orb

アニメとGAMEとマンガな日々
MENU

同人誌と商業誌 

今更な話ですが、同人誌から商業誌デビューする/した人は、数え切れないほどいます。
逆に、商業誌デビューしたことで知名度が上がり、同人の方でもいっきに壁サークルになったところもあります。

いづれにしろ、いいことである……と思っています、基本的に。

ただ最近、なーんとなく気になっているというか、正直若干嫌悪感を隠せないのは、商業誌でその作家さんを知った人たちに、「この人はずっと同人やってた。同人の作品もすごくいいから、ぜひぜひ読んでほしい」と薦める人たちの存在。

そういう人たちはもちろんその同人本持ってるわけですが、たいていの作家さんは、商業誌と同人誌ではもちろん違いは出てきます。

一番気になっているのは、たとえばよしながふみさんのように、同人があからさまJUNEジャンル、はっきりいってかなりハードゲイな18禁のものだったりすると、商業誌からはいった人(しかもJUNEマンガではなく一般マンガ誌)だともちろん免疫も耐性もないわけで、そこんとこ、考慮しないで薦めるのはどうかと思われ。

さらに、プロになった人たちのほとんどが同人活動休止、もしくはやめていて、同人時代の本は入手困難、または高額取引になっています。

そういう中で、安易に他人に薦めまくる行為、果たしていいことなのかどうか疑問。

「良い作品だから読んでほしいじゃないですか!」という意見もあると思いますが、じゃあその影に「その人のこと、同人時代から知ってる私」「同人本持ってる私」の優越感はまったくないのか?って所も疑問。
なぜならそういう人の書き込みやら推薦やら見てると、ほぼ全部「私は持ってます」とわざわざ但し書きがついてるものが多いので。

さらに恐いのは、薦めた相手が同人本が18禁ものとかホモものとか、知らずに手にする可能性があるというところ。
未成年かもしれないし、実際、結果的にではあっても未成年に薦めていたという事実もありました。

いちばん困るのは、「コミケで売ってますよ!!」ってわざわざ言っちゃう人。
あそこがどんだけ特殊な場所か、わかってないのか?と思うんですが、何も知らない人が素で行って無事に戻ってこれるかわからんだろうが!と思います。
ついでに言えば、そういうわけわからない人の参加は明らかに迷惑になるし(本人にその意図はないにしても)、事故につながる可能性もある。

実際友人が遭遇したそうですが、国際展示場の駅で「あのぉ、僕、これからどうしたらいいんでしょうか?」って聞いてきた人がいたりとか、あきらかに中学生の女の子たちがグループで、よりにもよって3日目の肉壁の日に、「こんな人がいるなんて、信じられない!東方の本、買いたいのにいつ買えるかわからないよ!!」って叫びあってたとか、あの場を知らない人の参加は本人たちにとっても大変なことと思います。

東方本買いに来た子たちは、たぶん入場すら無理だったと思うよ、うん。

別の話で、にわかにその作家さんのファンになった同人を知らない友人知人に、「その人の同人持ってるよ」と言って、「貸して!」って言われて貸せるかってとこ。

私に限って言えば、ごくごく親しい人で同人をよくわかっている人ならいざ知らず、友達であっても同人本は貸しません。
ケチと言われようが、意地悪と言われようがかまわん。
貸しません。
(同人をよくわかってる、むしろいっしょにコミケまわってるような友人らとは貸し借りします)

同人知らない人は、その価値や貴重さもわかってないので、恐くて貸せません。
ついでに、古い同人だと作家さんの住所や本名が奥付にあるので貸せません。
疑うのは悪いとは思うが、実際に戻ってこなかった本の数を考えたら、絶対にいや!ってほどにいやです。

最近アニメでブレイクした某作品、作画を担当したのは同人活動もされている方ですが、まごうかたなき男幕肉壁本です。
しかも、思いっきりロリ。
今、法的取締りでむやみやたらに過剰に反応されてるロリジャンル。

男性は、一般誌からファンになった人にむやみやたらに同人時代の作品を薦めるって傾向はあまりないようですが、あれ、むやみやたらに薦めたら確実にやばいと思われます。

同人時代の本が欲しければまんだらけに行くといいよ!って薦める人もいますが。
あそこもかなり特殊な場所で、探すのもスキルが必要かと思われ。
さらには、地方在住の人や子供や赤ちゃんいる人なんかだと、行かれない場所だと思います。

本屋さんやアマゾンで手軽に買えるものとは違うわけで、薦めるにも、そういうのを考える必要はあるんじゃないかと思います。

そういえば、あるゲームのキャラデザインやった人が同人やってると知った知人、「矢野さん知ってる?本持ってる?」と聞いてきたので、「知ってるし、持ってますが」と言ったら、「えーーー!!貸してもらってもいい?」と言ってきました。

なので、「内容、巨乳、複数プレイ、陵辱系の徹頭徹尾、最後の最後までエロ本ですよ」と言ったら、しばし無言になり、「考えさせて」と言われました。

別件でよしながさんの「西洋骨董洋菓子店」のファンだった人に、「お願いだから貸して」(彼女は私がオタクなのを知っていて、絶対持ってるよね!って言ってきた)といわれたことがありますが、「あのキャラが、男同士で思いっきりやりまくってますが」と言ったら、「え!!そんなお話なの!」と驚かれました。

魔性のゲイが、やりたい放題ですよ。

一般誌からはいった読者と、同人でファンになった人とは違いがあるって自覚は必要なんじゃないかと思います。
もちろん、どっちがファンとして上か下かとか、熱心かどうかとか、そんなのはないですが。

好きになった作家さんの昔の作品読みたいって思うのは、ファンとしては当然あることではあるんですけど、そのあたり難しいです。

スポンサーサイト

該当の記事は見つかりませんでした。

Leave a reply






管理者にだけ表示を許可する

Trackbacks

trackbackURL:http://orbyano.blog75.fc2.com/tb.php/3157-264a622c