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教えてくれるものが大きい ~はやぶさ

はやぶさ-HAYABUSA サウンド・トラックはやぶさ-HAYABUSA サウンド・トラック
(2011/09/28)
サントラ

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邦画にありがちなお涙頂戴とくさい演技に満ち満ちていたらやだな~と思いながら、でもはやぶさの映画だから見てみようと思って、ちょっと覚悟して観にいったら。

予想を大きく裏切って、とてもとても良い映画でした。
泣いた。

はやぶさのことはもうみんな知っているし、関わった人たちの長い地道な努力の話もみんな知っています。
知っているからこそ、泣ける映画でした。

見ていて実感させられたこと。
成功する確率が低いからやらない、成果が出るかどうかわからないからやめるというのは、何もやらないのと同じということ。

物事はインスタントコーヒーやカップラーメンとは違う。
3分で出来るものは、3分で出来るだけの価値と意味しかないです。

けれど、偉業というのは、多くの人の長年の努力と積み重ねの先にあるもので、最初の一歩を踏んだ人がその結果を見ることは稀です。

結果や成果が出るかどうかもわからない事を続けるのは、とても大変で、忍耐の必要なことです。
長い時間、地道な努力、いつ終わるかもわからない試行錯誤が永遠のように続く。

最終的に、そういったものを長い年月支えるのは、取り組むものに対する情熱と愛情なのかもしれない。

それを考えると、もしかしたらそれが出来る人は、選ばれた人間だけなのかもしれません。

そして、我々は安易で短絡的な結果だけを求めてはいけないという警鐘にも思えます。

考えてみれば、日本の宇宙科学開発分野も、東北のスーパー堤防も、あの仕分けで「いらないもの」とされたものです。

宇宙開発はまさに「結果が出ないものに予算は出せない」と言われ、スーパー堤防は「100年に一度くるかどうかもわからないものに金はかけられない」と言われました。

しかしそのすぐ後、はやぶさは世界中を驚かす偉業を成し遂げ歴史に名を刻み、堤防は短い時間ながらも大津波を遅らせて多くの人の命を救いました。

私たちはそれでも、それらを“いらないもの”“無意味なもの”といえるか。

はやぶさは故郷を見ながら、その地を踏むことなく燃え尽きました。
彼が我々に届けたのは、目に見えないほどの砂粒少しです。

しかしその砂粒は、太陽系誕生の秘密を握る大きな鍵となり、長い彼の旅を支えた科学力や技術力は、今後の日本を大きく発展させることにつながり、世界を牽引していくばねになります。

EDで、日本が飛ばした人工衛星の絵が歴史順に出てきます。
そちらに知識のなかった私は、その数の多さに驚くとともに、宇宙のどこかに消えていったであろう彼らの姿に涙が出ました。

その最後に、はやぶさ二世の姿があります。
記された日付は、未来。

はやぶさが燃え尽きる姿を見て、前の列に座っていた男性が思わず前のめりになっていました。
場内、すすり泣きがもれた。

この映画、子供に見せるべき映画と思いました。
そんなこと考えたのは、人生はじめて。
でも、これはそれだけの価値と意義がある映画でした。
子供にもわかりやすく出来ています。

本当に泣けた。

そして、がんばろうと思いました。
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