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死ぬな!死んだら殺す!!! ~レインボーシックスシージ

2017.03.28 (Tue)

「ゴーストリコン」が発売されて、そっちに移行したフレンドさんが数人、「バトルフィールド」に移行した人も数人。
プレイする人が減ったかというと、そういうこともなく、いなくなる人あれば、やってくる人あり・・・な感じです。

「バトルフィールド」に移行した人たちはみな、キルしたい人たち。
あと、数字的に高いスコアやキル数を出したい傾向が高い人たちでした。
まぁ、シージじゃキル数なんて出せないし、CoDとかで前押しばりばりできた人でもあっさりやられたりするから、ひゃっはー!は出来ないからな。

最近はいってきたのは、今のグループを作るきっかけになったKさんの同僚の人たち。
FPSはシージが初めてって人が概ねですが、みなさん上手いです。

んで、この人たちが全員、キルしたい人たち。
今、そこに敵がいるってはっきりわかっているのに、わざわざそこに行って頭だして、あっさりやられちゃう。
「いるってわかってるのに!」と言うと、「やれると思ったんだよなぁ」と言うのですが、いやいやいや、相手にとっちゃウマウマなだけですって。

そして、そういう彼らに引っ張られるように、他の人たちも同じように、むやみに凸るようになっていって、とうとう何日もの間、1回も勝てないという状態が続きました。
そりゃもうみんな、連日最後には全員無言になる・・・ →不機嫌にはならないのはえらいとこ

調子悪い、いわゆるスランプ状態の私は、あまり前に出過ぎないようにやっていたのですが、他の4人が前に出すぎて即効死ぬので、敵5人に対して自分ひとりってパターンが激増、しかもそれが、残りまだ2分もあるのに!って状況が連続し・・・ついに私、ブチ切れました。

「みんな、むやみに前に出すぎ!!
 
 早く死にすぎ!!

 次、攻撃でも守備でも、むやみにですぎて

 敵追いかけたりして、
 
 速攻死んだ奴は全員、
 
 その後のターンで頭撃ち抜くから!!
 
 開始と同時にぶち殺す!!!」


全員沈黙・・・・そしてAさんがぽつり。

「矢野さんなら、マジでやるね・・・・」

そして次。
全員、慎重になりました。
どのくらい慎重になったかっていうと、いちばん最初に死んだのが私だったってくらい →超だめなパターン
で、勝ちました(笑)

全員、「そっかー!慎重になればいいんだー!」
その言葉を聞いた瞬間、トリガーに手がかかりそうになったよ(笑)

その後は、とくに前に出過ぎる人たちに、
「死なないで!」
「死んだら殺す!」
「生き残って!」
「死ぬなら、1分切ってからにして!」
・・・・・といい続けた私。

じゃあ、今日は終わりますねーと抜けようとした時、みんなが、

「よかったねー、俺ら、矢野さんに頭ぶち抜かれずにすんだねー」
・・・とか言ったもんだから、「今、ぶち抜いてやろうか!」とか思いました(笑)

いろいろ聞いてみたところ、今、シージをメインでやっている人のほとんどが、CoDはやっていないという人でした。
CoD経験者で、チームデスマッチやドミネーションメインでやっていた人たちは、概ねバトルフィールドに移った感じ。
やっぱり傾向とか好みはあるんだなって思ったりしています。

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09:30  |  Game  |  Trackback(0)  |  Comment(0)

怪獣映画だったぞ!~キングコング髑髏島の巨神

2017.03.27 (Mon)



Twitterで怪獣映画好きな人たちが大騒ぎしていたのですが、本当に怪獣映画でありました。
コングだけじゃなくて、とにかくいろいろ、どいつもこいつもでかい。
水牛とか、蜘蛛とか、蟻とか、蛸とか。
普通の鳥とかもいますが、恐竜みたいな鳥もおりまして、ふつーにふつーなのは人間だけという・・・まさに、この島では最弱なのは人間!!
宣伝に偽りなし!!!

キングコングといえば、美女を片手に高層ビルのぼっちゃうってのが定番ですが、当然、コングの地元にはそんなものはないので、従来のキングコングとは違います。
しかも今回のコング、昭和のおっさんっぽい渋さで、「俺のシマ、荒らす奴は許さねぇ!」で大暴れなさいます。

我らが貴公子 トム・ヒドルストンと、我らが叔父貴 サミュエル L ジャクソンが出演しているんですが、完全に脇です。
なんたって、人間最弱なんで仕方ない。

主役はコングと、コングが戦う怪獣です。
はっきりいってこれ、怪獣映画。
考えてみたら、今日本では怪獣映画ってないんですよね。
ほぼ、絶滅状態。
シン・ゴジラは怪獣でてくるけど、あれは怪獣映画ではないと思うし。
んで、なぜかアメリカ人、怪獣映画好きな人が多いです。
シン・ゴジラ見て、キングギドラとモスラとメカゴジラが出てくれたらサイコーだったのにね!とか、真顔で言っちゃうくらい好きな人が多い→これ、Youtubeで見れる動画にある
んで、日本では絶滅しかけている怪獣映画を、ハリウッドが継承してるんじゃないのか?と、この映画を見て思いました。

そして今回、ちょっと驚いたのが、製作に中国の映画会社がはいっていたところ。
最近のハリウッド、中国市場が大きく影響しているので、中国を舞台にしたり、登場人物に出したりしていますし、中国での上映用に特別に編集した中国版を作っているほどだそうですが、今回のコングはその部分への比重がかなり大きいかもしれません。

登場人物に日本人が出てくるんですが、零戦乗ってる兵士が日本刀持っていたり、その刀に鍔がなかったり、「あり???」ってな部分に笑いそうになりましたが、このキャラは、最後の超かっこいい台詞にかかってくるので、笑ってはいけないのであります。

そして、これからこの映画を見る人に、ぜひぜひぜひとも言っておかなければならないことがある。

テロップが流れても、席を立つな!
最後の最後まで見ろ!!


はっきりいって、テロップがすべて流れた後が、この映画の一番重要な部分といっても過言ではありません。
私がこの映画見た時、最後のこのシーンで場内から声があがりました。

ってことで、怪獣大好きな人は、コングへGOです!!!
09:27  |  映画  |  Trackback(0)  |  Comment(0)

同人 自分勝手なマイルール

2017.03.25 (Sat)

春コミの後、Twitterで話題になっていたのを偶然見てちょっと驚いたのが、「サークル主にはこうしてもらいたい」って書き込みでした。

「自分はシャイで人見知りなので、サークル主に見られていると、本を見ることも、手に取ることもできない。
 なので、見本誌は平置きではなく、立てて置いてほしい。
 サークル主の顔がこちらから見えないように、ポスターとかそういうものを間に立ててほしい
 サークル主は、こちらが本を見たりしているときは、スマホ見るなり、下向くなりして、こっちは見ないでほしい。
 そしたら、私は本が買えます」

それ見た時の私の反応。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・は??????????????????

でした。

見知らぬ真っ赤な他人に、そこまで要求するって、どういう神経しとるねん?と思っていたら、オタ友が「最近は、同人イベントでも”お客様”目線でいろいろ言ってくる人増えてるみたいだよ」と言ってました。

いやいやいやいや、自サークルで出たこともあるし、売り子のお手伝いはよくやってるけど、来てくれる人が人見知りなのかとか、サークル主としゃべりたい人なのかとか、超能力者じゃねーからわかんないし、そもそも同人誌イベント、売る側も買う側も同じ参加者なわけで、そこで、「何そのいきなり世界の神みたいな要求は?」と思いました。

でも、そういうことを堂々と公開公表してるってことは、その人にとっては、当然の希望であり、相手がのむべき要求なんでしょう。
いやでもね、聞きたいのは、「あなたがいる世界では、すべてがあなたの思うとおりになってるんですかね?」ってそこ。
なってないよね?(断

そんなことを思っていたら、別でまた目にはいってきたものがありました。

春コミで島中サークルだったところが、やたらと列ができてしまったらしく、サークル主ひとり対応だったことでクレームなメールがけっこうな数きて、サークル主さんがスパコミの参加をやめたって話。

詳細見てみたら、売り子にはいってくれるはずの人が急病かなにかで突然来れなくなったそうで、そのサークルさんは島中で以前も同じように列を作ったことがあるらしく。
それに対して、「あなたのところに並んでいたために、他の欲しい本が買えなかった」「売り子を頼めないのなら、サークル参加するな」「主催にいって配慮してもらうぐらい、やれ」とかいうクレームがきてたらしく。。。

・・・・・・・・・・・何いってんの?

・・・と思ってみたら、同じよう思ってる人たちが、サークル主さんに「気にすることはない」というコメントを大量に寄せていました。
他で、「同人誌イベントは戦場!戦場ってことは、つまり戦いなの!判断もできずに他人のせいにするような人は、そもそも戦場で生き残れないから!」みたいな意見も出されていました。

たまたま、それとはまったく関係のない別のサークルさんが、昨年の冬コミで出した本が大注目されていたことから、買えなかった人たちが「もっと在庫をもて」「通販で追加早くだせ」「買いたい人間がいるんだから、再販するのが当たり前だろう」って意見がかなりきてたらしく、その方、「同人はそういうものじゃない」というコメントを出されていたことがありまして。
ちなみにその方は、事前予約、通販も、かなりの長期間で余裕をもって受け付けていたし、再販もしています。
それでも、そんなこと言ってくる人がいるってのがびっくり。

売り子がいるかいないかなんて、そんなのは、サークル主が考えることで、他の人がとやかく言う筋合いのことじゃないです。
もちろん、いたほうがいいに決まってるけど、義務じゃない。

列が出来るのだって、その時にならないとわからないです。
実際、超大手でも、なぜかその時は閑古鳥・・・なんてこともよくある。

お前のところに並んだから他の本が買えなかったとか、そんなの知らんがな。です。
それでもそこの本が欲しいかどうかの判断は、自分がすることで、それこそが同人誌購入に必要な最低限スキル。
売り切れごめんなんて、別に列にひっかからなくてもあるがな。

あと、コミケでもシティでも、「うちのサークル、列ができるんで、壁にしてください」なんて、そんなの出来ないですから。
申し込みの時にコメントしておけばいいとか言った人がいますが、まさに「素人はだまっとれ!」(ByTOKIO)です。

あとね、在庫もっと持てとか、通販しろとか、そういうのも、全部金かかるんですよ。
で、君が買いたい1冊のために、印刷代何万とか、通販手続きに何時間とか、趣味でやってるサークル主がそこまでする必要はまったくないの。
どうしてもやってほしければ、まず、そのすべての金額をサークル主に無償で(ここ重要)提供するくらいのことをやってから、言ってもらいたい。

とはいっても、そういう人たちに対して言えるのは、ただひとつ。

「知らんがな」

友達も言っていましたが、そういう事に傷つき、心折って活動をやめてしまう作家さんが出てきているのは、とても残念です。
誰かも言ってましたが、今までは、熟練の参加者が次世代にマナーや状況、詳細を教え伝えてきていましたが、今はそれもないのか?ってところ。

思うに、pixiv の台頭がそこに関わっているんじゃないかなーって思ったりしています。
pixiv は、気軽に投稿できるし、いろいろな人の反応や評価も得られるので、とても良いツールですが、同人誌を作って領販するのとは大きな違いがあります。
お金がそこには関わっていない。
pixiv はあくまでも閉じられた世界を、相手に無料で見せている形だし、そこには同人領販に必要なマナーやスキルは要求されません。
ある意味、ひとりで気楽、気軽にやれる世界で、それがpixiv の良い点でもあると思います。

しかしこれ、見る方にもいえる。
恐らくお金が発生した途端、自分はお客様になっちゃう人たちは、同人誌イベントにはまだ経験値浅いんじゃないかと。
pixiv から二次創作を知った人たちは、そういうのは知らないでしょう。

サークル主は、好きにやっていいと思います。
もちろん、当然最低限のルールはありますが、私が買いたいのに買えないのはおかしい!在庫をもっと考えろ!とか、売り子準備できないならイベント参加するな!とか、そんなこと言うのはガン無視していいし、ガン無視できるほどの硬度な精神がないと、そうそうやっていられないと思いますですぞ。

ちなみに、先日の春コミですが。
「いやぁ、欲しかった同人が売り切れちゃってがっかりしていたら、サークルさんが、通販しますって教えてくれたんだ、ありがたい」
「最近は、虎とかに委託してくれる人が増えたから、本当にありがたいよね」
「オークション出されたりするくらいなら、通販しますって感じらしいよ」
「でも、委託通販も、下手するとえらい在庫かかえることになるし、印刷代もかかるから大変だよね」
「タイミングはずすと、いきなり在庫まったくはけません!なんてことにもなりかねないからね」
「いやぁ、ほんと、そういう中で通販してくれるのは、本当にありがたいわー」
・・・という会話が、私と友人でありました。

あ、あとですね。

「私は人見知りでシャイなんで」とか言ってた人。
絵付きで堂々と、不特定多数の人が見るとわかってるSNSで、見知らぬ他人に自分の要求をつきつけるあなたは、全然、まったく、ありえないほどに、シャイでも人見知りでもないですんで、そこんとこは修正いただきたいと、通りすがりの私は思いましたでありました。


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希望の映画 ~シング

2017.03.24 (Fri)



字幕で見てきました。

6歳の時にみた素晴らしい歌声のステージを見て、それにあこがれて劇場のオーナーとなったコアラのバスター・ムーンでしたが、興行がうまくいかず、借金まみれの状況に陥っていました。
それを打破すべく、バスターが企画したのが、アマチュアの歌のコンテスト。
秘書のミス・クローリーのミスで、高額賞金が出されると告知されてしまったコンテストには、ものすごい人数の応募者が現れます。

最終的に残るのは、ゴリラのジョニー、象のミーナ、豚のグンターとロジータ、ねずみのマイク、ヤマアラシのアッシュです。
興行には失敗続きのバスターですが、オーディションの時の彼のコメント、彼の目は、確かなものがあります。
オーディションの時、アッシュはあくまでも恋人のコーラス、サポートでしかありませんでしたが、バスターはその恋人の方を落とし、彼女だけを合格させています。
さらに、ロジータの才能を認めながら、「華がない」として、グンターと組ませる。
そこまで出来るのに、なんで興行失敗しまくってたんだ?と疑問になるほど。

どんな形の歌があるかもいろいろ見せてくれて、中には日本のAKBもどきなのも登場。
字幕版だと、バスターの声をやってるマシュー・マコノヒーがベタで日本語使っていて、ここはもう爆笑のシーンでした。

バスター・ムーンというキャラクターが、とにかくすごい。
私は、むやみやたらなポジティブシンキングがクソ大嫌いなのですが、この映画、常に明るく前向きですが、”むやみやたらなポジティブシンキング”がまったくありません。
素晴らしい才能を持っているのに、内気すぎて人前で歌えないミーナに、バスターがかける言葉や、父親を助けるために盗みをしようとしたジョニーが、バスターの残した言葉にそれをやめるシーンとか、「君なら出来るよ!」「絶対にうまくいくさ!」じゃないのがすごい。
バスターが合格メンバーや見ている私たちに示すのは、希望と自信です。

そのバスター自身が、希望を失った時、いきなり燦然と輝くのが、彼の友人の羊のエディ。
資産家の息子で、親がバスターに融資しているどら息子ですが、バスターが地の底までおっこちた時、エディは「金をだす」ことはしません。
「お前のために、お前といっしょにやる」ことを、迷うことなく選択します。
すっげーいい奴!!!
友達の鑑みたいな人!!!

この映画、ひじょうに緻密に作られています。
うっかりすると、なにげにスルーしてしまうシーンに、実はものすごい意味がある。

冒頭、エディとバスターが高級レストランで食事するシーン。
お金のないバスターは、サンドイッチ持参です →ありえん!って爆笑シーン
エディは払えても、自分は払えないからです。
つまり、バスターはそこの支払いを、裕福なエディに払わせる気はまったくない。
さらには、バスター自身が、お金に価値を置いて仕事をしているわけじゃないのもわかります。

ミス・クローリーは、おばあさんです。
いろいろな所でいろいろダメなことしますが、バスターは一度も彼女にイラつきません。
彼女の誠実さ、正直さ、やさしい真面目な仕事ぶりを信頼していることが、途中からわかってきます。

ダメンズに尽くして才能を棒にしていたアッシュに、「君はすごいよ」と伝えるのもバスターです。
その伝え方がすてきでダサい(笑)
アッシュがバスターの言葉に、どんどん磨かれて才能を発揮していく様は、本当に素晴らしいです。

ねずみのマイクは、この映画の中で唯一、死ぬほど嫌な奴です。
自分の才能を自慢し、他人をあしざまにこきおろす。
しかし、バスターは一度も彼を嫌うことはないし、常に誉めます。
その才能が素晴らしいからです。

そしてそのマイクが、たったひとりだけ、その歌に感動するシーンがあります。
彼はそれを隠そうともせず、それこそ目に涙を浮かべてるみたいにして、賞賛の表情でその人を見ます。
つまり彼は、真に才能のある人に対しては、きちんと評価する力ももっているということです。

バスターの他に、個人的に超注目したのは、豚のグンターでした。
予告にも出てくる、超派手な衣装でパフォーマンスする彼です。
もうね、これ、言いたい。

すっごいいい人だから!!!
一家にひとり、グンター!!ってくらい、いい人だから!!!
この映画の中で、いちばん好きだからっ!!!


ちなみに、吹替も、きちんと歌える素晴らしい配役だそうで、機会があったらこちらも見たいと思います。
字幕も、素晴らしかったので、どちらを見ても損はなし。

人生どどーん!と落ちた時、この映画を見ればいい!って思いました。
バスターが大きな声で 「 Up!!」って言ってくれます。
10:15  |  映画  |  Trackback(0)  |  Comment(0)

光のお父さん、書籍化

2017.03.22 (Wed)



お父さんは、齢60を超える 光の戦士だ・・・

この文言から始まる、マイディーさんとお父さんのエオルゼアでの旅が、ついに1冊の本になりました。
おめでとう!!
おめでとう!!
ぱちぱちぱち!!!
書籍化には、なんかいろいろ大変なことがあったみたいですが、とにかく本になってよかったです。

本は、ブログ愛読者からすると、かなりの改変を感じる内容になっています。
ブログに書かれている細かい部分や、ジョビのメンバーのこと、それぞれのミッションは、本ではがっさり削除されています。
さらには、マイディーさんの独特な笑いのセンスみたいな部分も、かなり薄まってる。
これはもう媒体の違いと、対象となる読者の違いで変えざるを得ない部分と思います。
ブログは今もちゃんと現存しているので、本読んで面白い!ってなった人は、さらなる詳細をそっちで読めばいいかと。

この話が書籍化されたこと、ドラマ化されることについては、個人的に、歴史変えるくらいの意義を感じています。
なぜなら、オンラインゲームをやる人以外は知らなかった、新しいコミュニケーションと人間関係を、大々的に一般市民(一般人じゃない)に知らしめることになるからです。

マイディーさんとお父さんは、リアルでは親子で、そこにある人間関係の基礎は”親子”です。
血縁ってのは特別で固定された人間関係だから、生きている限り変えようがないのが今までのあり方でした。

しかし、オンラインゲームの中でのふたりは、同じゲームをするプレイヤーという基礎の上にある、共に戦う同志であり友です。
ブログでも書籍でも、マイディーさんは何度も何度も書いていますが、オンラインの世界での友人たちがリアルでどういう人間か、何をして、どういう生活をしているのかなんてわかりませんし、もちろん、本当の顔も知らない。
その世界に馴染みのない人には、それは異様にも感じるだろうし、おかしいんじゃねーの?とまで言う人もいます。

しかしこれ、実はリアルでもたとえられることです。
自分がいきなり、異国に行ったとします。
空港に降りたあなたは、何もわからない、誰も知らない。
そして、今、そこにいるあなたは、そこの人にとって、”アジア系の旅行者”という存在になります。
あなたに関わる人も、その国にいる人であることは確かでも、どこの誰かも、何をしている人かも基本わからない。
例えば、美術館に行こうとして、いろいろな人に道と尋ねる。
とある人が、「自分もそこに行くので、いっしょに行きましょう」と言ってくれる、そして会話が始まる。

オンラインゲームの世界は、これに近いと思います。

私は外資系企業で働いて長いのですが、社員同士のプライベートなことはお互いにほとんど知りません。
どこに住んでいるのか、どこ出身か、既婚か未婚か、どこの大学を出たのか、何が趣味か、たいていはお互い知りません。
会社という場所にいる以上、基本設定は、”営業の鈴木さん” ”アナリストのブラッドさん” ”秘書の川原さん”とかで十分です。
何かのきっかけで、個人的な話が出ることがありますが、それで”同じ会社で働く人”という基本設定が変わることはありません。

これ、オンラインの世界と同じです。

例えば、スナイパーのTさん、芋プレイが上手いKさん、キルレ高いOさんとか。
FFの世界だったら、ヒーラーのTさん、モンクのKさん、タンクのOさんってなる。
私がやっているオンラインのゲームは、基本、リアル会話になるので、本人の声やしゃべり方などもわかるし、時々プライベートな話とかも出ますが、マイディーさんのやってるFFはチャットメインのようなので、そういうプライベートな部分は出にくいかと。

オンラインでの友達って何?気持ち悪い、どこの誰かもわからないじゃないの。。。という人は、今もたくさんいます。
いますが、リアルの友達とオンラインの友達の違いは、顔を知ってるか知らないか程度の違いで、それに何か問題がありますか?と、私は言いたい。
オンラインでは本当のことを言わないで、うその自分でやってるかもしれないじゃない!という意見に対しても、リアルでもそういう人はたくさんいるよね?としか言いようがない。
逆に、オンラインで、リアルな自分と違うキャラを作っている人もいますが、その世界でのその人が”そのキャラ”ならば、それはその人にとってのリアルのひとつであると思います。
じょびのきりんちゃんとか、もしかしたら、三十のおっさんかもしれない>きりんさん、ごめん
でも、その何が問題があるのか?
全然ない。
FFの世界の中でのきりんちゃんは、あのきりんちゃんなのですから。

いろいろな国の人と仕事してきて、わかったことがあります。
ここで嫌な人は、世界のどこでも嫌な人だし、あっちで良い人といわれる人は、世界中どこでも良い人です。
人間の本質は絶対値で変わらない。
オンラインでも同じです。
経歴や出自、職業がわからない分、本質で見るしかないわけで、その部分は露出しやすくなると思います。

「光のお父さん」は、そういうものを、ゲームやバーチャルワールドに縁のない人にも、楽しくわかりやすく見せてくる名著と思いました。
お父さんと息子が、ゲームの世界では、頼りになる先輩でありリーダーの人と、みんなに助けてもらいながら成長していく初心者になるんですよ。
しかも、逆転の立場で。
そして、他のフレンドたちとともに、協力して戦い、ミッションをクリアしていく。

すごい。
21世紀の新しい人間関係の形! 

この話には、もうひとつ、大きな意味があります。
お父さんが、60歳を超えているということ。

年齢で無理、出来ないなんてことはない。
年齢に関係なく、挑戦することができる。
年齢にこだわりをもたずに、いろいろな人たちと交流することができる。

それを証明した本でもあります。

マイディーさんのお父さんの人間性のおおらかさ、楽しさが際立つのもそこ。
面倒くさい、えらそーなおっさんだったら、こういうことにはならなかったでしょう。

とにかく、私にとっては奇跡の1冊。
ドラマも、超楽しみです。
10:00  |  book  |  Trackback(0)  |  Comment(0)

いろいろな人がいるのはわかってはいるけれど

2017.03.21 (Tue)

人間関係はナマモノなので、味がかわったり、違うものに変質したり、あるいは腐ってしまったりすることもあると思っておりました。

長くオタ友だったYさん、タイバニで初めて二次萌えした際、大バーストしすぎて大火事を起こしたのは数年前。
自分は自サークルがあるからそこにいるが、欲しいタイバニ同人誌は全部買わずにはおられまい!と、いわゆる買い物部隊にいたタイバニと無関係な人までそれに引きづり込み、置く場所も資金も渡さずに、自分のためだけにコミケ東館全館、彼女が欲しいすべてのタイバニ同人を買わせよう、グッズももらってもらおうと計画して、周辺大激怒、買い物部隊崩壊で、2日目の朝とかに、コミケ会場で関係者3人で頭抱えたのは、昨日のことのようであります。
その後、その炎上は飛び火して、つきあいの長かったサークル主さんたちともいろいろあったそうで、今は彼女は、彼女の考えとやり方に同意する人たちと行動を共にしているらしい。

共通の知り合いはいるので、顔をあわせれば挨拶はしておりましたが、昨年の冬コミ、私がお手伝いにはいったサークルさんの本が欲しかったらしいYさんとその朋友、サークル主さんと私とふたりと顔をあわせたくなかったらしく、知り合いに買い物を頼んだのですが、その人が在庫がわからず、事情知らずに離れたところで見ていた本人たちを呼びにいっちゃうという事態に。
すると朋友嬢のほうが、ものすごく不貞腐れた様子で、挨拶もせず無愛想に同人誌買っていきました。

いい歳なんだから、とりあえず挨拶してスルーするくらいのことはしてもいいと思うんだ、ひとりの社会人として。
っていうか、挨拶するのも嫌な作家の同人誌、そこまでして買うのか?とも思った次第。

知り合いに聞いた話は、ずっと同じジャンルで萌え友だった人、別のジャンルに移行した途端に、音信不通になったとのこと。
「会話も成立しなくなっちゃったから、仕方ないかなとは思うんだけど、なんかやっぱり考えてしまいますよね」と言っていました。
どうやらその相手の人は、ジャンルかわると、それまでのつきあいをすべて刷新、一新してるらしく、SNSのアカウントも全部変えているそうで。
そこまで徹底的にやるのもすごいと思いますが、すなわち、萌え語りする相手は欲しいが、友達はいらないということなんだろうか?と思ったり。。。

オタクじゃない友達から、「歌プリって知ってる?」と聞かれて「は?」ってなったことがあります。
いっしょにヨーロッパ旅行した彼女の友人が、その当時歌プリに超はまってたそうで。
ホテルにいる間は、ノートパソコンでずっと歌プリ萌え友とチャット、移動中もずっとノートパソ開いて歌プリ関係見てて、メールとかのやり取りしていたそうで。
「わざわざ外国いってまでやらんでもえーやん!」と思いましたが、友人は、「時差があるから明け方まで日本とチャットしていて、彼女はほとんど寝てないから、昼間、ホテルで寝てたりしてた」と言ってました。
高額な旅費払ってそれって、すげーな・・・と、ある意味感心した。

最近友人のひとりが、好きなスポーツでバーストしております。
マイナージャンルだったそのスポーツ、最近人気がでてきて、雑誌なんかでも取り上げられるようになりました。
試合とかにも、初めての人が増えてきたので、時々わからないところとか教えてあげるんだよって話は聞いておりましたが・・・それがだんだん、違う方向へと走り出しておりまして。
食事していても、何をしていても、常時SNSチェックしていて自分もがんがん書き込みしているので、話しが会話として成立しなくなり、さらにそのスポーツ以外の話以外は彼女がまったく受け付けなくなるという状態になってしまいました。
関係ない話をしていても、いきなりその話しだしてそのまま走り出すので、もうどうしようもない。
選手の名前出されてその人について語りだすとか、「XX君はね」みたいな話がメインになるので、その人が誰かも知らないこちらは完全にお手上げ。
試合のあるところ、全国各地、海外も行っていて、選手たちが移動するときは、空港や駅に「うちの子たちために、私が行ってあげないとね!」っしょっちゅうお出迎え、お見送りに行ってる。

その情熱と体力は素晴らしいとは思うのですが、会話は成立しなくなってるし、そもそも彼女もそのスポーツ関連以外のことに時間使いたくないのがわかる状況なので、最近疎遠になっております。
共通の知り合い数人が、「なんかそのうち、トラブルになるんじゃなかろうか」と心配する声をあげておりますが・・・

好きなものがあるのはとってもいいことだけど、そこまでのめりこんでしまうというのが私にはわからず、困惑したりしています。

いろいろあるなぁ・・・とか思っていたら、それとは別なところで私、思いっきり友人の地雷を踏んでしまいました。

10年以上、ジャズ系楽器をやっていて、プロの演奏家にレッスン受けていると言っていた友人。
音についてとか、アレンジについてとか、含蓄ある自論をよく述べていたので、「すごい練習してやりこんでいるんだなぁ」と思っていたら、いっしょに食事している時に、

「練習?練習なんかしたことないよ。なんでする必要があるの?」

・・・と言われて、本当に、ほんとうに、ガチでマジで、びっくりしすぎて固まってしまったという・・・。

思わず「練習しないで、何しにレッスン受けてるの?」と聞いてしまったのですが、「いろいろ質問したりするのが楽しい」と返され、「だって、絵画だったら、何も描いてないキャンパス、先生に見せにいくようなものじゃない!それで質問するって、何質問するの?練習しないかったら、質問する事もないでしょ?」ってさらに言ったところ・・・

「ここはなんでこうなるのとか、どうしてこういうアレンジするのとか、質問するのが楽しいんだよ。
 だたい、プロになるわけでもないし、人も聞かせるわけでもないのに
 練習なんてする必要ないでしょ?」

・・・と言われて、本当に天地ひっくりかえるくらい驚いてしまいまして。

そしたら、「みんながみんな、あなたの周囲にいる人のように、やる気のあるモチベーション高い人たちとは限らないんだよ。ただ楽しいからやってるって人も大勢いる」と言われましたが・・・
いやいやいやいやいや、ジャズとか、アレンジも音も練習という地層の上に成立するもので、じゃあ、今まであなたがとうとうと語っていた音とかアレンジはいったいなんだったの?
・・・となってぐるんぐるんしていたら。

「先生の楽器はやっぱりいいものだから、アレンジとかもうまくできちゃうんだよねー、音も違うし」

・・・と言われて、イスから落ちそうになりました。
そういえば彼女は写真もやっていますが、超高級カメラは使っているけれど、未だに露出もシャッタースピードも構図も、すべての基礎をぶっとばし、勉強もしていないまま、趣味は写真!撮影いきたいです!いい写真とれたよー!ってやっておりました。

びっくりしすぎて反応しまくった私を見て、彼女は著しく気分を害したそうで、たぶん長年の友人関係粉砕した模様。

でも、全然理解できなかったんだよっっっ!!!

・・・で、楽器やってる友人知人に効いてみたところ。。。

「練習する意味あるの?って、そもそもその言葉の意味がわからない」 >チェロ
「練習しないでレッスン受けてるって、すごい金あるんだね、募金?」 >ロックなギター
「先生もわりきってレッスンやってるんじゃない?」 >ピアノ

大人になってからヴァイオリンを始めて、今、市民オケでも弾いている妹が言いました。

「楽しみ方はそれぞれだから、そういうのもあるんだよ。だから、お友達、そんなこと言われて、とっても頭にきたと思うヨ。
 いろいろな人がいるから。
 ヴァイオリン教室にも、まったく練習しないっておばさまがいたけど、その人は、ヴァイオリン習ってるワタクシ自慢が
 とっても好きな人だった。そういう人もいる。
 練習しないから、下手だったけどね」

練習とは、あくまでも自分のためにやるものであると信じております。
プロになる人だけが練習してるとか、ないから。
そこから導き出される、「練習すればプロになれる」ってのは、もっとない。

ひとつ、ああ・・・って思った意見がありました。

「その人は、楽器も音楽も好きなわけじゃないと思う。
 好きだったら、言われなくても演奏したくなるし、もっともっといい音を、いい演奏をしたいって思うもの」

世の中にはいろいろな人がいるのである・・・・・・・・・・・・・というのに対応しきれていない、最近の私であります。

11:03  |  近況  |  Trackback(0)  |  Comment(0)

ゲーム友の奥さんと話す

2017.03.16 (Thu)

先日、たまにいっしょにやるシージ友とふたりっきりのパーティでプレイしていたら、1時間ほどのメンテナンスにはいりまして。
まだ時間が早かったので、「じゃあ、待ちますか」ってなり、ふたりでおしゃべりしていたら、その方の奥様が会話にはいってきました(笑)

最近結婚したふたり、現在奥さん妊娠中。
「子供生まれたら、少しの間、ゲームできなくなるけど、やめるってことはない」と言っていたその人、奥さんは何も言わないのかな?と思っていたら、「好きなことやってるのに、やめろとかないですよ」と笑って言ってて、「おおー!」ってなりました。

バイオの頃から、結婚を機にゲームを離れた人はけっこういます。
ほぼ100%男性。
ひとりは、「結婚したら、ゲームするとかそういうものでもないでしょ?」と、クールにさくっとやめていきましたが、それ以外は奥さんが嫌がるケースが多かった感じ。
もちろん、ふたりでいる時はゲームなんかするわけないじゃん!って仲良しなケースもあったとは思いますが、そういうケースでも、結局はゲームしなくなるので、やってもいいって環境はなくなってるんじゃないかと思われ。。。>あくまでも推測だけど

中には、露骨にやめさせようとするケースもあり、夫がゲームしだすと、妻が横で大音量でドラマを見出すってケースもありました。
(ちなみにこの奥さんは、夫にはゲームの音は出すなと言っていた)
あと、みんなで会話していると、いきなり奥さんが夫のマイクに口を寄せて、「なぁに?私のこととか、話さないでよぉ~」とか言ってきたこともありました。
さすがにちょっと、ドン引きしたケース。

今回、お話したフレンドの奥さんは、たまたま、マイク越しに奥さんの声が聞こえてきたのを私がキャッチ。
「こんにちは~」とか挨拶したら、「あ、いつも声聞こえる方ですね」ってはいってこられた感じ。

そのフレンドさんは、CoD時代、クランにはいっていたそうですが、いろいろあってグループ崩壊しちゃったんだそうで。
私がいたところも、女性が絡んでトラブルになったことがありますよと話したら、奥さんが「そういう女の人いますよね」ってノッてきて、3人でかなり盛り上がり(笑)
フレンドさん、「矢野さんのシージ仲間の人たちはみんないい人たちで、フリーダムで好きにやってる感じですよね」と言ってました。

合間、奥さんが、「ちょっと!私のホワイトデーのお返し、勝手に食べないでよ!!!」と叫び、「6個も食べるとか、食べすぎでしょ!」と言ったので、私は「それは食べすぎだな」と言ったら、フレンドさん「そこはスルーして!!!」って笑って言ってました。

メンテナンスが終わってダウンロードが始まったら、奥さん、「じゃあ、私、寝ますねー」って言い、「楽しかったです、おやすみなさい」と会話から離れていきました。
私も楽しかったでした。

フレンドさんの奥さんと話すのは初めての経験でしたが、とても楽しい明るい方で、楽しい時間をすごすことができました。
彼女は、「自分がいるんだからゲームするなって奥さんは多いと思うけど、自分だって好きなものやめろって言われるのは嫌だし、隠れて何かやってるわけじゃなくて、ゲームする時は家で、私の前でやってて、別におかしなことやってるわけでもない。反対する理由がない」と言ってました。
「彼がゲームしてるときは、私は私で好きなことやってるし」とのこと。

彼女が会話を離れた後、「すてきな、いい奥さんじゃないですか!」と言ったら、フレンドさんがとっても照れていました。

なんかちょっといい時間でした。
11:19  |  近況  |  Trackback(0)  |  Comment(0)

見た者すべてを地獄に叩き落す怪作~哭声/コクソン

2017.03.13 (Mon)

ホラーマニアな方々が声をそろえて大推薦していた韓国映画「哭声/コクソン」、見てきました。
一般受けはしない映画なので、関東圏でも上映館はとても少なく、いつまで上映しているかわからないので、初日定額で観ましたが、なんとほぼ満席。

地方の山村で、連続殺人事件が起こりますが、犯人はそれぞれ被害者の家族。
現場はどれも血まみれで凄惨な状況、犯人は全員、得たいの知れない皮膚病を患っており、恐ろしいほどの凶暴になっているという共通点をもっていましたが、原因は不明のまま。
人々の間で、「事件には、山奥にひとりで住む日本人が関わっているらしい」という噂が流れ出します、
そんな中、事件を調査する警官の娘の身体にも、犯行に及んだ人々と同じ皮膚病の兆しが現れます。

子煩悩で平凡なひとりの警官が、地元に起こる得たいの知れない血なまぐさい事件に、「いったい何がおきてるんだ?」と疑問に思いつつ、妻、母、娘と平和に平凡に日々すごす生活が描かれますが、娘の身体に加害者たちと同じ皮膚病が現れ、凄まじい凶暴性を見せ出すあたりから、一気にホラー感が増します。

それまでは、人々の噂に「何言ってるんだ」という冷静な態度を示していた彼が、得たいの知れない日本人が原因らしいという噂に捉われ出し、悪霊に憑かれているという霊媒師の言葉を信じ、それは呪いなんじゃないかという言葉に、謎の日本人を原因だと確信するまでの流れは、明らかに常軌を逸していくようにも見えますが、目の前に繰り広げられる凄惨な事件と、それと同じ状態になった娘を前にした父親の彼がそうなってしまうのも無理はないという見事な演出。

「シン・ゴジラ」でも名演を見せた國村準が演じる謎の日本人、強い力を持つ霊媒師、日本語の通訳を勤める見習いの神父、事件の現場に現れる謎の女が、主人公の警官にそれぞれ違うことを語ります。
村の人々が語ることも、真実なのかどうかわからない。
警官は何を信じ、何が本当かわからなくなる中で、娘を救いたい一心で東西奔走し、その結果、彼自身が狂気の世界へと足を踏み入れることになっていく。
そして後半、怒涛の展開。
もう、呼吸するのも忘れるレベルでした。

いやぁ、もう、なんていうか、地獄を通り抜けたらまた地獄、しかもどんどん深い地獄に落ちていく・・・みたいな映画で、終わった後、そこにいた人全員放心状態って映画でした。
ひじょうに難解で、しかも観ている我々も何が真実かわからないまま(ラストはきっちりあるので、物語としてはまとまってる)放置されるし、「じゃあ、あの時のあれはなんだったの?」とか、「誰が真実を言ってたの?」とか、疑問や疑惑が残されるので、「全然意味わからなかったよ」って人もけっこういたようです。
しかし実は、それがこの映画の最大の恐ろしさでもある。

いきなりふってきた恐怖って、たいていは何がなんだかわからない。
意味なんてない。
だからこその恐怖で、何が本当で、何が真実で、何がおきてるのかなんてわからないからこそ、怖いわけで。
人によっては「先祖の呪い」っていうのを信じるだろうし、「物の怪が出た」を信じる人もいるだろうし、「神様の罰」を考える人もいるでしょう。
実際、おきてる怪異の理由や真相なんて、我々にはわからないわけです。

さらにこの映画、社会における恐怖も描いています。
小さな村で起きる怪事件に、よそものが吊るし上げられる。
「あいつが犯人だ」という噂に、何の根拠もありません。
霊媒師が「これは凶悪な物の怪の仕業だ」と言ったことを、即座に「あの日本人に違いない」と襲撃にいく人々。
それは悪霊とは違う、別の恐ろしさがあります。

この映画、キリスト教、新興宗教、土着信仰、心霊、物の怪、凶悪殺人、奇病、ゾンビと、とにかくありとあらゆるホラー要素ぶっこんできていて、しかしまったく違和感がなく、そして、今まで見たこともなかったような恐怖を生み出しています。
しかし、見終わった人たちの中には、「これ、ホラー映画だったのか?」と疑問を持つ人も多数。
すさまじい恐怖と狂気を描いていながら、観た人に残されるのは、”疑問”のほうが大きい。
そして、その”疑問”すらも、さらなり恐怖につながるオソロシ展開です。
そっちの向きで知識がある人だと、そこに秘められた意味がわかって、「!!!」ってなるシーンも多く、一瞬見せるシーンに「!!!」って箇所があったりで、緻密に作られているのがわかります。

監督は、「自分をとりまく社会を描きたかった」そうで、長い時間をかけて脚本を作り上げたそうです。
俳優陣も素晴らしい演技で、ただホラー映画として片付けてしまうにはもったいない、重厚な映画でした。

とはいえ。

すさまじく後味悪く、ホラー耐性弱い人だと、ガチで夜眠れなくなるレベルで怖い映画です。
血に弱い人とかは、絶対に見ちゃだめ。
あと、こういう言い方すると不快に思われる方もいるとは思いますが、わかりやすい映画が好きな人だと、「なにこれ?意味わかんないし」とか激怒モードはいる、「てめぇの頭で考えろ」な映画なのでまったくお勧めしません。
逆に、ホラー好きな人には、「何があっても絶対に見るべし!」と、超推薦します。
あと、カップルでいったら地獄見るだけで終わるので、やめたほうがいいです。

個人的には現時点で、今年いちばんの映画となりました。
もう一度みたいレベル。
韓国ホラー映画、すげーです。
未だに頭から離れません。

もう一度言いますが。

生半可な気持ちでみにいったら、数日、悪夢にうなされると思うレベルの映画なので、覚悟をもって見に行ってください。
それでいったら、期待以上のものが見れます。

10:03  |  映画  |  Trackback(0)  |  Comment(0)

Netflix に加入してみた

2017.03.10 (Fri)

最近、ネット配信がケーブルTVみたいな感じでたくさんあって、心ひかれる番組があっちこっちにあったりしてました。
とはいえ、テレビ見る時間なんか、これっぽっちもないし、見たい番組はいろいろなところに散逸していて、全部契約するのは無理だし・・・と思っていたら、ホラー映画好きな人たちがこぞってNetflix薦めていて、そこしか見れないホラーがたくさんあることがわかったので、とりあえず1ヶ月無料で契約しました。

契約してみたら、思っていた以上にいいです、これ。
iPhoneにダウンロードしたら、どこでも見れるんですね。
本当は、大きい画面で見たいから、iPadにいれたいんですが、私のiPadは16Gなので無理でした。

見たいものをいっきにダウンロードしておいて、通勤中に見ています。
見たい映画が全部あるわけじゃなかったのが残念ですが、Netflixオンリー(たぶん自社製作)のものがけっこうあるのがナイス。
あと、ホラー映画以外に、ドキュメンタリーが多いのが個人的にヒットでした。

で、今までみたものをさっくり。

●最後の祈り

最終医療(死にかかっている人)への治療をどうするか、延命するのか、自然死を選ぶのか、それに対して医者として何ができるのか、行うのかを収めた短いドキュメンタリー。
自分自身で延命を拒否して、自然死に向かう人。
すでに植物状態なのを、「まだ心臓は止まっていないんだから、生きてる。延命措置は当然」という家族。
死ぬということは、本人以外の人の認識がいちばんつらくて厳しいものなんだなと思いました。

●スペクトル

お勧めいただいたホラー映画・・・って見たら、あんまりホラーじゃなかった(笑)
見えない敵に次々倒されていく兵士、偶発的に視覚化できたその敵は、なんと幽霊だったって物語。
科学者が至って科学的にそれを分析して、「作られたものは、必ず人間の手で倒せる」ってところがすごい。

●ホワイトヘルメット

シリアで、救命活動を行う市民団体の活動を追ったドキュメンタリー、アカデミー賞受賞作品。
電車見てはいかんやつでした。
ガチで泣いた。
命賭けて活動している人たちが、板金工とか縫製業してた人とか、町のふつーのおっちゃんたち。
その彼らが、空爆の中を走り、瓦礫に埋もれた人たちを救出していく。
瓦礫の中から、生後数ヶ月の赤ちゃんを救出した時の映像なんて、もう涙なしには見れなかったんですが、調べたら、その赤ちゃんを救い出した人はその後、活動中に命を落とされたそうです。
笑顔で、「誰かの命を救うことこそが、神が望むことだと思っている」と語っている人がいて、そこが電車じゃなかったら、声あげて泣いておりました。
シリアの状況については、一昨年の報道写真展でも大きくとりあげられていて、未だ解決の道は見つかっていない状況です。

●AV俳優たちの第二の人生

アメリカポルノ業界で活躍した人たちのその後を取材した、ドキュメンタリー。
AV俳優だった人の中には、それこそ大人気スターになった人もいて、いろいろなイベントとかにもひっぱりだこ!状態になったという人も少なからずおり、当然、ものすごいお金も稼げる世界だというのを知りました。
年齢があがって引退した人は意外に少なく、ほとんどが「ここが潮時」みたいな感じで引退していたのが興味深かったです。
シングルマザーで、生活のためにAV出演を決めた人もいるし、お金のためや名声のためだったという人もいますが、中にはホームレス同然からはいあがったという人もいました。
大成功した人、大金を得た人もいる中、全員が、AV俳優だったという過去のために、現在の人生に困難や軽蔑が生じていることを語っていて、女性のほとんどは「後悔している」と言っていたのが印象的でした。
彼らの子供のほとんどが、親の過去の職業を知っていましたが、それを嫌がっている子供は少なく、逆に「ひとつの職業において、成功した人間として誇らしく思っている」と堂々と言っている子供が多かったのも印象に残りました。

●性風俗~英国の売春宿

イギリスに数多くある売春宿に、中国人女性が潜入取材するドキュメンタリー。
いやぁ、これはもう、魂削るレベルで、見るのがきつい映画でした。
不法滞在の中国人女性が経営する売春宿と、そこに集まる不法滞在(おおむね中国人)の女性が姿が映されるのですが、家政婦として雇った取材者に、宿の女主人が執拗に売春を薦め出したところから、いっきに真っ黒なダークサイドにおっこちます。
最初から売春はやらないと言っている取材者に、最初は「親や子供に良い生活をさせてあげられる」「大金を稼げる」と甘いことを言うのですが、拒否が続くにつれ、それは罵倒、誹謗へと変わり、「売春なんてたいしたことないのに、なんでそこまでして拒否するんだ!何さまなんだよ!お前は!」という言葉が投げつけられるようになります。
彼女を監禁状態にし、何をしても否定し罵倒し、人間性を徹底的に潰していく様は、恐ろしいを超えておぞましい。
取材者は洗脳状態となり、「売春するしかない」と思い込まされていく状態が、フィルムを通してみているこちらにも伝わってきます。
宿の主人や娼婦たちが、他の女性たちをいかに憎み、自分たちのいる場所へ引きずりこもうとしているか、その悪意と憎悪がすさまじいパワーで画面からあふれでてきて、物理的に気持ち悪くなるレベルでした。
借金がある、家族の生活のためにやっている、という理由は、実は売春の理由じゃないのではないか、という印象を受けました。
ちなみに撮影時の売春の値段ですが、40分で1万円ほど。
16時間ぶっとおしで働く娼婦もいて、でもそこから想定される稼ぎが、さほどのものでないことを考えると、彼女たちが言う「大金を稼ぐ」の意味がどこにあるのか、何を意味するのかが逆にわかって、恐ろしさを感じました。

今は、6歳のトランスジェンダーの子供を持つ親のドキュメンタリーを見ています。
このほか、ゲームの歴史をおったもの、殺害された人の人生を追ったもの、ゲイパーティを取材したもの、癌と戦う女性の日々をまとめたドキュメンタリーをダウンロードしています。


11:23  |  TV  |  Trackback(0)  |  Comment(0)

勝てないとき、勝てるとき ~レインボーシックスシージ

2017.03.07 (Tue)

最近は、フレンドのフレンドさんもチームにはいってきたりで、いろいろな人たちとプレイすることが増えました。

それで、さらに顕著になったのが勝率。
連続で勝ち続けるか、連続で負け続けるかのどちらかって感じが多くなりました。
連続で負け続ける時は、ガチでまったく勝てずに終わるとか、ふつーにある。
ちなみに、プレイヤーそれぞれが弱いとかいうことはなく、けっこうな猛者級の人がいても、負け続けます。

実は最近、チーム編成見て、今日は勝率高い、今日は無理ってのがわかるようになりました。
個人がどうこうではなく、チーム構成にキィがあります。

キルしたい傾向高い人が多いと、確実に確実に勝率下がります。
「そこに敵がいる」と言ったら、そういう人はもう即効そっち行っちゃう。
行くのはいいが、シージの場合、そんな簡単にさらっとキルできるわけじゃありません。
どんなにキル能力高い人でも、「敵がいる」ってわかってそのまま無防備に凸ったり、頭出したりしたら、即効やられる。
で、そういう人はその、即効やられる率が高い。

さらにキルしたい系の人は、敵を追いかけます。
追いかけるのはいいんだけれど、シージの場合、戦略や味方配置が重要で、あっちに敵がいるって言われて、ターゲットを放置で全員そっちいったら、そりゃターゲット制圧される確率は上がるし、そっちに向かった味方全員、待ち伏せされてあっという間に全滅!なんてこともよくある。
さらに、防衛の時に全員そっちいっちゃって、実はそれが敵に誘導で、みんながいない間にさっさとターゲットエリア直攻めされて終了!なんてこともよくあります。

これ系の人は、戦闘能力は高いし、自信もあります。
なので、ターゲットが攻めやすいエリアにあったり、敵が明らかにこちらより経験が浅い構成だと、1ゲームその人だけでキル8とか出します。

ただし、攻撃もなぜかそっち系の人は、全員でいっしょに攻めたがる。
あと、味方の位置とか、まったく見てない、気にもしていないこともよくある。

なんでだ???

勝率高い時の傾向も、やっぱりあります。

単独で判断して、動く人が多い。
みんなと同じには動かない。
防衛の時は、むやみに移動せず、敵を追うこともない。
味方の動きに応じて、ターゲットエリアから離れすぎないところにいる。
自分から出ていかない。

勝率が格段上がる時には、Mさん、Jさん、Tさんのいづれかふたりがいる時が多いです。
3人とも、派手なプレイはありませんが、堅実です。
Mさんは防衛時、最後まで生き残る率が高いし、Tさんは攻めでたいてい凸りますが、ファーストデスになることは滅多にありません。
聞いてみると3人とも、「死にたくないから、死なないように、死なないようにってプレイしてる」と言ってました。
「強いですね!」ってメールやフレンド申請しょっちゅうもらってるというJさんは、「だって、敵がいるって言ってるのに、頭出したら死んじゃうじゃないですかー」と言ってて、「まぁ、そうだよね」となりましたが。

先日、私以外が全員凸な人たちで、その中のひとりが、常時即効やられるって連続で、さらにゲームも連敗状態の時がありました。
即効やられまくってた方、「リスキルくるよ」って誰かが言っても、「その先、正面に敵がいる」って言っても、速攻そっちに行くから、デス率はあがるのはやむをえないと思うんだけど、本人は超激怒していました。
そして連敗最中、毎回、私以外が全員、ターゲット放置で敵を追いかけて、あろうことか全員同じポイントめざしていなくなっちゃうというゲームが連続し、そのうえ、連続で、追いかけた先で全員返り討ち、あるいは私以外いないターゲットポイントに敵がいっきに直攻めしてくるってパターンで防衛は全負け、攻撃はターゲットから離れた場所から敵殲滅を狙いすぎて、即効やられるというのが連続。
「みんないっしょにはいればいい!」というので、「C4一発で全滅するかもしれないですよ」と言ったら、ガン無視されたので、それ以上は何も言わず、私だけ別のポイントから攻めました。
その人のキル数は確かに高かったけど、ゲームは全負けでした。

いろいろ勉強になる。

プレイスタイルから言うと、その人と私は相性悪いのかもしれません。
私よりずっとかキル能力が高い人がチームにいたなら、もっとチームバランスがよくなって、勝てたかもしれない。

自分でもとても不思議なんですが、そういうキルしたい系の人たちがあっという間にやられてしまうゲームだと、なぜか私の戦績がやたら良いです。
まぁ、キルしたい彼らがすでにデスってるので、やることが増えるってこともありますが。
私の場合、慎重すぎるくらい慎重なので、みんなの特攻が成功してるときは、ほんとになぁんにもしませんでしたー!になっちゃうんだけど、ガジェットひっかけ率やたらと高く、最後まで生き残って勝つこともわりとよくあり、そういうのから見ると、シージはいろいろな戦い方やプレイスタイルがあるんだなーって思います。

キルしたいってそのフレンドのフレンドさんとは、たまーにいっしょにやることがありますが、たまに10キルとかしてるし、彼の攻め方とかをカメラで見て、勉強しています。

10:38  |  Game  |  Trackback(0)  |  Comment(0)

バイオハザード 総評

2017.03.06 (Mon)



ふたつのEDを見たので、総評。

面白かったです。
普通にゲームとして、とても楽しくプレイできました。
あらためて、この部分がとても大事なんだなとも思った。

バイオ全編プレイしていない人もたくさんいるし、好きなナンバーをやたら褒めちぎったり、あるいは悪評ぷんすかになっていたりするのは、長いシリーズで、プロデューサーをはじめとする製作者も違う人がやっているためだとも思います。
個人的には、ゲームとしては6以外はすべて楽しんだし、物語に関してはシリーズ全編、好きです。

7は、過去のバイオハザードとは現時点ではまったく関係ない一般人なイーサンで、失踪した妻から突然送られてきたビデオレターを見て、彼女の行方を追うという物語。
第三者視点でのゲームプレイだったものが、主観視点に変更となり、VRに対応したゲームのつくりになっています。
動画はかなり少なく、クリーチャーの種類も多くはありません。
4から6までは、敵をばりばり倒すシューティング要素がかなり上がっていましたが、その部分はすべて排除。
1のテイストで、敷地内、館内を探索しながらアイテムを探し、時々遭遇するクリーチャーと戦う感じ。
イーサンが一般人なこともあり、敵から隠れるステルス要素もはいっています。

ぶっちゃけ、バイオハザードシリーズとしての物語は、まったく展開していないといってもいい感じ。
クリスやジルはどうなった?ってのは、本当はとっても重要なポイントなんだけど、でも、6があった後なので、正直、ゲームとして面白いかどうかの方が個人的に重要でした。
なので、シリーズとしての話がまったく進んでいないことは、あまり気になりませんでした。

ノーマルでやりましたが、さほどに難しいとは思わず。
ホラー耐性強すぎなので、怖いとは思わなかったんですが、ヘッドフォン装着で夜プレイしたりすると、雰囲気出て楽しめました。

プレイ時間が短すぎるという感想も多数見ましたが、10時間プレイで短いのかーって思いました。
私はちょうどいい長さだなと思っています。
むやみに長すぎるのも個人的には好きじゃないし、それで薄味なゲームになっちゃったりしたら本末転倒だし。

さらってきた人間をクリーチャーにしていたという部分、研究材料にしていたようだってところはバイオハザードですが、人肉食ってたんじゃね?な部分は、全然違うテイストはいったなって感じました。
序盤のそういう描写、ラスト近く、廃坑で研究していたのと、ちょっとつながらない感じなのが疑問として残りました。
逃亡したエブリンがひとりで暴走してああいう事態になっちゃったのかと思ったら、わりと近くの廃坑でいろいろ研究していたっぽいし。。。あれって、乗船してすぐにああうことになって、そのまま近所のベイカーさんちにいっちゃったんですかね? →そこ、わかってない自分

あと、イーサンが夢?の中で、パパとゾイは出てくるけれど、マーガレットが出てこなかったのには、何か意味があるのかな?

VRでやったら、恐らく恐怖倍倍倍増だったと思います。
アメリカ人なPS4開発者たちがたまたま来日したので聞いてみたら、VR、日本ではまだまだ買えない状況が続いていますが、アメリカだとふつーにそこらで買えるそうで。
ちなみに彼らは、バイオ7プレイしてないとのこと。
「酔う」とか「怖いんだもん」とか言ってました(笑)

新コンテンツもすでにダウンロードしていますが、ミニゲームとはいっても、けっこう難しいみたいですね。
こっちの感想はあまり見かけないんだけど、どんな感じなんだろうかー。
ちなみに私は、自分でゲームプレイ楽しみたいので、配信はゲームプレイ前、プレイ中は見ませんです。
春に、無料ダウンロードコンテンツでクリスの話がくるみたいなので、そっち楽しみ。

バイオハザード7、どうなることやらとまったく期待しておりませんでしたが、ごめんなさい、とっても面白かったです。
一生懸命、真摯な気持ちで攻略しました。

もしかしたら、PS4ならではな展開で、今後、本編をさらに掘り下げるような追加コンテンツも出てくる可能性もあるかな?とか思ったりもしていますが、どうかな。


09:13  |  Game  |  Trackback(0)  |  Comment(0)

いなくなってしまった人

2017.03.05 (Sun)

昨年末、派遣社員の女性が会社を辞め、地方な実家に戻りました。
真面目にきちんとお仕事する方でしたが、辞めた理由ははっきりせず、その後、社内でも時々話題にでていました。

彼女は三十代、311で被災して、その時、「命はある日突然終わる。人生に何が起こるかわからない。だったら、やりたいことをやろう」と一念発起し、それまで勤めていた地元の会社を辞め、外国に語学留学しました。
しかしその後、地元ではそれを活かす仕事はなかったことから、ツテも知り合いもない東京に単身来て、派遣社員として外資系企業で仕事を始めたという経緯。
社内では、真面目にきちんとお仕事する人というのが、彼女の評価でした。

たまたま私と小さな個室でデスクを並べて仕事していた際、彼女がいろいろ悩んでいたことがわかりました。

せっかくはいった外資でも、英語を使うことがほとんどない。
本当はイギリスで働きたい。
もっと英語を使って仕事したい。
秘書として働きたい。
正社員になりたい。

派遣社員は年収ベースでは社員よりお給料は格段低いし、交通費も自費なので、地方から出てきて係累のないひとり暮らしの彼女にとっては、経済的にも厳しい状況というのもありました。
また、その会社では、彼女以外の派遣社員は全員すでに正社員になっていましたが、彼女だけは、派遣のままでした。
(これは、部署や上司によって違ってくるので、彼女のせいとかってわけではない)

秘書経験がまったくないので、すぐに外国人付の秘書として働くのは無理ですが、彼女の仕事をグループセクレタリーとしてレジメに書くのは問題なかったし、今いる会社で正社員になる可能性がないのなら、別の会社を探すことを考えるのは良いことで、もしかしたらもっと良い条件で働けるかもしれません。
なので、何も知らなかった彼女に、外資系企業に就職するためのいろいろな手段を教えてあげて、エージェントも紹介すると伝えました。
また、お世話になっているエージェントが私も同じだったので(私は彼女とは違う担当と契約)、そちらにも相談してみるといいよと話していました。

でも、彼女は、結局最後の最後まで、何もしませんでした。
何ひとつ、行動に移しませんでした。
もちろん、私のいうとおりにしなかったという意味ではなく、自分がやりたいと思うことに対して、何ひとつ行動にうつさなかったという意味です。

そして、何度も何度も言いました。
「どうして私ばっかり、損することになるんだろう」
「傷つきたくない」
「それでやってだめだったら、私、立ち直れない」
やってみなければわからないでしょう?という私に、彼女はいつも、過去、傷ついたり嫌な想いをしたことを例に出して、出来ない理由として語っていました。

外資系企業には、多種多様な人間がいます。
よって、日本企業にありがち(らしい)、「みんなとうまくやる」「みんなによく思ってもらう」というのは、仕事上では成立しない。
上司の指示は絶対で、その分、責任は彼らが負います。
しかし、彼女は最後までそれを理解できませんでした。
上司の指示で「これはやらないでください」と言われたものを、「でも、みんながやってほしいって言ってるし、やらないとあとで面倒が起こるから」と言ってやっていました。
私が、「やってはだめだよ。他の人に何か言われたら、『XXさんの指示です。何かあるなら彼に言ってください』と言えばいい。そうしないと、あなたは上司の指示とおりに動かない人になってしまう」とアドバイスしましたが、彼女は「でも、前の会社ではそういうふうにしないと、私にせいになったから」と言っていました。
当然ですが後で、彼女は上司に、「なぜやったのですか」と詰問されることになっていました。

今の会社にいる外国人たちは、はっきりいって質がそうとうに悪いです。
でも、彼女は企業で働く外国人は彼らしか知らない。
「相当に質が悪いよ。私が過去、いっしょに仕事した大量の外国人は、みな、職業人としてきちんとしていたし、人としてもものすごくきちんとした人が多かった」と伝えたところ、彼女は「そうなんだ・・・」と驚いていました。

派遣会社の担当者が、きちんと対応してくれないと、彼女はいつも言っていました。
たまたま何度か彼女の担当者とも話す機会がありましたが、私はそういう印象をもっていませんでした。
ただ、ビジネス上、契約上で無理なことは無理だし、派遣会社にいうべきことなのか、上司の相談するほうがいいことなのかの判断は、個人がするしかありません。
でも、彼女はどちらのことも信用していなかったし、相談することもしませんでした。
どちらも、はっきりものを言うし、彼女をなぐさめてはくれないし、彼女の気持ちを察して手をさしのべてくれることもない。
「どうせ、言ったってだめだから」と言って、何も言わずにいました。

彼女が辞める少し前に、正社員雇用の話が出たそうです。
彼女の上司からの話ではなく、私の上司から出された話でした。
私の上司(ゲーマーな人)は、「1年以上いたし、一生懸命真面目に働いていたんだから、もう正社員にしてあげてもいいと思う」と、上にかけあってヘッドカウントをとったそうです。
けれど、彼女はそれを「もう実家に帰ることにしたので」と言って断ったそうです。

彼女がいなくなった後、イケメン氏が彼女と親しかった私に、「なんで帰っちゃったんでしょう。もったいない。この会社で納得いかないんだったら、他の会社で仕事するのだって可能だったのに」と言っていました。
私の上司は、「彼女は、外資系で働くには、強さが足りなかった」と言っていました。
派遣会社のエージェントの人は、「きちんとした方でしたから、もっと英語を使いたいということでしたら、うちで他を紹介することもできたんですが、なぜ言ってくれなかったんでしょう?」と言っていました。

40代後半の女性リーダーが、私に言いました。
「こんなにがんばってるのにって、みんながんばってるよ。傷ついてもいるし、嫌な想いもしまくってる。でも、仕事するのに、そんなことかまっておられない。だって、仕事なんだから。努力してがんばっても、結果でない、評価されないことなんて、やまほどある。そんな個人のことを、いちいち察して手をさしのべてもらうこととか、優しくしてもらおうとか、そんなの、30超えた大人が期待してどーするの。彼女は結局、”女の子”だったんだよ。きちんと真面目に仕事していた自分を大事にできなかったんだ」

彼女とは、時々メールのやり取りしています。
傷つきたくない自分を相変わらず抱えています。
でも、会社とも、外資系での仕事とも、少し距離を置いたことで、当時のことを客観的に見れるようになったような感じです。
もっと出来ることがあった自分を、考えているようでした。

「また東京で働きたい」と言った彼女に、私は返事を書きました。
「東京を離れて半年は、まだこちらで仕事に復帰できる可能性はある。個人的な事情で、少し実家に帰りましたという理由が成立するから。でも、それ以上経ったら、もう外資系企業への復帰は困難になる。もし、またこちらにでてきて、外資系企業で働きたいというのなら、それを忘れないで」

彼女が地元に帰って3か月が経ちました。
彼女の後任には、アメリカで仕事をしていたという42歳の女性が正社員雇用で入社し、そつなく業務をこなしています。
もう、社内で彼女のことを話題にする人も、いなくなりました。

彼女は、地元でバイトを始めたそうです。
10:13  |  近況  |  Trackback(0)  |  Comment(0)
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