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アニメとGAMEとマンガな日々
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世界を駆け回るビジネスマン

私の所属している部署は、いわゆる海外営業にあたるところで、8人いる男性陣は全員40代以上、部長クラスというちょっと特殊な部門です。
普通だったら、それぞれにアシスタントついてお世話してさしあげる。。。みたいなことになるんでしょうが、うちの会社はそんなのないので(みんなに公平にない)、「自分のことは自分でやれ」な状態です。

私の上司(つまりそのチームのトップ)は、ほとんど日本にいません。
文字通り、先週までこっちの国、今週と来週はあっちの国、その後はむこうの国…みたいな状態です。

世の中、まだまだ海外出張にあこがれる人も多いと聞きますが、正直、「だったらお前、やってみ?」です。

経済上向きの時代は飛行機もビジネスクラスで行くのが当たり前でしたが、いまやどこの会社もエコノミーです。
それこそ、社長クラス以外はエコノミー使用なんて普通。
ホテルも5つ星とかないです。

行き先も、営業な人が行く国なんて、中国の僻地とかインドの僻地とかアラブの僻地とか南アメリカの僻地とか、そんなのが多い。
これはうちに限ったことじゃなく、どこもそんな感じ。
欧米に行くのは、絶対に出席要の重要な会議か、あるいはカンファレンスとかの時くらい。

うちのチーム、なんか武勇伝みたいなのがあって、中国の僻地で盲腸になって、でも病院なんか到底行かれずにそれが破裂。
救急搬送されたけど、誰が使ったかわからないような注射器打たれるくらいなら痛みに耐えるって、そのまま我慢して日本に帰ってきた人がいたり。
インドで、うっかりはねた水が口にはいって、胃腸がどえらいことになり、やっぱり救急搬送されて現地の病院で「死ぬかも」な経験した人がいたり。

上司、帰国して次の日また海外ってのがあって、「パンツ洗う暇もない」と言った私に「洗うし!!」って叫んでました。

一番顕著にすごかったのはITの会社の人の海外出張。
行き先はアメリカの東海岸だったんですが。

飛行機の中でも仕事。
到着は早朝。
スーツケースもって、そのまま出社。
スーツケース会社に置いて、そのまま会議、会議、会議、会議。
夜は、現地スタッフに(無理やり)連れて行かれて、どでかいTボーンステーキとかでウェルカムディナーとか。
やっとの思いでホテルにチェックインして、今度は日本が昼間なので、そのまま日本と仕事。
チャットとライブカメラとメールがあるので無問題!!
やっと寝るのが、午前3時とか4時。
朝は7時から、朝食いっしょにしながら会議。
昼は、昼食しながら会議。
用意されるのは、ケータリングのサンドイッチかピザ>一応トッピングとか中身は選べる
やっと週末、でも遊びに出てる暇なんかない!
仕事片付けたら、やっとゆっくり眠れる!!
帰りもやっぱり飛行機の中で仕事。
帰国して、まだ昼間だったらそのまま会社。

これを聞いても、喜べますか?海外出張を。

上司、海外出張しすぎてマイレジカードが軒並みゴールド。
なのでいわゆる特別ラウンジをとこの空港でも使えるんですが、いつも搭乗ぎりぎりまでそこで仕事してます。
先日、「成田のJALラウンジでは、スープストック東京のスープが3種類とか飲める」って言ったら、「え!!そうなの!!知らなかった!!」って言っててびっくり。
さんざん使ってただろうがよ!!
使っていても、コーヒーとか以外食べたり飲んだりしたことなかったらしいです>仕事してるから

1年に1回、本国からえらい人たちが巡業してくるんですが。
とある人(Nさん)、会ってそのままずっと超仏頂面、挨拶もしない。
「すごい気難し屋さんだな」と思っていたら、部屋にはいって当時の上司(外国人)に会うなり、なんかぼそぼそ言い出した。
そしたら上司がいきなり私のところにやってきて、「Nさん、成田からずっとトイレ我慢してたんだって、すぐに連れていってあげて」……もちろん、ダッシュで連れていってあげました。

そしたらその後、今度は「Nさん、疲れすぎて飛行機でずっと寝てて、出発してから何も食べてなくて、おなかぺこぺこなんだって。なんでもいいから何か買ってきてあげて」。
ダッシュでコンビニいって、サンドイッチとかいろいろ買ってきてあげました。

3つあったサンドイッチと2つあったケーキぺろりと食べた後、Nさん初めて笑顔になって、私に「ありがとう、すっごいおいしかったーー!!」と。
ファミマのサンドイッチでそこまで感謝するなんて、よっぽどおなかすいてたんんだね…ってかわいそうになった。

Nさん、24日かけて世界中のオフィスまわる行脚の旅、小さなスーツケースひとつでやってました。
彼はえらい人なのでもちろんビジネスクラス使ってたけど、現地に1泊したら次の日は別の国…みたいなスケジュールで、日本に来た時もへろへろでした。
でも、背広に着替えるとシャキっとして会議に出てる。
ビジネスマンの鏡のようであった>ちなみに着替えたのは会議室

未だに海外出張いいなーとかいう人は多いですが、実際はこんな感じなのです。

「私ってば、海外出張も行くようなバリバリキャリアウーマンなの★」って自信満々な女性が、以前いた会社でいましたが。

来いって言われもしないアメリカ東海岸のトレーニングに無理やり参加、手配した飛行機が、成田→NY、木曜日着でそのまま週末そこですごして、日曜日の夜ボストン→月曜日からトレーニング。木曜日にはトレーニング終了、でもなぜかそのままボストン滞在→月曜日にシカゴ移動、そこで「1週間休暇取ります」 ってのやってました。

単純往復じゃないうえ、なんでか知らんがビジネスクラスとってたので、飛行機代だけで100万超え。
NYでの数日滞在、仕事外明白。
トレーニング後のボストン数日、意味不明。
シカゴで休暇取ってるが、往復飛行機はもちろん出張(と本人が勝手にした)経費。

なんでこれが許されてしまったのかは彼女の上司の責任ですが、彼女はその後しばらくたって後、そういういろんなことの始末を自分でつける羽目に陥りました。
当然だ。

うちの部のおじちゃまたち、時々「それどこ?」って所に出張になります。
聞くと、「正直、僕もわからんの」って、たいてい苦笑いな答えが返ってきます。
「とりあえず、遠いとこで、首都圏からすっごい離れてるところ」ってのはいつも同じ(笑)


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