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アニメとGAMEとマンガな日々
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我が母が教え給いし歌

母の話で恐縮ですが、我が母はかーなーりー強烈に個性的です。

中学2年生の時、あまりに身勝手なことを並べるので、「そんなこと、世間で通用しないって、大人なんだからわかってるでしょ!」と言った私に、にっこり笑顔で「世間のことなんか知らないわ。ここは私のうちで、私の好きにしていいところなの。だから、それに従えないんだったら出てって」って言ったという伝説の持ち主。

ちなみに妹は、「私なんて、小学校5年生の時にそれ、言われたよ」と苦い顔で言ってた。

ちなみに彼女の「出てって」は脅しでもなんでもなく、言葉のまんまなので、「わかったよ!出て行くよ!」って言ったら未成年なこっちが終わりになっちゃいます。

そんな母、娘ふたりを花のように育てて、銀行員とか商社マンとかの妻にして、「お母さん、アメリカに駐在になったから、遊びにきてね(にっこり)」って言われるのが夢だったんですが(本人そう言ってた)、妻になって駐在になる前に、自分でさっさとアメリカ行っちゃった長女な私。
挙句に押しもおされぬオタク。
妹もそれに続いて、超オタク。

おかーさん、ごめんな(笑)

ある時、オタクライフに華咲かせまくってた姉妹に、祖母がその行く末を心配して、某企業のえらい人な親族に「トールと妹にいい人はいないかしら?」と相談したってなことがありました。

帰宅したら、母がおいおい泣いている。
どうしたかと思ったら、相談もちかけられた大叔母が母のところに電話してきて、「うちにはたくさん、素晴らしい人の縁談が持ちかけられているけれど、みなさん、しかるべき有名大学出た、ちゃんとしたおうちの方たちなので、トールちゃんたちに紹介できるような方はいらっしゃらないのよね」と言ったんだそうです。

妹とふたり、「なんじゃそりゃ。東大とか慶大で出てればちゃんとしてるってこと?アホか」と言ったんですが、その横で母、号泣しながら「うちの娘はちゃんとした娘です!!どこへ出しても恥ずかしくないように育てました!!」って言って、さらに。。。

「きみちゃんなんか、出っ歯だったくせに!!」
注:きみちゃん=大叔母の名前

・・・と叫びました。

私と妹、「え!!そっち!!!」って思わず叫んだ(笑)


その後、なんでか知らんが、「いい人がいらっしゃるのよー」と、いまどきそんなのあるのか!みたいな見合い話がいろいろ私に持ち込まれた時期がありました。
その中で、「トールさんよりだいぶ歳は上だけど、とても素晴らしい方なの」と持ち込まれた話。

68歳な医師、父の後を継いで地元で自分の医院、広い土地持ち、ついでに高齢の両親健在、出戻りの70代の姉が同居。

何それ?になっちゃって、ぽかーんな私を横に、「歳はだいぶ上だけど、人柄も素晴らしい方だし、資産もすごいのよ。お嫁さんにきてくれる人は大事にしますって、おうちのみなさんおっしゃられてるの!」ってな話の展開。

そこでいきなり我が母、ものすごい怖い顔で言い放ちました。

「私は娘を、他人の家の老人介護のために育てたわけではありません!!」

母はぶんぶんに怒っておりましたが、私は大笑いしてました。
だいたいその話のどこが“いい話”なのか、さっぱりわからんかった(笑)

母は、私にも妹にも、「早く結婚しなさい」と言ったことがありません。
んで、オタクな姉妹は、言われたことがないことをこれ幸いに、のほほんと生きています。
娘ふたりのオタク生活を当然知ってる母は、最近、「思う存分、好きに生きろ」と言うようになりました。

ただ時々、「私、育て方、何か間違ってたかしら?」とつぶやくことがあります(笑)

わが母が教え給いし歌わが母が教え給いし歌
(2006/12/14)
由紀 さおり、安田 祥子 他

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