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アニメとGAMEとマンガな日々

違う話になりました ~ファンタスティックビースト 黒い魔法使いの誕生  

公開早々に見に行ってきました。
前作、超大好きで、ネットフリックスにちらっとあがってた時に連続で3回くらい見てたほど。
ニュート・スキャマンダーとパン屋のジェイコブが好きすぎて、転がる>腐ってない方向で好き
なので、2作目の公開を楽しみにしていました。



魔法世界の状況、もっと知ってたら面白いかなーと思って、今作公開前に、ハリーポッター全作映画見ておきました。
私、キャラのために世界が動く、キャラの都合で物語の常識が作られるというのがものすごーく苦手なので、すべてがそれで染まってるハリーポッターは実は超苦手で、映画2作目で挫折してました。
全部見て、世界中の人が熱狂する理由は理解したけど、個人的にはまったくハマらず、かなり我慢してがんばってみた感じ。
原作読破している人に聞いたところ、小説のほうは、もっとハリーの苦悩とかいろいろ描かれているそうで、そういう色は薄まっているそうですが、いかにせん、映画は尺が短いから仕方ないかもなーと思っておりました。

ってことで、予習は万全だった>と思う

それで見た「黒い魔法使いの誕生」、見た後、「う、うん、面白かった、映画としては・・・」でしたが、なんかどうにもどこかで腑に落ちない点が山ほどあって、それが説明できないまま帰宅し、しばし後、「面白かったけど、これはもう、ニュート・スキャマンダーの物語ではない」となりました。

今作は、完全な、ハリーポッター前日譚。
ハリーポッターの世界は、張り巡らされた様々なオフサイトのエピソードがあって、この映画はその中の、ダンブルドアとグリンデルワルドの関係とそこから発した大事件を描いたものになってます。
このふたり、自分たちは血の誓いとかなんとかいうやつ交わしていて、そのために自分たちでは戦えない。
ってことで、代理戦争することにした。
なんだよ、Fateかよって思いました。
その代理戦争のサーヴァント役を勝手にふられたのが、ニュートとクリーデンス。
で、蜘蛛の糸みたいに張り巡らされた世界なので、あっちこっちにハリーポッターに繋がるものが存在してます。
例えば、蛇だったナギニが実は人間の女性だったり、ニュートと昔親しかったという女性がシリウスを殺したリストレンジ家の出身だったり、たぶんハリーポッターフリークなら、垂涎のネタがあっちこっちにあったかと思います。

だがしかし、私が見たかったのは、ハリーポッターの前日譚な話ではなくて、あくまでもニュート・スキャマンダーと魔法動物を巡る話だったんですよ!!!

そして今作、この作者、というか世界にはもう当たり前な、ご都合主義的な展開や辻褄あわせが大量に発生していて、よく言えばハリーポッターな世界、悪く言えば、私が苦手とする世界になっておりました。
え?なんでそーなる?とか、え?それ、おかしくね?ってのが散らばりまくってた。
もしかして、ハリーをよくわかってないせいで理解していなかったかもしれないんですが、例えばクリーデンス、アフリカの純血種魔法使いだった女性が母で、人妻だったのをフランス純血魔法使いが魔法で篭絡して産ませた子供ってあったんですが、いきなり養子に出すって展開に「え?」で、唐突にでてきた姉のリタに「は?」でした。
リタが、他の赤ちゃんとすり替えたら、そのまま本当のクリーデンスは沈没した船といっしょに沈んでしまいましたってのは、まぁわかるとしても、クリーデンスとして現存している人物が、ダンブルドアの弟って、どゆこと???
グリンデルワルドが嘘っこ言ってるってならまだしも、作者が演じてるエズラにそういったってエズラがSNSで言ったし。
なんすか?その、ラノベも真っ青のご都合展開。

あと、見世物小屋の興行師が、商売道具逃げてるのをそのままに去っていくのも理解できず。
いや、ナギニとか、いい金づるだよね?って思ったんですけど。
それから、心が読めるはずのクィニーが、グリンデルワルドの本心をまったく読んでいない事。
なんで?

逆に、ああ、これはいいなと思った部分もあり。
ナギニがクリーデンスに、「出生があなたのすべてじゃない」(みたいなこと)という台詞を言ったところとか、クィニーが愛するジェイコブの止めるのも聞かずに、グリンデルワルド側についちゃう心理とか。
ああ、こういうのが描かれるところは、ハリーとは違うなぁと思いました。

しかし。
1作目をこよなく愛する身としては、ニュートがサーヴァントになってしまって、あの奇跡みたいに面白かった、楽しかった世界はないってなって、今後はサーヴァントなニュートしかいないってなったら、膝から崩れ落ちるくらいがっかり。
ハリーな世界にそこまで愛ないんであれですが、ハリーに愛捧げてる人には、逆に「やったー!」かもしれないんですけど。
ああ、1作目、よかったなぁ。
素晴らしかった。
ジェイコブとクィニーが愛らしくて、ずっと見ていたいくらいすてきだった・・・。

ちなみに、他人にはどーでもいいことですが、私、あのニュートの、どこ見てんだかわかんない視線で、口一文字にしてる表情がやたらと好きで、転げまわるくらい好きで、とりあえずもうそのためだけにこのシリーズ見ようとは思ってます。
願わくば、ジェイコブとクィニーが幸せになりますように。
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Posted on 2018/12/09 Sun. 18:49 [edit]

category: 映画

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怖いというより嫌なホラー ~ヘレディタリー継承  



見てきました。
ホラー耐性強すぎて、何見ても怖くなくなってしまっている悲しい私は、まったく怖くありませんでした。
ちょっと宣伝、やりすぎじゃね?くらい。
ただ、普通な人が見ると、恐らくガチでトラウマになるレベルのシーンがいくつかあるので、これから見る人は覚悟していったほうがいいです。

ネタバレなしの感想。

上映開始と同時に、「本物の幽霊が映ってる」「詳細はこの本(映画雑誌)にもかかれてた」ってステマが始まってますが、もうそういうの、ほんとにやめてほしい。
本物の幽霊探してこの映画鑑賞しても、何の意味もないです。
本物見たいなら、深夜に墓場とか廃墟いけば、山ほど見れると思うので、そっちいってください。

冒頭から、大量の伏線が張られているので、何気ないシーンも見過ごさないように見ることをお勧めします。
台詞も緻密なので、スルーしないように。
ちりばめられたそれらをある程度把握してラスト見ると、タイトルの”継承”の意味がわかります。

基本、幽霊なし、血しぶきなし、悲鳴をあげて逃げ惑うようなシーンもなし。
貞子以後、ハリウッドを席捲している、日本テイストな恐怖演出の映画です。
暗闇、静けさ、得たいの知れなさ、え?後ろになんかいる?なあの感覚。
日本人な我々にはお馴染みのホラー演出ですが、それを知らない他の国のみなさんには、さぞや恐ろしいことでありましょう。
この物語、そのまま日本の古い伝承系ホラーに置き換えると、なんかいろいろわかりやすいなと、見た後で思いました。
家族は捧げもの、供物です。

この映画見てあらためて思ったんですが、日本の伝承系ホラーって、もしかして世界最怖かもしれません。
山奥の古い村、残された意味不明の奇怪な儀式、蔵に閉じ込められている男/女、たまさかそこに訪れた者がふと感じる違和感、。
深夜、山奥から聞こえてくる得体の知れない音、村のあちらこちらに記された古い文字。
それこそ、横溝正史な世界をさらに進化させた日本凶悪ホラー、全世界にぶつけてほしい。
「ヘレディタリー」を21世紀最恐って言う彼ら、恐ろしさのあまり、失禁するで?

この映画、怖いというより、人を嫌な気持ちにさせる方のゲージ高いです。
宣伝にも出てくる女の子(妹)の存在がかなり嫌度数高くて、彼女があの「こっ」って口を鳴らすあれ、見ていて「よく家族、嫌じゃないよなぁ」と思いました。
ネタばれには全然ならないので言っちゃいますが、この妹は最初っから取り込まれてるので、そういう視線で見てると、怖さ増します。
アメリカのホラーにありがちな、やっちゃいけないことやらかすアホもいないので、そういう意味ではかなり本気な映画だなと思いました。
見ているうちに、どんどん嫌な気持ちになってくるってのはすごいです。

この映画見て、あらためて「エクソシスト」ってすげぇ映画だったんだなぁと思いました。
恐怖をあそこまで見事に視覚化した映画って、そうはないと思います。
しかも、逃げ場のない、救いのない恐ろしさで、カラス神父が自身を犠牲にして少女を救うというラスト、どうしようもない気持ちだけが残される。
見た人全員がいろいろな意味で凍りつく恐ろしさを描いた映画、あれを超えるのは未だないような気がしました。

「ヘレディタリー」は、宣伝にあるのを期待していかないほうがいいです。
我々は今まで見てきたホラー映画とは、確実に一線違っているので。
ただし、恐らくホラー映画好きでも、しばらくトラウマ抱えるようなシーンが本当にいくつかあるので、そういう意味ではホラーの傑作ではあると思います。

Posted on 2018/12/01 Sat. 20:20 [edit]

category: 映画

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静寂に満ちた時の流れに ~ゴーストストーリー  



公開、楽しみにしていました。
死んでしまった男が、白いシーツをかぶった幽霊となって、愛する女性のもとに戻ってくる話です。

物語は、ほとんどありません。
台詞もほとんどない。
さらにいえば、登場人物たちは名前もなくて、いかなる人物かもほとんどわかりません。
幽霊となった男は、言葉を発することは出来ず、ホラー映画のように、自己主張することもありません。
ただ、彼女を見つめるだけ。
最後の最後まで、静寂と沈黙に満ちた、ただそれだけの映画でした。

SNSとかでは、賛否両論だそうです。
検索してみると、否の方は、「何これ?」という意見が多く、「Youtubeとかで、短編公開してるんで十分」とか「主演俳優の歌のPVじゃん」とかいう意見も出ていました。

私、この映画をそういう視点でしか見れない人々とは、生きてる世界も言語も、文化も習慣も、住んでる惑星も違うと思うので、一生関わりたくありません(断言)。

淡々と描かれる情景は、静寂に満ちていて、心がしめつけられるくらいせつないです。
幽霊には、時間の流れは人間とは違う速さで訪れていて、それがさらに、荒涼とした彼らの世界を描き出す。
窓越しに見る、同じようにシーツをかぶった幽霊との短い対話、”それ”がかぶっているのは、花柄のシーツです。
彼女が待っていたのは何か、誰か、最後までわからない。
そして、主人公の幽霊がどうしても見たかった”彼女”が残した言葉も、我々は知ることはありません。

わかりやすい映画が好きな人には、何がなんだかわかんないだろうし、面白くもなんともないと思います。
キミたちは、「アベンジャーズ」とか見ててください。
こっちくんな。

終わった後、女性ふたりが、「家の中で音がしたりしたら、今までは怖いって思ってたけど、これからは、ああ、誰かいるんだなって思うと思う」と言っていて、ああ、同じように感じた人がいたんだなぁと思いました。

実は、この物語と同じ話を、リアルな話として聞いていました。

311の後、たくさんのお坊さんや神父さん、そういった方々が、現地に供養のためにはいられています。
その中に、いわゆる、”視える人々”もいたそうです。
その方々は、いわゆる神道の方できちんとお仕事なさっている方々ですが、その中のひとりが、浜辺で女の子の霊を見つけたそうです。
自分はどこにいるかわからない、という彼女に「君は死んでしまった」と告げると、その子が「生きている間に、ライブにいきたかった」と、とあるアイドルグループの話をしました。
巡りめぐって、その話を聞いたそのアイドルグループは、その子のお母さんをライブに招待したそうです。
その方は、その女の子に、「君はまだ未成年だから、お母さんといっしょに来てね」と伝えました。
そして、お母さんがそのアイドルグループのライブを見た次の日、その女の子の遺体が見つかりました。

「ゴースト・ストーリー」もそういうお話でした。
たぶんこの世界には、そういう霊がたくさんいて、”何か”のためにこの世に残っているのかもしれません。

最後の最後まで静寂に満ちた、余韻が深い映画でした。

Posted on 2018/11/26 Mon. 23:50 [edit]

category: 映画

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クィーンはすごかった~ボヘミアン・ラプソディ  



クィーン、名前は知ってはいたけど、彼らについてはほとんど無知でした。
(私、ビートルズも中学二年生くらいまで知らなかった)
曲も、サビの部分くらいしか知らなかった。
フレディが移民だったってことすら、知りませんでした。

その状態で見てきました、「ボヘミアン・ラプソディ」。
そして、こうなった。

クィーン、すげぇ!!!


クィーンのライブに実際行ったという筋金入りのファンの方にそれを言ったら、「うれしい。それが、あの映画の正しい見方」と言われました。

なんか、事実とはだいぶ違うそうですが、まぁ、私のような人間にとっては、そんなこたぁどーだっていいです。
そっかー、クィーンって、こんなにすごいバンドだったのか。
そりゃ伝説にもなるわ。
ってなって、そして、最後のライブシーン、胸熱になりました。

フレディがメンバーに、自分のエイズを告白するシーン。
実際は、最後の最後まで伝えなかったそうです。
あれは、バンドのメンバーの切実な願いだったのだろうという意見があり、せつなくなりました。
ブライアンとロジャーは、「もっと早く言ってほしかった」と実際言っていたそうです。

最後の最後まで誰も席を立たず、終了後拍手がでました。
往年のファンには、たぶんすごくうれしい映画だったと思います。
そして、応援上映が全国100館以上で開催されるそうで。

フレディ、元妻を近くに住まわせて、電気のライトぱちぱちやって「そこにいる?」とかやるシーン、「面倒くせー男だったんだなぁ」と往年のクィーンファンに言ったところ、「あんなの、かわいいもんよ」と言われました。
「いい?U2のボーノはクソ野郎、ストーンズのミックはクズ野郎よ!」
・・・・・・・・・・・・・あの、あの、どっちも知りません・・・・・・・・・

Posted on 2018/11/18 Sun. 08:44 [edit]

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恐ろしいより悲しい ~ザ・ホーンティング・オブ・ヒルハウス  



ありがとう、ネットフリックスシリーズ、全10話のホラードラマです。

家に住みながら修繕改築し、その家を売るという仕事をしている夫婦と5人の子供が、古い洋館に越してきます。
おかしな事が 不可思議な事が起きる中、ある夜、突然父親に深夜起こされた子供たちは、着の身着のままで屋敷を離れます。
母親を連れ戻しにいった父親が早朝戻ると、彼は血まみれでした。

現在と過去が、いったりきたりします。
それぞれがピース(欠片)になっていて、それが少しづつつながっていく。
何がどことどうつながっているのかは、最後まで見ないとわかりません。
幽霊だと思っていたものがそうではなく、実際にいると思っていた人が実は幽霊だったり。
少しづつ、幽霊屋敷に呑み込まれていく家族の様子が、悲しく美しい狂気の中で描かれていきます。

このドラマ、すごい恐ろしいのは、物語とまったく関係ないところに幽霊がいること。
もうね、ウォーリーを探せ!だから。
本当に、え?マジ?ここに?みたいなところにいます。
さらっと出てくるので、本当に普通に見ていたら気がつきません。
私は途中で、「あ???」ってなり、一瞬目の錯覚かと思ったのですが、ネットで調べたらネタバレサイトがきちんと作られていて、私がみたものもそこにあり、なんと!!!になりました。
これ、怖がりの人がみたら、物理的に夜、眠れなくなると思います。
もしかしている???みたいな感覚になる。

物理的に怖がらせるシーンは少ないのですが、家族がだんだんおかしくなっていく様子は怖いです。
最終的には、いちばん大物だった幽霊数人の正体がちゃんとわかりますが、ひとり、真実を知って驚愕の人がいます。
それを知って、泣いちゃった人もいたみたい。

相手は一種の悪霊の集合体を抱えた悪意的な家なので、心の弱さや恐怖につけこんできます。
そういうのを信じていない長男長女も、結果的には影響は受けていて闇を抱えている。
明らかな異常や違和感を、定番的に両親は否定、怖かったから見ちゃったんだよね、そう思えたんだよねって処理をします。
結果的に、重要なサインをそうやってスルーしたことで、悲劇につながるわけですが。
家族全員、あんなに幽霊みて、音聞いたり、襲われたりしてるのに、見なかったことにしていて、でもそれをはねのけてるわけでもない。
いろいろ知ってしまったお父さんは、家族を守るとかいって真実を隠したことで、結果的には子供たちをダークサイドにおっことしてるし。
隅から隅まで、そりゃいかんだろう。
残念ながら、犠牲になってしまう人もいて、中には、直接関係なかったのに、なまじその家族とかかわりもったために死んじゃったなんて不運な人もいます。

最近、神道関係でガチにそちらの仕事をされている方の話を聞く機会がありました。
実のところ、世の中にあふれかえってる恐ろしい幽霊とかに遭遇するようなことは、普通はない様子です。
なんか幽霊とか、普通に渋谷とか歩いていて、見えてしまったとしても、よくわかんないらしい。
その人ははっきりとわかるので、「あれ?私のこと、みえてんの?」と、声かけてきた女子高生の幽霊とかいたそうです。
この話、かなりリアルでした。

私自身、幽霊は何度か見てしまい、恐怖のどん底に落ちたこともありますが、大人になって冷静に考えてみて、「いやいや、普通は見えないものなんだから、見える必要ないよね。見える意味も意義もないよね」って考えになって以後、みなくなりました。
知り合いで、子供が幽霊見る、うちの子供には特殊な力がある と自慢していた人がいますが(実際本当に自慢していた)、周囲が子供のことを心配し、「そういうのを親がしっかり否定していかないと、現実世界とそっちの世界の区別がつかなくなって、狂気の橋を渡ることになるよ」と進言したところ、お母さんがそのやばさに気がついて、そういうことを言わなくなったということもありました。

見てしまった、見てしまうってのは、つまるところ、自分がやばい状態であるってことだと思います。
つまり、あちら側から伸ばされた手を、知らずにとってしまって、やばい橋を渡りかけている。
このドラマ、真っ先に知らずに、その橋をわたって向こう側に引き込まれてしまった人が家族を助けますが、まぁ、普通はそんな助けはない。
悪いものは、よい言葉を連ねて近寄ってきて誘惑するというのは、とっても西洋的な幽霊の描き方だと思いました。
日本だったら、容赦なく説明なしで、恐怖のどん底にたたきおとすから(笑)

結末には賛否両論あるそうですが、私はこれでいいんじゃないかなって思いました。
生きている人は、死んだ人を思い出にして、それから先を笑顔で生きていけばいいと思います。

私は怖いと思うことなく、夜も平気で見ていましたが、あっちこっちに感想見ていると、かなり怖かったって人も多いので、覚悟してみたほうがいいかもしれません。
良作、素晴らしいドラマなので、そこんとこはお勧めです。

Posted on 2018/10/30 Tue. 11:39 [edit]

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すごい映画だった ~search/サーチ  



サンダンス映画祭で観客賞をとった話題の映画、ついに公開です。
ある日、突然娘の行方がわからなくなった。
それを探す父親の姿を、PC画面だけで見せてくる映画。

PC画面しか映さないというのも画期的なんですが、もっとすごいのは、カーソルの動き、一度打った文を削除したり、書き直したりするその状況と内容、検索ワードをどう選んでいるか、YoutubetやSNSをどう見てるかで、父親の感情が手にとるように伝わってくるのが、とにかく驚き。
あせり、困惑、失望、恐怖、不安、心配、驚愕。
全部がそこにつまってる。
いやもうこれ、すごいよ。
データのデリートを躊躇う一瞬の間とかで、見てるこっちは、「うわあああああ!」になるから。

登場する画面は、Facebook、インスタグラム、Timber、Youtubeで、Facetimeも出てきます。
このお父さんは報道もPCで見てるので、それも出てくる。
思い出の動画や写真もやまほど出てくる。
今、この瞬間に見るしかない、見るとすさまじく面白い映画でした。

ネットの普及によって、我々の世界は格段大きく広くなりましたが、その分、真実は混沌の中に埋もれ、個人の秘密はさらに増えています。
お父さんは、娘に友達がいないことを知らなかった。
娘が半年前にピアノをやめていたことも、どこかの湖にいっていたことも知らなかった。
娘を探すお父さんに、「私、彼女と親しかったわけじゃない」と言っていたクラスメイトが、Youtubeに「行方不明になった彼女は私の親友だった」と号泣しながら動画を配信し、水知らずの男が娘にオンラインエロ粘着していたり、「犯人は父親」というタグができたり、もうねー、オンライン社会のクソと暗闇がんがん出しまくりです。

父親の知らないところで、どこの馬の骨ともわからん輩たちとやり取りをしていた娘を知った父親の衝撃。
知らないところで、こっそり会っていた人間がいたことを知った衝撃。
いやもう、全世界のお父さんお母さんを、不安のドン底に陥れるには不足のない映画でありました。

大変残念なのは、日本語字幕。
SNSなので、とにかく出てくる文字の情報量がハンパなく多く。
そりゃもう全部訳せるわけないし、訳したら画面が全部字幕になっちゃうんだけど、その字面が示すいろいろなものもすさまじいもので、ネット社会の明暗を晒しています。
英語がとてもきれいでわかりやすい映画なので、私、前半で字幕捨てて、耳で聞き、必死に画面にでてくる英字読んでました。
物理的に目が痛くなった(笑)

ちなみにミステリー仕立てではありますが、こういう事件における警察の捜査方法を知ってると、序盤で「あ???」ってなるので、そのあたりは個人的にひじょうに惜しかったです。
ただ、ひじょうに上手く作っているので、最後の最後でなんでそういうやり方をしたのか、膝ぽんな落ちが待ってるので、お楽しみに。

あといっこ。
いかに父親が子供のことを知らずにいるのか、それもよくわかる映画でした。
カリフォルニアの韓国系アメリカ人で、父親はIT関係の仕事。
とってもよいお父さんだけど、娘の交友関係を知るために、亡くなった母親が残したデータを探すってあたり、アジア系の家族形態が反映されているシーンだと思いました。
そういうあたりも、たぶん製作側としては意図していたのかなぁと、ちょっと思ったり。

いやぁ、マジで、久しぶりにすごい映画見た、としみじみしています。
これは本当にお勧め。
ちなみに、物語にちょっとでも触れると、超ネタバレにならざるを得ないので、書いてません。
ぜひ、劇場でみてください。
Winの起動音から始まるすごい映画です。

Posted on 2018/10/26 Fri. 19:11 [edit]

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無茶苦茶面白かったぜ!!!~クレイジーリッチ  



アメリカで大ヒット中の映画です。
いやぁ、無茶苦茶面白かった。

NY大学で経済学を教えているレイチェルが、友達の結婚式に出席するために帰る恋人のニックに誘われて、いっしょにシンガポールに行くところから物語は始まります。
行ってびっくり、ニックはとんでもないお金持ちでした。

いわゆるシンデレラストーリー、ハーレクインロマンです。
ただし、今までハリウッドが描いてきたシンデレラストーリーとはちょっと違います。
あくまでもアジア、あくまでも東洋、あくまでも中国系な世界なので、アジア的な部分が私たちにとても身近な感じ。
中国系アメリカ人の世界、中国華僑の世界、中国系家族の在り方、中国系の人たちの文化などなど、知っているとこの映画、さらに面白くなる。
ついでに、麻雀の知識もあったらなおよし!

レイチェルを待ち受けるのは、富と美貌に恵まれているニック争奪戦を繰り広げてきた女たちと、ニックの父親との結婚のためにオックスフォード大学を中退し才色兼備のニックの母親。
アホみたいな金の使い方する従兄弟、みてくればかり気にして金の話ししかしない親戚、えげつない嫌がらせをしてくる元カノなどなど、至って常識人で、かつ自立した女性でもあるレイチェルには驚きの連続。
中国富豪一族のしきたりなんてまったく知らない彼女を助けるのは、大学時代の友人ペクリン。

このペクリンも、実は富豪なんですが、ニックの家とは一線を画しています。
あっちは歴史的富豪、こっちは振興成金。
でも、シンガポールで戸建てに住むってのは、とんでもない金持ちにしか出来ない超特権なので、我々からみたら、どっちもスーパーリッチにかわりない。
ペクリン一家、ひじょうに俗物ですが、ものすごくあったかい人たちで心なごみます。

古い華僑の家系、妻となったらお家のため、家族のためにその人生を捧げる覚悟が必要です。
ニックの母は、自身も義母との間にそれを確執としてもっていたこともあり、レイチェルにはとてもつらくあたります。
ニック周辺の女性陣も、かなりえげつない。
金と力で甘やかされ、特別視されてきた子供たちの姿がそこにあって、これはどこの世界でも、スーパーリッチな家の子供にはよくある姿。
その中で、ニック、ニックの友人のひとり、そしてニックの従姉妹のアストリッドが、地にしっかり足をつけて生きているのも描かれています。

この映画をただのシンデレラストーリーとしてみるのも楽しいですが、私はアジア的な視点が今もしっかりこうやって存在していて、それがただのシンデレラストーリーにしなかった点が素晴らしいと感じました。

ラストはもちろんハッピーエンドなんですけれど、シンガポールの大富豪の妻となったレイチェルが、NY大での自分のキャリアとその立場をどうしていくのか、ちょっと興味がありました。




Posted on 2018/10/06 Sat. 12:55 [edit]

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上質のホラー ~クワイエットプレイス  

すっごく楽しみにしていた映画、見てきました。

隕石か何かによって地球にきた何者か、音をたてたらあっという間に殺されるその生物によって、地球上の生き物はほぼ、絶滅状態です。
生き残る少ない人々は、音をたてないようにして、ぎりぎりの生活を送っています。

すごくよくできた映画でした。
ただ、ツッコミどことも満載で、いちばんのツッコミは、予告にもある出産シーン。
なんで子供作った???なんですけれども。
あと、ちゃんと扉を閉めておけばいいじゃん!ってシーンがいくつか。
あと、どの程度の音から反応するかってのもかなりあいまいでした。
全体的な面白さは圧倒的で、BGMとかもまったくないので、静寂の中で淡々と物語は進みます。
よって、見ているこっちも、音に対してものすごく敏感になる。
そういう意味では、新しい形のホラーだともいえるような気がしました。

SFホラーですが、家族愛の物語でもあり、ラストはかなり感動的です。
あと、わりと容赦ない描写が多い。

ってことで、ネタばれしないと感想書けないことに気がついたので、ここから隠します。

以下*****

-- 続きを読む --

Posted on 2018/09/30 Sun. 10:07 [edit]

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歴史に残るだろうと思うんだ、この戦闘シーン~ネクストロボ  



ネットフリックスオリジナルのアニメです。

家庭用ロボットが普及した未来、自分と母を捨てて出て行った父親を忘れられないメイは、寂しさからロボットに依存し、メイを省みなくなった母親のもと、孤独にひねくれ、友達のいない日々を過ごしています。
ロボットを毛嫌いするそのメイが、あることから、新しい型のロボットに遭遇し、彼と行動をともにするようになります。

設定そのものは、最後の最後まで、けっこう使い古されたもので、とくに目新しさはありません。
ところがこのアニメ、それを超えるすごい描写や演出が山のようにありまして。

家庭用ロボットは、基本設定はどれも同じですが、ある程度学習能力があり、持ち主によって違いをみせます。
意地悪な女の子のロボットは、狡猾にすごい意地悪をする。
メモリー機能を破壊されたロボットは、リミットのあるメモリーの中で、何を残すかの選択をせまられます。
ロボットは、メイとの思い出を大事に残しますが、思い出が増えていく分、メモリー残量は減る。
スティーブ・ジョブスをほうふつとさせるロボット会社のCEOのカリスマ性に踊らされる人々は、宗教や洗脳に近いものを感じます。

どれも、目新しいわけじゃありませんが、過去のSFアニメとかでは見られないものだったんじゃないかと。

さらに、クライマックスの戦闘シーンが、とにかくすごかった。
ここはネタばれになっちゃうからあえて伏せるとして、アニメの歴史に残るすごい戦闘シーンになってると私は思いました。
こんなせつない戦闘シーンは、グレンラガン以来です。
泣きはしなかったけど、やられた感ありました。

主人公のメイが、とにかく嫌な子で、見ていて好きになれないのもミソ。
本人も、「私なんかいなきゃいいんだ」って言ってます。
でも、ロボットはそんな彼女から、「暴力はよくない」「笑顔が大事」「大切なものを守る」ということを習得していきます。
それはつまり、本来のメイの姿であるってことで、ここも思わず「すごいな」と思いました。

戦闘シーン、とにかくすごいです。
見て損はないアニメです。

Posted on 2018/09/22 Sat. 08:47 [edit]

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腐れてすり切れた大人には響かないw ~プーと大人になった僕  



無茶苦茶前評判高くて、号泣必至とか言われていた映画「プーと大人になった僕」、見てきました。
びっくりした、一番大きな劇場、満席だった。

結果から申し上げますと、欠片も泣きませんでした(笑)
そんでもって、とくに、心に響くものもありませんでした。

よく考えたら私、ノスタルジーってのを感じる心が、きれいさっぱり欠落しています。
昔はよかったとか、懐かしいとか、そういうことまったく思わないし感じない。
そんな人間が、この映画に共感するわけねーわ(爆笑)

とはいえ、プーとその仲間はかわいかったです。
こういう、アホ馬鹿なことをやらかして事件を自ら起こすキャラと展開がクソ嫌いな私ですが、この映画に関しては「仕方ないやな、なんたってプーだし」と思ってみてました。
ただ、ティガーにはいらついた。
いや、ティガーにいらつくのは、今に始まったことじゃなく、子供の時からいらついていたので、ある意味、問題ない(笑)

Twitterで、このままでは壊れてしまうと心配されていたロビンの帰宅時間が9時で衝撃!ってのが話題になっていましたが、私は「父親と会う時間が少ない」とガチ切れなさってた娘に驚いてました。
すげー!日本と全然ちがうー。
あと、いちサラリーマンが郊外にでかい別邸持ってるとか、どんだけ・・・ってなった。

感動まったくしなかったんですが、一か所だけ、「ああ~」ってなったシーンがありました。
冒頭、ロビンがプーに、「ずっとここに来てね。僕のことを覚えていてね」ってシーンがありまして。
「君がいなくなっても?」って尋ねるプーの姿に、なんて残酷なシーンなんだろうって思いました。
これ、「インサイドヘッド」でも感じたことです。
子供の時の架空の友達な存在、大人になるにつれ、自分は忘れちゃう。
でも、その”友達”の時間は永遠で、彼らは我々のことを忘れることはないし、永遠に私たちとの再会を待ってる。

やめろ。
やめてくれ。
悲しすぎる。

っていうかこれでホラー出来るよね? → すぐに間違った方向に行くだめな大人

これに泣いちゃった人ってまだ見ていないんですが、泣く人はいるだろうなぁとは思いました。
子供時代にノスタルジーがある人は、けっこうやばいかもです。

Posted on 2018/09/17 Mon. 23:34 [edit]

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傑作ですよ、これは~銀魂2  



前半、涙流して笑って、後半、白熱のバトルアクションにテンションあげました。
1も面白かったけど、2はそれ以上。
1の時には若干すべってた感じのギャグも、2ではすっかりこなれて、もうどうしていいかわかんないレベルで面白い。
さらに、キャラの再現度が天元突破していて、もうどいつもこいつも、オリジナルにしか見えない。
堤真一の松平カタクリコなんて、もう本人だよね、あれ(笑)

原作のこのあたりのエピソード、読んでないので、鴨先生も知りませんでした。
伊藤甲子太郎と芹沢鴨の名前、あわせた感じ?
最後の方、私の苦手な情押し捲りの展開だったんですが、演出のゴリ押しに、全然いやな感じしないまま見てました。
巻き込まれたわ(笑)

同じくキャラ再現度高い島村和彦先生(普段は漫画家さんに先生はつけないんだけど、島村先生にだけは、なぜかつけてしまう)の「炎の転校生」、やっぱり柳楽優弥が、もう、炎君にしか見えないレベルだったんですが。
銀魂のトッシー、すごかった。
歴史に残る、すごさだった。

そして、相変わらず、「大丈夫なんですか?いいんですか?」レベルのパロディ。
きちんと許諾とってるとは思いますが、いいよねー、こういう大人の遊び的な部分。

原作はまもなく終了だそうで。
個人的には、終わりのない物語ってあまり好きじゃないので、銀魂が終わると聞いて、俄然読む気になってます。
ちなみに、途中までは読んでました。
BLEACHみたいに、みんな結婚して子供生んで・・・とか、そういう終わりにならないことは確実だと思うので、そのあたりも安心。

銀魂2、もういっかい見てもいい・・・と本気で思うくらい、面白かったです。
あまりに笑いすぎて、涙ぼろくそでました。
漫画から映画化、これくらいのレベルでやるくらいの覚悟、ほしいですよ、まったく。

Posted on 2018/09/01 Sat. 09:33 [edit]

category: 映画

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ゲヘナ 見てきた  



「ゲヘナ」見てきました。
片桐裕司氏初監督作品、キックスターターで資金を集めて製作されたホラー映画です。
前からちらちら書いていますが、監督の片桐さんとは古い知り合いで、私がアメリカにしばらく滞在した時、友人を介して知り合いました。
当時はそんなすごい人だとはまったく知らず。
「AI」やら、「パシフィックリム」やら、我らが「バトルシップ」やら、「パイレーツオブカリビアン」やらの製作に参加していて、スピルバーグ、キャメロン、デルトロなどなど、有名監督から指名されるほどの有名クリエイターです。
深夜近くのロスで、コーヒー飲みながら、「俺、ホラー映画の監督になりたいんだ」と言っていた夢、叶えましたよ、彼は。

ホラー映画大好きな私、基本、たいていのホラー映画が怖くないという悲しいホラー耐性があるため、「ゲヘナ」も怖がることなく見ることとなりましたが、身びいきなく、よく出来た映画と思いました。

冒頭は、ホラー映画あるあるな、白人有力者が無理くりいって、古の場所に足を踏み入れちゃう。
それが開始の合図です。
サイパン島を舞台にしていて、その場所がかつて、日本軍が基地にしていたことがわかりますが、幽霊みたいな老人に遭遇し、いったい何が起きてるんだ!ってなったところで、ホラー開始のゴングが鳴ります。

何が起きるかわからない、そこが何だったのかわからないってのが、この映画のホラー部分になります。
次々起きる意味不明な怪奇ですが、物語が進んでいくうちに、それがどういう意味なのか、じょじょにわかってくる感じ。
そしてラスト、びっくりするような展開が待ち受けています。
いやこれ、直前に気がついたんだけど、思わず膝を打ったね!
それを知ってから全部を思い返すと、ラストが実は、恐怖の始まりだったってことがわかる展開。

身びいきなしで書くつもりなので、ネガティブな方も書きますが。

ホラー映画、怖がらせようとしていろいろやって、でもその恐ろしさが何に由来するものなのかをしっかり描かないことで、多くは失敗して、「はぁ???」ってことになってしまうものが多いです。
なので、着想はよかったんだけど、あまりにずさんな物語で、見ている人の恐怖のインパクトを劇的に削いで終わっちゃう。
恐怖の根源は、別に得たいの知れないものでもいいし、意味のつかないものでもいいんだけど、それなりの軸がないと、「はぁ???」になってしまいます。
「ゲヘナ」は、そのぎりぎりのラインを、ものすごく上手く回避した映画と思いました。
途中、わけわかんない部分がありました。
私だけかもしれないんだけど、なんで???ってなっちゃって、考えているうちに恐怖感は確実にそがれてしまいまして。
もしかしたら、恐怖を感じさせるためにいれたかったものがありすぎて、いっぱいだったのかもしれないなぁと、終わった後思った次第。
ちなみに次の日にネット負リックスで「ホーンテッドサイト」を見たんですが、まさにそういうだめポイント、だめルート踏襲で、意味わかんないし、全然怖くないんですけど?な映画になってました。
「ゲヘナ」は、基本設定がかなりしっかりあるので、ラストまで見ると、ある程度、意味わかんなかったものが回収されます。

チャモロ人の聖域であり、呪われた地って設定がポイント。
それから、ヒロインがきーきーきゃーきゃーやらない冷静な人なのも、とてもよかったです。
どなたかが感想に、「日本のホラー映画のようだった」とありましたが、片桐氏が自主制作していたホラー映画をいくつか見せてもらっていますが、彼は基本、日本のホラー映画のテイストの作品が多いと思うので、その意見はかなり的をいているじゃないかと。
なので、死生観が日本的なので、この映画、西洋人には新しい恐怖タイプなんじゃないかなーと思いました。

帰り、ぺぺとデイブ役の方がお見送りしてくださいました。
みんなに撮影、サインを求められている片桐さんの横を、すすーっと通り抜けて帰ってきてしまったのですが、あとで本人に「声かけてくれればよかったのに」と言われまして。
いやぁ・・・私、そういうのだめなんだー(笑)
なので、メールで暑苦しい感想を送りました。

片桐氏、長い年月はかかりましたが、夢を叶えた人です。
素直にすごいなと思います。
それまでの努力や苦労など、本人や彼を知る人からいろいろ話しを聞いています。
たゆまぬ努力、くじけぬチャレンジスピリッツ、そしてけっしてあきらめない気持ちがあったからこそ、夢を叶えることができたんだなと思いました。
ここからの彼の活躍も、ずっと応援したいと思っています。

Posted on 2018/08/05 Sun. 20:15 [edit]

category: 映画

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一護が一護で一護だった! ~BLEACH  

評判よかったBLEACH、観て来ました。

いや、けっこうよかったよ。
マンガから実写化した中では、高得点な部類です。
原作とは設定とかちょっと違ってますが、私は気になりませんでした。
映画として、面白く観れた。

びっくりしたのは、一護が一護以外のなにものでもなく、一から百まで一護だったこと。
もうこれだけで、実写化ありがとう!でした。
原作は大量にキャラいますが、映画は死神ばっさりキャラカットで、ルキア、恋次、白哉のみ。
どの俳優さんもはまってた。

正直、前半、ちょっとだらけてしまった(観てる私が)んですが、後半、虚との戦い、そして恋次とのバトルは、見ごたえ満点でした。
Twitterで誰かが指摘していましたが、始解は三回までってのも、きっちりやってくれてて、「おお!」となりました。
ルキアの杉咲花、「無限の住人」でもよかったけど、ルキアもよかったです。
一護役の人とは、無限では敵対関係でありましたな。

かなり楽しめたんですが、前のめりになるほどにはならず。
よく出来てたナーと感心して終わりました。
観て損はないよ!
そんでなんか、続編できる感じ満々なんですけど、どうなるのかな。






Posted on 2018/07/24 Tue. 22:43 [edit]

category: 映画

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正しさの前に壊されていくもの ~万引き家族  

パルムドールで審査員のケイト・ブランシェッとが「ペインフル」と言っていたのですが、まさにそういう映画でした。

犯罪を肯定する映画だとかいう批判や非難がSNSにでまくっているようですが、それは明らかにこの映画を観ていない人の意見なので、無視していいです。
近来稀なる邦画の大傑作なので、ぜひ見てください。

以下、ネタばれ含むので隠します。

-- 続きを読む --

Posted on 2018/06/17 Sun. 10:33 [edit]

category: 映画

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悲しみの駄作 ~カーゴ  



ショートフィルムで賞もとったあの「カーゴ」が映画化って話は聞いていましたが、なんとマーティン・フリーマン主演でNetflixにきました。
ゾンビに噛まれた父親が、ゾンビ化しながら、自分を赤ちゃんの娘を運ぶカーゴにして荒野をさまようって話。
見るの、ものすごく楽しみにしていた!

だが・・・・・・・・・・・・・・・ なんぞ、これ ?


ここから思いっきりネタバレ。

基本設定の部分はほぼ、オリジナル通りなんですが、尺はものすごく長くなるわけなので、当然、いろいろくっつけなければならない。
それはわかってたけど、ほんと、それが「なんぞ、これ?」でありました。

ホラーやサスペンス映画で、うっかり八兵衛みたいなことやらかすって、本当にがっさり興を削ぎます。
例えば、それやったらゾンビ来るでしょ?っていうのを平然と笑顔でやらかすとか、殺人鬼に追われてる真っ最中なのに、いきなりセックス始めるカップルとか、もう何それ、馬鹿なの?死ぬの?あ、やっぱり死ぬよね?みたいなそういうの。
それがこの映画、冒頭の一番重要なところで二回もある。

最初は、ゾンビがやまほどいる状況の中で、たかだか髭剃り探しに、うかうかと現場にいっちゃう妻。
まぁね、確かに、夫は彼女を心配させないために、食料探しにいった場所について、「大丈夫、安全だったよ」とは言ったけどさ。

で、噛まれた妻、「私をこのままにして、娘をつれて逃げて」って言うんですが、「何言ってる?病院に連れて行く」「君を愛してる、置去りにできない」って、刻一刻ゾンビ化していく妻抱きしめて、最後にしっかり噛まれる夫。
同じことやった馬鹿がいた。
「28日目」で、抗体があったためにゾンビにはなったけど、意識はしっかりしていて隔離されていた妻にキスして、あっという間にゾンビ化して、避難施設で大襲撃やらかした夫。

もしゾンビが蔓延した際は、絶対欧米諸国にはいたくありません。
「愛してる」っていって、こうやってゾンビ化する馬鹿が山ほどいるってわかった。

48時間でゾンビ化するわけですが、その間、いろんな人に会います。
まぁ、ロードムービーらしいっちゃらしいんだけど、正直、インパクトのあるエピソードにはなりえていない。
その間、ゾンビ化する発作は、なぜか夜限定。

そして、同行するのはアボリジニの少女。
ゾンビ化する人々の中、アボリジニの人々は原点回帰しており、生き延びてコミューン作ってるって設定。
娘は最後、彼らに手によって生き延びることができますって終わりなんでですが。

肝心のカーゴな部分、最後の数分のみ。
オリジナルで、父親が悲壮な覚悟と壮絶な状況で、娘を生き延びさせるために選んだたったひとつの方法、背中に娘をしょい、風船をそこにつけて、自分の前には枝につるした生肉をたらし、それを追うようにしてただ前へと歩き続けるあのシーン。
見る人を、「うわあああああああああああああ(号泣)」にしたあの感じ、映画にはまったくありませんで。

同じくショートフィルムから映画化した作品に、ホラー「ママ」があります。
女の子ふたり、帰ってきたママに対する態度がなんかおかしいよ?みたいなショートフィルムですが、これがどえりゃー恐ろしいショートフィルムで。
これを映画化したのは、我らがデルトロ。
映画は、これを大きくふくらませて、行方不明になっていた姪ふたりが、森の中の小屋で野生児と化して生き延びていたのを引き取った夫婦が、彼女らは幽霊に育てられていたってことを知るってホラーになってました。
いやもう見事でした。
ラストなんて、さすがデルトロ、ラストがすげー。

ショートフィルムを長編映画に作り変えるって、ものすごく難しいと思います。
そぎ落とした部分を加える必要があるわけで、なぜ?どうして?の部分、なかったことで成功した物語にあえて加えなければならない。
わかるんだけど、「カーゴ」については、オリジナルが素晴らしすぎて、これに並ぶこともできておりませんでした。

ってことで、以下、オリジナルの方。




Posted on 2018/05/27 Sun. 07:58 [edit]

category: 映画

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