茶苦茶惹かれる気持ちはわからないでもない。

しかし私は、「ハンバーガーヒル」を見た後と同じ、虚しさを感じました。

一番心に残ったのは、撃墜されたヘリのパイロット達が、確実に迎える死を前にしても冷静だったところ。
戦争は、死ぬということが前提にあるということ、あらためて考えさせられました。


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2012.06.07 07:24