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世界の頂点に立つ女性~ファッションが教えてくれること

ファッションが教えてくれること [DVD]ファッションが教えてくれること [DVD]
(2010/07/02)
アナ・ウィンター

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見たかったのですが、単館ロードショーであっという間に上映終了になっちゃった映画、やっとDVDになったので早速購入してみました。
アナ・ウィンターを追ったドキュメントです。

アナ・ウィンターとは、有名ファッション誌ヴォーグのNYの編集長で、「プラダを着た悪魔」のモデルにもなった人と言われています。
事実、現在のヴォーグはアナあってのものと言われており、すべてのファッションショーはアナが座席につくまで幕は開かず、ブランド各社はアナの評価をまず気にして、デザイナーたちはコレクションを最初にアナに見せます。
新しいデザイナーを探す、あるいは新しいブランドを立ち上げるという時も、人々はみな、アナのアドバイスをあおぎます。
アナ・ウィンターは名実ともに、ファッション業界のトップの立つ人です。

女性がトップに立つ時、自らの権力を見せつけ、周囲にプレッシャーをかけておのれの立場を見せ付けるタイプもいますが、アナにはそういう部分はありません。
しかし、彼女の意志と決断は絶対で、他者が異論反論を述べることは出来ません。
でもそれは、アナが自分の力を誇示するためのものではなく、あくまでもビジネスの成功という基盤に基づいた言動であることが、映画を見ていてわかりました。

興味深いのは、ヨーロッパで撮影された写真をどうするかというエピソード。

有名写真家によって撮られ、送られてきた写真にアナが「これしかないの?」と言葉を荒げ、「洋服が全然映っていない」と指摘します。
召還された写真家は芸術家肌で、おのれの美学をとうとうと語り、予定にあったはずの写真がないことに対して、同行した編集者のせいにします。
それを厳しい視線で見つめるアナは、何も言いません。

結果。

アナは、彼の写真を使わないという決断をします。

その撮影に、どれだけの金がかかったか、時間を費やしたかを考えると、これはもう英断としかいいようがありません。

では、果たしてその件はそれで済んだのかという点においては、映画には描かれなかったその後がなんとなくわかります。

アナがその写真家を使うことは、もう金輪際ないでしょう。
ヴォーグの仕事に、依頼のあったとおりの写真を撮らなかったこと、契約にあった枚数を送らなかったことに、業界が厳しい判断を下すのは必至。
彼の仕事は、激減することになります。

厳しい評価を下すアナですが、自分の着るものは意外なほどにシンプルでした。
オーソドックスなデザインのものばかり。
色も落ち着いたものばかりです。
ファッショニスタであることが、必ずしもお洒落であるというわけではないことが、アナを見ているとわかりました。

アナはイギリス人です。
アナが「彼女は卓越した才能を持っている」と評した同僚のスタイリストもイギリス人。
やはり、ファッション業界を左右する存在といわれているアリュールという雑誌の、カリスマ元編集長もイギリス人女性でした。

イギリス人女性のビジネスセンスというのは、もしかしたらすごいのかもしれません。



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