アニメとGAMEとマンガな日々
夏目友人帳 1 【完全生産限定盤】夏目友人帳 1 【完全生産限定盤】
(2008/10/22)
神谷浩史井上和彦

商品詳細を見る

原作の方は、1冊読んだだけでスルーだったんですが、アニメはなんか泣いてしまいましたよ。
派手な作品じゃないですが、いいです。
脚本がとてもしっかりしてるなと思いました。

妖怪ものは最近巷にあふれかえっていて、「またか」って感じはぬぐえませんが、この話しは妖怪を扱っているものの、基本は孤独な人(妖怪)の心にあるものや想いをベースにしているので、またちょっと違う感じがします。

1話、れいこに「また呼ぶ」と言われた妖怪が、雨の日も風の日も彼女を待ち続ける姿や、祠にいる神様(道祖神)にお参りを続ける女性と彼女を見守る神様の関係など、なんてことはない話ではありますが、とても心に残ります。
定番っちゃ定番なんですが、こういうのは形の変わらぬ永遠のものなんだなってあらためて思いました。

にゃんこ先生の声が井上和彦ってのもびっくり。
カカシ先生に続き、またしても“先生”。
しかもどっちもびみょー(笑)

別に霊感とかあるわけじゃありませんが、その昔、妖怪らしき声を聞いたことがあります。
八ヶ岳の山奥の別荘地で友達と3人でテニスしていた時。
私がえらく派手に空振りしたら、山奥からものすごく低い声で響き渡るような笑い声がしました。
びっくりしてあたり見回し、友人2人に「笑い声、聞こえなかった?」と聞いたら、「あんた、何言ってんの?」とか言われたのですが。
その後、今度は友人が見事な空振りしたら、山奥から手を叩いて笑う声がものすごい反響で響き渡りまして。
3人でテニスコートで固まった後、「きゃあああああああっ!!」と叫びながら走って逃げた(笑)

あれからだいぶたって、今そこは山もすっかり削られて、大きなゴルフ場になってしまったそうです。
もし、あれが本当に山に住む妖怪とか神様だったら、今はどこにいるのだろうかと、時々思ってます。

我々日本人は昔から八百の神と近しくあり、自然の中に在る精霊や魂と共に生きていた種族と思っています。
日本の妖怪やあやかし、モノノケの類は、かつては私たちの生活に密着したものでした。
そういったものが本当にいるのなら、今、この時代、どこでどうしているのだろうとよく考えていたのですが。

「夏目友人帳」は、そのあたりのツボにえらくヒットしてきて、ちょっとせつない気持ちにさせられます。

【2008/07/19 18:43】 | アニメ
トラックバック(2) |