orb

アニメとGAMEとマンガな日々
MENU

男性視線の夫婦もの ~中国嫁日記2巻

中国嫁日記 (二)中国嫁日記 (二)
(2012/03/10)
井上純一

商品詳細を見る

「ダーリンは外国人」にはじまった国際結婚マンガエッセイブームみたいなものですが、なんか世の中は「外国人と結婚すれば」→フラワーな妄想って展開になってるっぽい。
リアルに国際結婚している友人知人がけっこうな数いるので、実際どんなもんかは見てるし知ってるのですが、「ダーリンは外国人」含めて、そんなフラワーな妄想を喚起させるようなものはないはずなんだがなーと、ちょっと斜めに見ていたりしました。

んで、そういうエッセイコミックはほとんど女性作家の作品だったのですが、この「中国嫁日記」は男性作家のものです。
しかも、我々と同じオタ!!

中国人女性の結婚感は、実際本当に日本人のそれとは全然違います。
違いますが、わりとお金好きって人は多いよなって印象ありました。
ただ、ほとんどの人がこの嫁日記の月さんと同じく、相手には誠実さを求めるように感じてます。

国際結婚の場合、女性の側が男性の国に移住する形がほとんどです。
はっきりいって、親兄弟いない、友達もいない、知り合いもいない、言葉も違う、文化習慣も違う、なにもかもが知らない世界にいきなりはいって生活するというのは、本当に大変なことです。

そういう中で、夫がたったひとり、頼るべき人にならざるをえず、サポートしてもらえる唯一の人でもあるわけで。
そういう意味でいえば、作者のじんさんは素晴らしい夫だと思いました。
文化習慣、言語の違いって、お互いの理解と協力、サポートがなければ、地獄と化しますが、じんさんはそこんとこ、笑いでもって受け入れている。

じんさんのお顔は写真で拝見してまして、オタ活動の方も少なからず知っていたし、嫁日記読んでどういう生活していたかもわかって、はっきりいって今時の日本女性には訴求する部分がほとんどないというのはわかります。

わかりますが、そのじんさんの素晴らしい部分、理解して人生共にすることになったのが中国人女性だったってところ、自分含めて「日本の女、だめなんじゃないか?」とすら思いました。

月さんの愛らしさは、そこらのセレブ妻なぎ倒す威力があると思います。
こういう愛らしさは、今の日本、死滅してっぽかった>断言
計算も打算も媚もないし、画一化して定番化してるタイプのものでもない。

「じんさんが他の中国女性と暮らすといって帰ってこなかった。ワタシ、泣いて泣いて目が覚めた」という夢を話す月さんに、じんさんが「なぜだか自分も涙がでた」ってエピソード、読んでるこっちが泣けました。

じんさんの目から見た月さんですが、女性の私から見ても愛らしく、すてきです。
こういう奥さんもつ夫の幸せさを、間接的にも味わうってなおかしな体験をこの本から得ることになってるんですが、学ぶ部分もとても多い。

前に会社にいた中国人男性、日本人女性と結婚して子供もいました。
でも、「妻も息子も、自分が中国人と結婚してる、父親が中国人であることを恥じてる」と言っていたことがあります。
「アメリカ人とかなら、そういうのはなかったんだと思うヨ」と寂しそうにつぶやいていたその人。

現実にはそういうのがあったりしてます。

この素晴らしい夫婦は、超オタな40代の男性が夫ってところが、実はすごい大きな鍵なのかもしれないなとも思ったりしました。
スポンサーサイト

該当の記事は見つかりませんでした。

Leave a reply






管理者にだけ表示を許可する

Trackbacks

trackbackURL:http://orbyano.blog75.fc2.com/tb.php/3464-592525c3